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日本型畜産の推進について掲載日:2015年9月2日

■ポークランドの耕作放棄地開墾事業および秋から飼料米30%配合に

ポークランドでは、飼料米の配合を現在の10%を7月末から30%に高めていきます。このことにより、使用する秋田県産飼料米は5000トンで耕作放棄地を900ha解消できる面積にあたります。7月29日に全農秋田県本部、30日にパルシステム本部でそれぞれ開催された記者会見には多数のマスコミが集まり、テレビ3局、新聞など5紙で報道されました。

※ポークランドでは年間14万頭出荷しますが、そのうち約半分の7.5万頭を30%とすることでスタートしました。この7.5万頭のうち、4,5万頭がパル向けとなり、残り3万頭がその他向けとなります。しかし、準備が整い次第、全体の14万頭にも30%配合となります。

■パルシステムと提携産地との飼料米取り組みの計画
2015年度は、飼料米をパルシステム向けでは約3000t使用
パル向け以外も含め提携産地では、5600tを活用拡大中

畜産(精肉産地)への飼料米使用量
パルシステム向けには、約627ha作付・約3000t投与。豚5万頭、鶏95万羽、牛500頭出荷
さらに、提携産地ではパル出荷分以外でも約1147ha作付 約5600t活用
(2014作付・2015活用計画)
※鶏卵、酪農を除くパルの飼料米活用

■2016年度に向けて、2015年産飼料米はさらにバージョンアップ
パルシステム向けでは昨年度の1.5倍増の約4300t使用
パル向け以外も含め提携産地では、2.6倍増の14,700tを活用計画中

畜産(精肉産地)への飼料米使用量
パルシステム向けには、約900ha作付・約4300t投与。豚6.4万頭、鶏274万羽、牛500頭出荷
さらに、提携産地ではパル出荷分以外でも約3000ha作付 約14700t活用
(2015作付・2016活用計画)
※鶏卵、酪農を除くパルの飼料米活用

■パルの主要提携産地の取り組み(2015年産飼料米)

(1)までっこチキン(十文字チキン)は、地元岩手県産を中心に1300tから3000tに。
(2)鹿児島くみあいチキンは、地元鹿児島県産を中心に90tから500tに。
(3)ポークランドは、地元秋田県産を中心に6000tから10000tに