代表挨拶

代表理事 理事長 大信 政一
代表理事 理事長大信 政一
代表理事 専務理事 渋澤 温之
代表理事 専務理事渋澤 温之

世界的な新型コロナウイルス感染拡大により、私たちの日々のくらしに大きな混乱が生じています。被害にあわれたみなさまへ心からお見舞い申し上げます。あわせて最前線で働く医療・福祉団体、大変困難な状況にある方々を支える諸団体、食料品・生活必需品を供給し続け、ともに組合員・消費者のくらしを支える生産者・取引先・関係団体、すべてのみなさまに対し、心より激励と感謝を申し上げます。

新型コロナウイルスにかぎらず、近年は大規模地震や台風、大雪など日常生活に深刻な影響を与える災害がこれまでにない頻度で発生し、甚大な被害を与えています。2019年は、国内では台風15号・台風19号が通過し各地で水害が発生しました。オーストラリアでは「史上最悪」と言われる大規模な森林火災が発生しました。

台風被害を受けてパルシステムグループは、組合員へ募金を呼びかけ、被災自治体への義援金や、被災支援活動を展開する団体への支援金、被災した産地および取引先への見舞金として贈呈し、復旧・復興に活用しました。オーストラリアでは、非遺伝子組換えの菜種を生産するカンガルー島が、全島の約半分にあたる面積で被害を受けたことから、同島の基金へ支援金を贈呈しました。今後は「食べて応援」企画などを通じて組合員へ支援を呼びかけ、長期的な支援を続けていきます。

パルシステムグループの理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」は、人と人だけでなく、自然と人、そして現在と未来まで含んだ意味での「共生」を指します。先の見えない不安が社会全体を覆うなかで顕在化しつつある地域社会の分断や経済的格差の拡大とは相反する考えです。そしてこれは、国連SDGsが唱える「誰ひとり取り残さない」に通底するものです。

2020年6月には、この理念に基づき「『たべる』『つくる』『ささえあう』ともにいきる地域づくり」をテーマとする「パルシステム2030ビジョン」を定めました。事業と運動の両輪の下、人と人とのつながりを大切に、商品供給、共済・保険、地域福祉、電力の4事業を通じて地域社会への貢献を高めていきます。

自然や社会が生む課題を解決する機能として、また社会的インフラとして、協同組合への期待は世界的に高まっています。これらの期待に応えるため、地域や関係するみなさまとともに、持続可能で資源循環型の社会づくりをさらに力強く進めていかなければなりません。収束には年単位の時間を要することが予想されます。ともに生きる地域づくりが求められる時代との認識をさらに強め、英知を結集し協力することができれば、直面する未曽有の事態を乗り越えられると信じています。

このページの上へ戻る
このページの上へ戻る