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2019年度パルシステム生産者・消費者協議会 畜産部会掲載日:2019年6月24日

5月10日(金)に東京都文京区の林野会館にて、2019年度パルシステム生産者・消費者協議会畜産部会が開催されました。産直肉・卵の生産者、各会員生協の消費者幹事、畜産・牛乳・卵に関わるメーカーや関連会社、事務局を含め54名の参加となりました。
今回の畜産部会より役員が改選され、新たに会長として下河辺氏((有)北浦しゃも農場)、副会長として榎本氏(ノーザンび~ふ産直協議会 (有)榎本農場)が就任しました。
講演では「豚コレラの現状」と題して、(有)豊浦獣医科クリニックの大井氏より、国内で蔓延しつつある豚コレラについて、現状と見解が報告されました。現状の共有に加え、行政対応の遅さや方針への厳しい見解をいただきました。また、報告・確認事項では、「畜産堆肥の活用」、「飼料用米の動向」について、パル・ミートより報告を行いました。いずれも取り巻く環境が厳しい状況にある中で、いかにしてマッチングを行っていくかが今後の課題であることが共有されました。
まとめ・所感では生産者の代表として、(株)すすき牧場の薄氏や神奈川中央養鶏農業協同組合の彦坂氏より、「畜産部会を地域や個別での悩みを部会で話し合えるような場にしていきたい」、「様々な畜種を横断しているからこそ、そこにポイントがあると感じている」など今後への期待が語られました。各会員生協の消費者幹事からは、畜産の取り巻く環境が報告された本日の部会に対しての受け止めとともに、「畜産全体のことが話される機会の少なさ」から「畜産全体を学ぶ場の必要性」を求める声が上がりました。厳しい環境に立たされる中で、パルシステムに関わる生産者や消費者、メーカーが一体となって今後を考えていく有意義な会となりました。

  • 2019年度パルシステム生産者・消費者協議会 畜産部会<イメージ01>
  • 2019年度パルシステム生産者・消費者協議会 畜産部会<イメージ02>