-Vision-パル・ミートがめざすこと

パルシステムの食肉専門会社として、
社会と未来に貢献したい

パル・ミートは、生活協同組合パルシステムグループのお肉専門の会社です。「畜産」というテーマから、グループの基本理念である「心豊かなくらしと共生の社会」創りに貢献しています。

共生の社会とは、生産者も消費者もつながり合いながら、みんなが幸せに生きていけるということ。両者をつなぎ、みんなが笑顔になる商品を自ら作り出すことが、私たちパル・ミートの使命です。

畜産こそ、資源循環型農業の要

パル・ミートは、産直産地とともに、資源循環型農業を基盤とした「日本型畜産」を進めています。日本型畜産とは、輸入飼料にできるだけ頼らず地域で飼料を調達して家畜を育て、家畜から出た糞尿を堆肥としてまた地域に還す畜産のあり方のこと。畜産を要に、地域全体で資源が循環すれば、持続可能な食料生産が実現できます。

家族経営の小さな産地から全国有数の大きな産地まで、各地域・各規模でこの取り組みを進めることで、日本の畜産の未来を切り拓きたいと考えています。

私たちの商品で産地と食卓と未来をつなぐ

肉は、消費者の手元に届くまでに経由する施設や企業が多く、とくに作り手の顔が見えにくい食べ物でした。作り手まで辿ることのできる肉を、自らの手で直接商品にして届けたい。そんな想いを背景に誕生しているからこそ、パル・ミートは商社ではなく、自ら商品を作り出す食品メーカーなのです。

産地と食卓をつなぐのは、商品そのものです。私たちの役割は、産直肉の価値をだれよりも理解し、よりおいしくより使い勝手のよい商品に加工すること。産地と食卓を有機的に結ぶ商品づくりを実践していきます。

食べればわかる。産直肉の価値

産直肉の価値を伝えることも、私たちにとって大事な仕事のひとつです。カタログやWEBサイトなどを通じて、産地の取り組みや日本型畜産の重要性を伝えつつ、そのおいしさについても発信しています。

また、パル・ミート本社と習志野事業所では、組合員だけでなく、周辺地域住民の皆様にも産直肉のおいしさを発信しています。焼肉や焼きそばなど産直肉を使った料理がふるまわれる「パル・ミートフェスタ」です。今ではすっかり地域のお祭りとして定着し、社員たちと地域住民との交流の機会にもなっています。