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パルシステムの商品案内 商品図鑑

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「一番搾り」と「非遺伝子組換え原料」にこだわった、安心品質のピュアな油『菜種油』

 

「カラッと揚がる」「さっぱりとして、胸やけしない」「繰り返し使えて経済的」など、多くの組合員に支持される『菜種油』。通常の供給で毎週約1万パック、お試し企画で2万〜3万パックの受注を誇る人気の理由は、こだわりの原料と製法にありました。

もっともっと詳しく知ろう!

 

缶入りから、薄いガラスをコーティングした紙パックへ

 

 ちょっと想像してみて下さい。カラッと揚がった天ぷらのあの食感。サクサクの衣の中からじわっとあふれる素材のうまみ…。「天ぷらやフライを上手に揚げるのはむずかしい」と思っている方にこそ、ぜひおすすめしたいのが、パルシステムのプライベートブランド商品『菜種油』です。
 『菜種油』の誕生は1981年。当時は缶入りで、名称も「菜種サラダ油」でした。基本的に中身は現在のものと同じですが、缶入りだと重くて使いづらいことや環境面への配慮から、2002年3月に紙パックへ変更。2005年には「菜種サラダ油」から『菜種油』と名前を変えた新包材となりました。
 「紙パックは、内側をアルミ蒸着したお酒の容器がベースでした。しかし、油が容器のアルミを溶かしてしまうので、どういう紙パックに変えるか、3年くらい試作を繰り返しました。結局、内側に薄いガラスの膜をコーティングしたシリカ蒸着紙を使うことで、問題を解決。もちろん、使用後は燃えるゴミとして処分できます」と、パルシステム生活協同組合連合会商品統括本部第2商品部の中田敦夫さんは説明します。

 

  『菜種油』製造過程の特徴

1.除去作業

オーストラリアの港から、コンテナごと平田産業の工場に届いた非遺伝子組換え菜種。ていねいにごみを取り除きます。

 

「圧搾一番搾り」の油を「湯洗い」でていねいに精製

 

 『菜種油』を製造しているのは、福岡県の平田産業有限会社。創業は1902(明治35)年、「圧搾一番搾り」と「非遺伝子組換え原料」にこだわる菜種搾油専門メーカーです。
 菜種油は、酸化しにくく熱に強い性質をもつオレイン酸を多く含みます。そのため、大豆油などと比較しても「酸化しにくい=コシが強い」のが特長。カラリと揚がって油っこさもありません。
 そんなメリットに加え、パルシステムの『菜種油』に使われているのは、時間をかけてゆっくりと搾った「圧搾一番搾り」のみ。しかも、薬品をいっさい使用しない「食酢」「湯洗い」精製法を採用しています。これは、搾った油に食酢やお湯を加え、8回以上もお湯洗いを繰り返すことで不純物をていねいに取り除くという方法。手間と時間はかかりますが、安心できる精製法のうえ、菜種油本来のコシの強さをより残すことができます。
 一方、市販の油は圧搾油と石油溶剤ヘキサンを使って抽出した油をブレンドして、シュウ酸、リン酸、苛性ソーダなどの添加物で精製(加工)するという、短時間で強い反応を起こしているものがほとんど。高温で加工するために油の質が不安定になりやすくなります。
 ちなみに、パルシステムでは、テレビコマーシャルなどでおなじみの「特定保健用食品」の食用油はいっさい扱っていません。一概にはいえませんが、これらには製造工程で力を加えて油を変質させているものも。安全面でどのような影響があるのかわからないことから、今後も扱う予定はないそうです。

 

2.圧搾作業

薬品などはいっさい使わない圧搾法。ぬれたタオルを絞るようにじっくりと油を搾ります。

3.分離作業

搾った油に食酢やお湯を加え、不純物を分離させます。
山合いに工場をもち、湧き水や地下水に恵まれた立地条件の平田産業だからこそ、多量の水を使う「湯洗い」が可能に。

 

オーストラリア産の非遺伝子組換え原料に限定

 

 「圧搾一番搾り」「湯洗い」とともに、『菜種油』のもうひとつの特長は「非遺伝子組換え原料」へのこだわりです。
 現在、日本の菜種油の原料のほとんどは外国産。その多くを遺伝子組換えの先進国であるカナダから輸入しています。しかし、原則として遺伝子組換え作物に「NO」の立場をとるパルシステムでは、『菜種油』の原料も、遺伝子組換えの作付けのないオーストラリア産の菜種のみを使用しています。
 とはいえ、オーストラリアでも、2001年には連邦政府が遺伝子組換え菜種の商用生産を認可。菜種はバイオディーゼル燃料であるエタノールの原料になるとあって、生産者の間では収量の上がる遺伝子組換えへの関心が高まっています。
 そこで、パルシステムでは平田産業汲ニ共同で、遺伝子組換え菜種の作付けがなく、オーストラリア本島から離れているので種の飛散の心配もない、カンガルー島での産地開発を進めてきました。
 2005年にはカンガルー島から2000トンの原料を確保し、2006年には4000トンを計画。ところが昨年、オーストラリアは75年ぶりという大干ばつに見舞われ、カンガルー島から入荷できたのはわずか500トンのみ。残りは商社経由で、オーストラリア本島の非遺伝子組換え菜種を確保しました。
 「今年はやや不良ということですが、何より心配なのは今後の天候です。それに、生協という概念のない現地の生産者の方たちに、こちらの思いを伝えることは容易ではありません。やはり大切なのは、互いの理解を深める努力を重ねながら、信頼関係を築いていくこと。平田産業汲フ平田社長は今年10月にもオーストラリアを訪れ、土壌を見たり、サイロを確認したりしていますし、パルシステムの担当者も現地に足を運んでいます」と中田さん。

 

4.湯洗い

           ↓

品質の悪い油を取り除きます。お湯で8回以上洗って不純物を取り除き、きれいな油にします。

 

パルシステムならではのこの品質でこの価格

 

 今後、だんだん入手がむずかしくなると懸念される非遺伝子組換え菜種。安心できる原料確保をサポートするために、私たちにできるのは、買い支えるということです。
 「一般の油に比べ、『菜種油』は少し割高と思われるかもしれません。しかし、これだけ原料や製法にこだわったうえでの価格です。このクオリティなら、決して高くないはずですよ」と中田さんは熱く語ります。
 油を搾ったあとの油粕も、無駄にはしません。飼料や肥料としてパルシステムの産直産地でも利用されています。
 それでは、最後に『菜種油』の保存法を。揚げ物に使った油は、きちんとこして、ふたの付いた容器に移すと長持ちします。また、開封した紙パックの油の賞味期限は約半年。夏場の暑い時期は、冷蔵庫で保存した方がいいそうです。
 秋冬は根菜類のおいしい季節。『菜種油』でサクサクの野菜天ぷらを楽しむのはもちろん、さっぱりとしてクセがないので、ドレッシングやマリネなどにもおすすめします。

 

5.完成!

紙パックに詰めて完成。紙パックには、酸化防止剤不使用の接着剤を使っています。

 

オーストラリア産の非遺伝子組換えの菜種を使い、一番搾りのみ使用したロングセラーの商品です。



菜種油
1250g  598円(本体570円)

※本ページの内容は2007年11月時点の情報です。
 商品の規格変更などにより、最新の商品情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。