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産直産地より2025年新春のごあいさつ掲載日:2025年1月6日


◆コア・フード牛肉産地
宮北牧場 宮北 輝


新年あけましておめでとうございます。生産者の宮北です。
日頃から「コア・フード牛」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
昨年はすべての品目で値上げとなる中、「コア・フード牛」も値上げとなってしまい、組合員のみなさまにはご不便をおかけし、ノーザンび~ふ産直協議会のメンバー共々精進していく所存ですので今後ともよろしくお願いいたします。
昨年は多くのみなさま方に牧場に来ていただきました。我々の取り組みを知っていただけたことと、牧場の現状の課題などを感じていただけたことは、我々にとっては大きな推進力となり、次に進むためのパワーとなっております。
一昨年の記録的な猛暑に比べれば、昨年は暑かったものの、寒暖の差が激しい一年だったと思います。牛さんたちには特に大きなトラブルがなく、何とか一年間乗り切ることができ安堵しています。
昨年は新たな挑戦で飼料イネの作付けをはじめて行いました。この圃場は牧草畑でしたが30年ぶりに復田し、乾田直播という方法で行い省力化することによって飼料イネの作付けをすることができました。収穫はすべてをロールしてラップフィルムで梱包して作付けを終えることができ、冬場の牛さんのエサとして給餌します。
環境だけではなく、すべてのものが大きな円を描くように、循環の取り組みが我々の一番の望みです。たまたま肉牛を通じてそれを伝えたい!そんな取り組みを実現するまで、みなさま方と一緒にともに歩んでまいります。
畜産を取り巻く環境は一層厳しくなっておりますが、次の時代にも活かされる取り組みをめざしてがんばってまいります。
本年もみなさま方にとって「良い年」になりますようにお祈り申し上げます。



◆コア・フード牛肉産地
内藤牧場 内藤 順介・圭子


新年あけましておめでとうございます。
旧年中は「コア・フード牛」の登録で私たち生産者を支えていただき、本当にありがとうございました。
昨年の我が牧場は、一昨年の夏の猛暑・酷暑の影響もあって、新しく導入した種雄牛の体調不良により種付け時期が大幅に遅れ、出産時期が本来であれば4月から7月くらいになるものが8月以降にずれ込んでしまい、子牛の成育に影響を及ぼしていること。また3年前から国の補助事業で放牧地の更新を進めていて、14haで牧草の種子を蒔きましたが、真夏の高温と8月末に2度襲った短時間の集中豪雨の影響で発育不良と流失で、ほぼ全面積今年蒔き直しが必要になるなど、あまり良い年ではなかったという実感です。
そうは言っても出荷牛については成育も良く枝肉重量も大きく、みなさまのおかげで当初の計画通り出荷できており、ありがたいことと思っています。あらためて感謝申し上げます。
さて話は変わりますが、我が家では一昨年11月と昨年5月に孫が誕生し、合わせて4人の孫になりました。牧場では毎年10月に牧場祭を開催していますが、その時に撮った4人全員集合の写真です。孫たちが成長するにつれ我が身は衰えていくわけですが、あちこちガタが来ている身体をいたわりながら一年でも長く孫の成長を見守ることできるよう、がんばっていきたいと思います。今後とも「コア・フード牛」をよろしくお願いいたします。
みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。



◆コア・フード牛肉産地
榛澤牧場 榛澤 保彦・恵美子


組合員のみなさま、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は「コア・フード牛」をお買い求めいただき誠にありがとうございました。
2024年シーズンを振り返ると総合的には順調だったかな?という印象。耳標付けで母牛に襲われることもなく、牧草もスムーズに進み、予防接種も多少蹴られたり踏まれたりしたけど(笑)大きな怪我もなく終わりました。
ただ、初めての出産を迎えるグループの牛たちは難産が目立ち、付きっきりで出産に立ち会うなど大変なこともありました。2産目は安産であることを願うばかりです。
昨シーズンの双子ちゃんは2組でした!私達も双子ちゃんの育て方(育てさせ方)に慣れてきたのか、どちらの親子も3頭仲良く元気に過ごしています。母ちゃんは大変そうですがちゃんと2頭を認識してしっかり子育てしています。そんな姿を見てつくづく「尊敬」です。
今年は何組の双子ちゃんが産まれてくるか今から楽しみです。
さあ!2025年スタートです!
本年もみなさまがご健勝でご多幸でありますよう、心からお祈り申し上げます。



◆コア・フード牛肉産地
鉢呂牧場 鉢呂 健人


新年あけましておめでとうございます。
2024年を振り返りますと、ここ数年より幾分穏やかに過ごせたように思います。というよりも「慣れた」という方が正しいのかもしれません。依然として円安、物価高は続いています。生産現場では毎年毎年経費がどんどん上がっていきます。その分収入も上がればいいのですが、そうは簡単にいかないですね。
それでも春が来ると畑を耕し、種を蒔き、秋には収穫するという周期はずっと変わりません。現在の状況が種を蒔いている時期だと思い、数年後には明るい未来という実を収穫できるための2025年になることを期待しております。
本年もこれまで同様よろしくお願いいたします。



◆コア・フード牛肉産地
雄武肉用牛振興協議会 小松原 隆一


新年あけましておめでとうございます。
パルシステム生協組合員のみなさまには、2025年の新春を迎え心からお慶び申し上げます。雄武町のアンガス牛(コア・フード牛肉)をご愛顧いただきありがとうございます。
昨年の天候は、雪解けの早い春でしたが、夏は天候不順、残暑が続いた秋、いつも通りの雪と牛たちにとって、大変な年だったでしょう。牛の状態ですが、例年より春先の事故がありましたが、何とか乗り切りました。
また、ウクライナ情勢に加えてイスラエル、パレスチナ問題で世界情勢が不安定で円安ドル高などで、資材や燃料代の高止まりで先が見えない現在、自国優先の世界で食糧の安定供給が求められる現在、国内飼料の「コア・フード牛」の子牛生産者として安心・安全を組合員のみなさまにこれからも努力を続けていきますので、2025年もみなさまのご多幸をお祈り申し上げます。



◆すすき産直牛産地
神内ファーム二十一 すすき牧場 薄 一郎


謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
いつもすすき牧場の牛肉をご愛顧いただき、心より御礼申し上げます。
私たちは、「安全でおいしい牛肉をお届けする」という生産者としての使命と責務を胸に、日々努力を続けております。本年も地域循環型農業をさらに推進し、地域資源を活用した持続可能な生産を通じて、環境や動物福祉に配慮した牛肉をみなさまの食卓にお届けしたいと考えております。
組合員のみなさまの温かいご支援に感謝するとともに、これからも安心してお選びいただける商品づくりに全力を尽くしてまいります。本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
みなさまの健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。



◆牛肉産地
ホクチクファーム 標茶分場 端谷 恒介


新年あけましておめでとうございます。
みなさまには、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございます。
本年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。
みなさまのご健勝とご発展をお祈り申し上げます。



◆牛肉産地
士幌町肉牛産直会 奥秋 和博


新年あけましておめでとうございます。
組合員のみなさまには日頃より「北海道産直牛」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
さて、今年は巳年です。巳年は「植物に種子ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年」といわれるそうです。
昨今の畜産情勢につきましては、厳しい状況が続いており、明るい話題がなかなか見つからず憂いに満ちた状況ではありますが、巳年の云われでありますように「大きく実を結ぶ一年」になることに期待しつつ、日々努力を重ね、より足元を固めていきたいと考えております。
諸物価高騰により生活防衛意識の高まりによる牛肉離れという言葉も聞かれますが、組合員のみなさまに選ばれる牛肉として、今後もより一層安心・安全な牛肉産地として努力をしてまいりますので、今後とも「北海道産直牛」をよろしくお願いするとともに、組合員のみなさまのご健康とご多幸をご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。



◆牛肉産地
榎本農場 榎本 裕太


組合員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
みなさまには、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
昨年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。
当地北海道士別市はすっかり冬景色で、辺りは白銀の世界となり、厳しい極寒の季節となっております。当牧場においても、防寒具を身に纏い除雪作業に、牛の飼養管理と、忙しく毎日を過ごしております。
さて昨年はみなさまにとってどのような一年だったでしょうか。榎本農場では従業員一同、大きな怪我なく、楽しく仕事ができ、充実した良い一年になりました。私事となりますが、長男は中学生になり、毎日楽しく勉強、部活に励んでいますし、二男も勉強に野球少年団と、日々がんばっています。休みの日になれば、奥さんが長男の部活の試合、私は二男の野球の試合と、分かれて子供の応援に行っていました。一年があっという間に過ぎてしまい、時間の経過の速さに怖さを感じてしまいます。
世間では、石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生、20年ぶり新紙幣発行、石破茂新内閣が発足、大谷翔平が大リーグ史上初 50HR50盗塁達成、明るいニュース、暗いニュースとさまざまな出来事がありました。
牛を取り巻く環境は、現在も厳しい状況が続いております。牛の餌も高く、安くなることはなく、物価の上昇、燃料の高騰など、費用の上昇はもはや止まることがありません。経営をしていて未来の展望が読めない不安もあり、厳しい時代が来ていること改めて感じています。ですが自分にできることを実直にこなし、楽しく、愛情をこめて、牛にやさしく、人にやさしく、自分らしく、やっていけたら良いのかなと思ってもおります。自分だけが辛いわけではなく、他の人ももちろん辛い、お互いがお互いを思いあえる、優しい関係性をなくすことなく、今年もみなさまの食卓に「安心」「安全」な牛肉とともに「幸せと優しさ」も、お届けできるように全力でがんばっていきますので、今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、組合員のみなさまのご利用に感謝するとともに、みなさまにとって良き年となりますことを心よりお祈り申し上げまして、年始のご挨拶とさせていただきます。



◆豚肉産地
山形コープ豚産直協議会 矢口 喜幸


謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年も無事新年を迎えることができました。これもひとえにパルシステム組合員並びに職員の方々のご支援とご協力の賜物だと思っております。
昨年は、久しぶりに現地開催で定期総会を開催することができました。その際に、組合員の方々に実際に豚肉を食べていただき多くの感想をいただいたことは大変励みになりました。
今後もみなさまのご期待にお応えするべく安全でおいしい豚肉を作り続けていきますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。



◆豚肉産地
首都圏とんトン協議会 川岸 保貴


新年あけましておめでとうございます。
昨年中におかれましては、組合員のみなさまをはじめ多くの方々のご支援を賜りましたことを、首都圏とんトン協議会一同心より感謝申し上げます。
一昨年から通常総会がリアル開催の運びとなり、各会員生協の理事および関係者におかれましては8月の酷暑の中、会場の市原にまで足を運んでいただき誠にありがとうございました。当日は出席された多くの方々に活動報告および意見交換ができましたこと、北見会長はじめ会員の松ケ谷、川嶋、安田と嬉しく思っております。また、昨年はパル・ミートとともに産直連続講座で各会員生協様へ伺わせていただき、ご参加くださった組合員のみなさまと大変有意義な時間を共有させていただいた中、養豚業や豚肉への関心とご理解をいただけたこと、とてもありがたく思っております。この場を借りてお礼を申し上げます。
私どもは本年も、安心・安全でおいしい産直豚と「パルシステム千葉のこめ豚」をみなさまの食卓へお届けすることをモットーに日々精進してまいります。また、地域の方々と手を取り合い、持続可能な資源循環型農業をこれからもすすめてまいります。
最後になりますが、本年も組合員のみなさまをはじめ職員の方々、日本の生産者にとって実り多き良い一年となりますよう心よりお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



◆豚肉産地
ポークランドグループ 豊下 勝彦


新年あけましておめでとうございます。
私たちは「食べる人の健康に責任があるから、顔の見える関係を築いていきたい」と考え、これからも「消費者と生産者の絆」を大切に、食の安心・安全を未来へ繋ぎます。
本年も「日本のこめ豚」のポークランドグループをよろしくお願いいたします。



◆豚肉産地
林牧場 林 丈志


新年あけましておめでとうございます。
昨年も私たちの生産した「産直豚」をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました!
私たちの農場がある群馬県はダルマの生産地として知られており、当社でも毎年大きなダルマを購入し、年初めには社員みんなで願いを込めながら、ダルマの左目に墨を入れます!
私も毎年、安全でおいしい、栄養満点の豚を組合員のみなさまにお届けできるよう願いを込めております!
今年も組合員のみなさまにとって良き年となりますことを心よりお祈り申し上げまして、年始のごあいさつとさせていただきます。



◆豚肉産地
ナカショク 鶴岡肥育農場 菊池 憲司


新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、弊社で生産いたしました豚肉をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
昨年は、11月に弊社養鶏場にて鶏インフルエンザが発生してしまった際は、取引商品ではありませんでしたが、温かいお言葉をいただき感謝申し上げます。少しでも早く再開できるように、養鶏部署だけでなく弊社全体で社員一丸となり取り組んでおります。
畜産業界だけではありませんが、大変なこの情勢を皆で協力し乗り越え、より良い豚肉を組合員様にお届けできるように努め、安心・安全な豚肉を生産してまいりますので、今後もよろしくお願いいたします。



◆豚肉産地
山口養豚場 山口 昌興


謹賀新年
旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
本年も山口養豚場では、自然の恵みを大切に、組合員のみなさまに安心・安全でおいしい豚肉をお届けできるよう努めてまいります。
新しい一年がみなさまにとって素晴らしい年となりますよう、お祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



◆豚肉産地
ピックファーム室岡 室岡 賢司


謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
本年も安全でおいしい豚肉をお届けするため、社員一同誠心誠意努めてまいりますので、なにとぞ本年もより一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
組合員様はじめ関係者のみなさまの健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。



◆豚肉産地
新潟ときめき産直豚生産者の会 外川 直輝


あけましておめでとうございます。
日頃より産直豚をご利用いただき誠にありがとうございます。
昨年の夏は、一昨年に引き続き2年連続となる記録的な猛暑となる環境下で、養豚にとって大変厳しい状況でした。当産地では給水装置をはじめとした暑熱対策による適温維持に気を配り、少しでも豚が快適に過ごせるよう努めましたが、この地球沸騰化は畜産にも大きな影響を及ぼしてきています。
本年も養豚においては飼料高騰など厳しい経営状況ではありますが、これからもみなさまから安心してご利用いただけるよう、安全で良質な豚肉作りに努めてまいります。
2025年初春、組合員のみなさまのご多幸をお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。



◆豚肉産地
アーク(Ark館ヶ森) 橋本 友厚


新年あけましておめでとうございます。
日頃より当社「アーク/Ark館ヶ森」の商品をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
昨年もお客様、お取組先様、関係者様、そして社員一同に支えていただいた一年でありました。お陰様で混沌とした世界情勢の中でも、何とか一年を健全に過ごすことができました。改めて感謝申し上げます。
豚肉生産において私たちを取り巻く養豚業界も、年々生産者戸数が減少しており、今や全国で3,000件を割ったという話です。私が就職した時には10,000件近くもあった記憶があります。この20年で3割ほどになってしまいました。悲しい気持ちもある中で、自分たちが果たす役割、責任というものをひしひしと感じます。
本年も「食はいのち」の理念の下、社員一同、お客様とともに、より組合員のみなさまに愛され、喜んでいただける生産品をお届けすべく精進してまいります。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。



◆コア・フード地鶏しゃも産地
北浦しゃも農場 下河辺 貴博


新年あけましておめでとうございます。
日頃より「コア・フード地鶏しゃも」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
近年落ち着きを見せていたコロナウイルスですが、再び流行りだしてしまい予断を許さない状況です。それに我々養鶏業界は、長年猛威を振るっている鳥インフルエンザに対する警戒も強めなければなりません。
まだまだ厳しい昨今、これまでリモートでの交流が主流でしたが、昨年度から現地での交流が再開されました。これらを通しての産地の方々や組合員のみなさまとのふれあいは、今年も精力的に行っていく所存です。他の産地とも協力して界隈全体をともに盛り上げていけたらと思っております。
我々生産者にとってみなさま方の応援はとても大きな活力となり、支えとなっております。それに報いられるよう、より一層精進して参りますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
今年もより良い一年を送られますよう、みなさまのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。



◆米沢郷鶏産地
米沢郷牧場 伊藤 充孝


新年あけましておめでとうございます。日頃より「米沢郷鶏」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
昨秋より各地で多くの高病原性鳥インフルエンザの発生・被害があり、野鳥でも感染が確認・報告され、私たちもより細心の注意を払いながら防疫のみならず飼養管理の再強化・徹底を図っております。
また、飼料価格がまだまだ高止まりしており、生産費、保管・物流費等の値上げが続き、特に私たちのような小さな規模の産直産地の持続可能性が問われています。
一方、異常気象が当たり前・身近なものとなっており、昨夏の猛暑は、果樹・野菜・稲作生産では少なからぬ影響と被害がありました。また、豚・鶏の飼育でも各地で猛暑の影響・被害がありましたが、決して他人事ではありません。
1978年の設立以来、私たちは農民の自立を掲げ、家族農業を基本にグループで地域(資源)循環型の有畜複合経営を実践し、環境負荷を軽減し、「食の安心・安全と食料自給力向上」と「農業を営み続けること」を生産者自身の課題とし、自ら創意工夫を重ね、挑戦し続けてきました。そこには組合員のみなさまとの交流・学習を通しご支援・ご理解をいただきながら、みなさまと常に繋がっている・繋がっていたいとの思いがあります。
アニマルウェルフェアの基本である薬剤に頼らず健康に「鶏を鶏らしく」飼育すること、ますます商業的に進む遺伝子組み換え(ゲノム編集も含む)作物の動向に対する「non-GMO飼料」への取り組み、地域内での飼料用米の生産と給餌ならびに鶏糞の堆肥化による田畑への還元(「日本型畜産」)等々、あたりまえのことを継続しています。
現在は、環境問題、パンデミック、戦争、インフレといった複合危機の時代です。行き過ぎた資本主義・新自由主義の見直し等の動きが徐々に見られますが、それは「対処療法」にとどまり、根本的な解決方法にはほど遠く、楽観主義は通用しない状況です。昨今の世界情勢はより不透明感が深まりつつあります。
そのような中、これまでの取り組みを継続・推進することこそが、自らの生きる社会や暮らしを守るものと確信し、持続可能な循環社会=「共生社会」造りへ繋げたいと考えております。
今年も、自給飼料(飼料用米)の域内生産の拡充を図り、米沢郷鶏の飼料の米配合割合を高める試みに挑戦し続けます。また飼料用米のほかにも飼料用作物(子実トウモロコシ)の生産、肥料自給の質的向上にも挑戦したいと考えております。
改めて、深く、私たちは何をめざし、何をいかに生産するのかを選択し、「食べる」「作る」のかをともに考えなければなりません。それは組合員のみなさまの「エシカル消費」そのものと繋がります。
今後とも米沢郷牧場グループは、地域環境を守り、仲間と組合員のみなさまとの交流を通し「安心」を共有することにより「安全」な食べ物を作り続けます。健康な鶏、安全でおいしい鶏肉(ならびに青果物)をお届けし、喜んでいただけますよう、若い生産者の仲間とともに家族農業を守り育て、会員農家・職員がひとつとなり、より一層励みますので、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、みなさまとの交流をはじめ、平和で平穏な日常が過ごせることを願っています。



◆までっこ鶏産地
までっこチキン生産者連絡協議会 小林 正宗


組合員のみなさま、あけましておめでとうございます。
いつも「までっこ鶏」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2023年は新型コロナウイルス感染症も第5類に移行され、2024年も前年と同様に組合員のみなさまと対面での学習会の開催や、さまざまなイベントに参加することができ、我々生産者にとっても嬉しい年となりました。
さて、近年は世界各地で自然災害が多発し、昨年はこちら岩手県でも台風5号による記録的な大雨により被害があった農場もありました。
また、夏の最高気温は年々高くなってきており、高温多湿で残暑も長く、対策に追われる日々を過ごしました。
高病原性鳥インフルエンザに関しましては今冬も発生が早く、昨年の10月上旬から確認されております。飼育管理について一番気を抜けない時期となりますので、防疫対策をより一層強化し警戒態勢で臨んでまいります。
今後も生産者として安心・安全・元気な「までっこ鶏」を育てていくと同時に、みなさまと直にお会いしての学習会や交流会などで、農場の生産から鶏肉の加工、鶏ふんを使った発電による循環型農業まで、手間ひまかけて大切に育てた「までっこ鶏」の味わい・魅力をみなさまにお伝えできるよう努めてまいります。
本年も「までっこ鶏」を何卒よろしくお願い申し上げます。今年も多くの組合員のみなさまと交流できることを楽しみにしております。



◆鹿児島若鶏産地
薩南ブロイラー団地生産者協議会 小田代 正志


新年あけましておめでとうございます。
日頃より私共の丹精込めてお届けする「鹿児島若鶏」をご愛用いただき、薩南ブロイラー団地生産者一同、心より厚く御礼申し上げます。
昨年は学習会にも参加させていただき、みなさまとの交流の場が回復しつつあることを大変うれしく思っております。我々生産者にとってみなさまからの声はとても大きな活力となり、支えとなっております。
さて、ここ鹿児島でもすっかり冬の季節となり、自然の光と風の入る鶏舎にて「鹿児島若鶏」はすくすくと成長しており、生産者はわが子のように一羽一羽ていねいに一生懸命育てております。
一方、近年では日本各地で鳥インフルエンザが頻発しており、防疫衛生対策の徹底に生産者は気の休まらない緊張感のある日々を過ごしております。
我々生産者は鳥インフルエンザにも負けない、組合員のみなさまに「おいしい」と笑顔になっていただける、そんな思いを浮かべながら、本年も「鹿児島若鶏」(ほんもの)を組合員のみなさまにお届けします。
組合員のみなさまをはじめ、関係者のみなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。



◆鶏肉産地
日本ホワイトファーム 知床生産部 小山 明仁


謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は組合員のみなさまにおかれましては、格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
私たちの農場は、知床の山々を望む自然豊かな北海道網走市にあります。
昨年は例年にない猛暑の影響で飼養管理に苦労しましたが、無事に健康な鶏肉を組合員のみなさまにお届けでき一安心しております。これから本格的な冬を迎え、一面白銀世界となり寒さが厳しい季節を迎えます。
凛と張り詰める空気の中、日々天候や鶏の状況を確認しながら快適な環境をつくり、私たちが丹精こめて育てた自慢の鶏を、組合員のみなさまに召し上がっていただきたいという思いで、今年も健康な鶏の飼育に邁進してまいります。
「鶏肉」を通してみなさまの食卓を笑顔にできますよう、一羽一羽を大切に育ててまいりますので、変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。