パルシステムのTPPに対する立場について

2010年に政府から「TPP(環太平洋連携協定)」交渉への参加を検討することが表明されて以降、パルシステムグループでは、TPPに対する見解の発表、反対署名の取り組み、政府への申し入れ、各種学習会、他団体と協力した反対集会など、さまざまな活動に取り組んできました。
TPPの内容は国民には明らかにされないまま、政府による交渉のみが進んでいます。パルシステムでは、この間の情勢の変化・活動を通じた課題などを踏まえ、あらためてTPP交渉への参加に反対していきます。
パルシステムがTPP問題へ意見を表明する理由
私たちパルシステムグループは「心豊かなくらし」「共生の社会」をグループの理念として掲げ、助け合いの精神を基本として、お互いの信頼を基礎とする産直事業、1人ひとりが安心して暮らすことのできる社会づくりなどに取り組んできました。
TPPは下記のような問題を含んでいる、私たちの理念とはかけ離れた協定です。日本のTPP交渉への参加に対し、あらためて反対をします。
- TPPへの参加は、食の安全や農業など、私たちのくらし全般に重大な影響を与えます。
- TPPは共生型、互恵の協定とはいえません。
- TPPは一握りの巨大企業や富裕層の経済優先の成長だけを生み出す協定であると考えます。
- 国民には判断に足る十分な情報が伝えられていません。
【パルシステムのTPPに対する考え】詳細はこちらをご覧ください。