掲載日:2013年11月29日 パルシステム生活協同組合連合会

「被災地の新しい『明日』カンパ」福島の子どもたち支援プログラム報告放射能を心配せず外でおもいきり遊びました

パルシステム連合会は2012年年度、「被災地の新しい『明日』カンパ」を呼びかけ、2プログラム合計で1,799万5,011円が寄せられました。「福島の子どもたち支援プログラム」について、活動を報告します。

子どもの健康を守る保養プログラム

パルシステム連合会は、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所の事故で被害にあった地域を支援する活動を続けています。その一環として、2012年11月から13年3月にかけて「被災地の新しい『明日』カンパ」として、「福島のこどもたち保養プログラム」「南三陸町の復興のために」への支援を呼びかけました。その結果、2つのプログラム合わせて1,799万5,011円が寄せられました。ご協力ありがとうございました。

福島県内には、いまも放射線量の比較的高い地域があり、こどもたちは被ばくの心配のなかでくらしています。チェルノブイリ事故のデータが示すように、こどもたちの健康維持として遠隔地で一定期間過ごす保養は欠かせません。

保養は、1回が短期間でも繰り返し実施することが必要です。「福島のこどもたち保養プログラム」は、パルシステム連合会と会員生協では、福島のこどもたちを受け入れ、交流するものです。これらの活動支援を呼びかけに対し、1,226万7,373円が寄せられました。

13企画で470名を受け入れました

木の葉を使った「森の人」(「山形週末保養」で)

パルシステムグループでは、カンパを活用して13回のプログラムを企画し、合計470名を受け入れました。

パルシステム連合会が米沢郷牧場と協力して3回実施した「山形週末保養」では、バーベキューや鶏舎の見学、イナゴ採りなどを行いました。なかでも屋内プールでのひとときは、スタッフの想定と異なり、保護者のみなさんに好評だったそうです。また、木の葉などを使った「森の人になろう」では、夢中になって子どもたちに飾りつけをしていました。

バンガローでの宿泊は相部屋で、同じ部屋になった子ども同士が昔からの親友のように仲よくなり、見ているほうも楽しくなりました。

パルシステムグループではこれからも保養プログラムを開催し、福島のこどもたちへの支援を継続します。

●寄せられたカンパで開催された保養プログラム

開催日 イベント名 主催生協 受け入れ
人数
3/27(水)

3/28(木)
春休み♪福島の子ども保養プロジェクトin横浜 パルシステム神奈川
ゆめコープ
33名
7/14(日)

7/15(月)
奥中山高原の酪農家さんに会いに行こう! パルシステム福島 28名
7/30(火)

8/1(木)
ちばの海!、山!で夏をおもっきり体感しよう パルシステム千葉 41名
7/31(水)

8/2(金)
福島の子ども保養プロジェクトin埼玉 パルシステム埼玉
(埼玉県生協連)
47名
8/5(月)

8/7(水)
夏休み☆福島のこども保養プロジェクトおだわら&あしがら パルシステム神奈川
ゆめコープ
18名
8/7(水)

8/9(金)
新潟保養”自然体験” パルシステム連合会 20名
8/9(金)

8/11(日)
熱気球と田んぼと畑で親子にっこり パルシステム静岡 7名
8/10(土)

8/11(日)
アクアマリン見学と磯の観察会 パルシステム福島 140名
8/19(月)

8/21(水)
富士山を眺め!山梨の夏を満喫しよう パルシステム山梨 29名
8/19(月)

8/21(水)
群馬満喫ツアー パルシステム群馬 32名
9/14(土)

9/16(月)
山形週末保養 パルシステム連合会 31名
10/12(土)

10/14(月)
山形週末保養 パルシステム連合会 31名
11/16(土)

11/17(日)
山形週末保養 パルシステム連合会 13名
合計 470名
2013春休み♪福島の子ども保養プロジェクト in 横浜
群馬満喫ツアー
富士山を眺め!山梨の夏を満喫しよう
奥中山高原の酪農家さんに会いに行こう!
新潟保養“自然学校“
福島のこどもたち保養プロジェクトin埼玉
(写真提供:埼玉県生協連)
このページの上へ戻る
このページの上へ戻る