-News-お知らせ

新年あけましておめでとうございます。

引き続き世界での紛争が広がりを見せ、弱者である生活者が、それも多くの子供たちが被害にあい犠牲となっています。また、昨年の元日に発生した能登半島の震災とその後の大雨による被害により、未だ復旧復興できずに厳しい生活を送っている多くの方々がいます。パルシステムグループとして、引き続き支援を継続してまいります。
そして日本の生産現場では、飼料の高騰、肥料の不足、異常高温による畜産経済動物の生育不良、家畜疾病の猛威、為替変動による輸入肉や飼料への影響など、生産現場の努力だけでは解決できない大きな問題が重なっています。世界経済も日々不安定さを増し、異常気象によりさらに拍車がかかり、食料確保や世界の物流にも大きな影響や災害が出ており、コスト高は避けられない状況です。

そうしたなかで、当社はパルシステムグループと共に長年「産直事業と産直交流」の取り組みにより、生産と消費の場で双方の事情と課題を理解しながら、「日本型畜産」を中心とした産直の畜産を進めてまいりました。これも生産者のみなさま、ご利用いただく組合員のみなさま、その流通・商流で関わっていただく多くのみなさまのご理解とご協力があって、産直事業が継続できています。共に理解し合うみなさまに心より感謝申し上げます。

これからも持続可能な「日本型畜産」を中心に、「おいしさ」の視点も大切にして生産者と消費者の信頼に応え、パルシステムグループの基本理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」を進めるため、当社の使命として「パルシステムグループの産直事業を発展させることを通じて、組合員のくらしを豊かにするとともに、日本の畜産事業の発展に貢献する」を果たすべく取り組んでいきます。
本年も役員社員一同力を合わせて、生産者のみなさまと共に課題解決をしながら、「安全安心のおいしい食肉」を組合員のみなさまにお届けしてまいります。
本年も、よろしくお願いいたします。