![]() |
![]() |
2006年5月の「農薬ポジティブリスト制」の施行後、さらに関心が高まっている農産物の農薬残留問題。パルシステムでは2002年より独自の検査センターを設け、きめ細かな品質管理と、品質向上への取り組みを産直産地とともに行っています。 単なる「安全性確保」にとどまらない、パルシステム商品検査センターの意義について、インタビューしました。 |
パルシステムでは、組合員の安全を守り、できるだけ農薬を使用しない環境保全型農業を推進するために、生産者の理解も得て、使用農薬の作物残留が、法律で残留しても良いとされる残留農薬基準の1/10未満であることを目標に管理を行っています。
それ以上の数値が出た場合、または、栽培に使用していない農薬が検出された場合、たとえ国の基準を十分に満たしていても、産地側に改善に向けての協議を依頼します。 「じつは、私たちのような検査員の仕事は、検査をしていても結果の報告だけで終わることがほとんど。栽培内容の改善にまで踏み込んだり、ましてや生産者と会って話をするなどは、すべての取引産地と産直提携を結ぶパルシステムならではなんです。」 「単なる『間違い探し』に終わらない、キャッチボールのある検査には、大きなやりがいがある。私たちは、産直農産物の安全性を証明し、品質向上に努める、いわば『産直の一員』だと思っているんです。」 |
|
とは言え、検査を開始した当初は、この基準の高さに対して戸惑いを示す生産者の声もあったとか。しかし検査センターでは次のように考えています。 「実際に検査を始めてみて実感するのは、パルシステム生産者のレベルの高さのほう。だからこそ私たちも『日本一の生産者の農産物を扱っているんだ』という気持ちで、気を引き締めて検査に取り組んでいます。」 「今後もさらに精度を高め、検査対象農薬の拡大を進めていきます。パルシステムの農産物にとって、ポジティブリスト制の施行は脅威ではなく、むしろその確かな品質を認知していただく好機となると確信しています。」 (記載内容は2006年9月時点における情報です) |
![]() 個体差による誤差を減らすため、1つの検査につき2キロ分の作物を用いて調査するのが基本。「とくに葉物野菜などは、大変な量が必要となります」 |
|