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パルシステムの品質保証
品質保証だより
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『品質保証だより』品質保証に関するトピックスや、最新の検査結果をご紹介します。

2008年9月19日

トピックス

ドゥコープ「工場の公開確認ミニ報告会」を開催しました(2008年7月1日)

2008年7月1日、浦和コムナーレ(埼玉県さいたま市)において、「工場の公開確認ミニ報告会」を開催しました。「サンドイッチでティータイム」の呼びかけのもと、ドゥコープ組合員19名が参加しました。パルシステムのPB商品『いちごジャム』の製造元、デイリーフーズ(株)長野工場と、『毎日のマーガリン』『マヨネーズはこれ』の製造元、丸和油脂(株)春日部工場に参加いただき、それぞれの製造特徴や品質管理の取組みについて報告いただいた後、商品を試食をしながら質問や意見交流が行われました。

参加した組合員からは、「製造方法や品質管理でのこだわりが、直接聞けて良かった」「トランス脂肪酸低減の取組みや組合員からの要望に応えた容器の改善の取組みについて報告いただいて、信頼が生まれた」など、好評の声が聞かれました。「他の商品についても取り上げて欲しい」「発表の仕方の改善」など、今後の改善についての意見もいただきました。

【報告内容】

  1. パルシステムの品質保証認定制度について
  2. デーリーフーズ(株)長野工場より、「リユース瓶の流れ」「いちごジャムの原料管理とジュール殺菌工程」について
  3. 丸和油脂(株)春日部工場より、「マーガリンの製造工程と特徴」「トランス脂肪酸低減の取組み」「マヨネーズ容器の改善の取り組み」について
  4. それぞれの工場監査人からの報告
  5. 試食交流会

一品香(株)福岡工場と(株)キューレイ宗像工場の確認・調査会を実施しました(7月10日、11日)

パルシステムのPB商品『餃子にしよう!』『今日は春巻き』の製造元、一品香(株)福岡工場と、『直火炒めチャーハン』の製造元、(株)キューレイ宗像工場に、工場確認監査人4名を受け入れていただき、工場確認会および調査会を実施しました。両工場の、パルシステム指定原料の管理方法や、製造工程での品質管理・衛生管理の取組み内容について確認をしました。

両工場ともに品質に対してのこだわりや、それぞれに工夫された工場全体での取り組みが確認できました。その上に、味や製造方法についての強いこだわりや、独自の工夫なども見ることができました。監査人からは「古い掲示物の交換」「工具、製造用具の管理基準をわかりやすく」などについて、検討をお願いしました。

PCR検査法導入により微生物検査の迅速化を行いました

微生物検査では、微生物を培養し生化学的性状を確認することにより、特定の有害な微生物が食品中に存在していないかを検査しています。しかし、生化学的性状試験では微生物の発育に使用される糖分などを分解するため、培養時間がかかるという問題点があります。万が一、食中毒菌が疑われる菌が検出された場合に早急な対応をとれるようにするため、遺伝子を増やして検出するPCR()検査を、2008年4月よりルーチン検査に導入しました。

これまでPCR法は、培地上に発育したコロニーからの黄色ブドウ球菌、サルモネラの確認手段として活用してきましたが、2008年度より病原性大腸菌O157(ベロ毒素産生遺伝子)やセレウス菌(嘔吐型毒素遺伝子)の検査を、ルーチン検査で実施できるようになりました。O157の検査では通常の培養法では3日かかるところを、PCR法では約1日で陰性の判定を行うことができ、微生物検査の迅速化が大きく前進しました。

PCR法での検査概要(PDF:43.9KB)

)ポリメラーゼ連鎖反応,polymerase chain reaction, PCR

2008年4月~7月の検査結果
微生物検査
目的\部門 冷凍 惣菜 牛乳 畜産 水産 加工 パン 菓子 調味料 飲料 その他 合計
開発品(商品開発時) 65 10 0 5 8 3 8 3 1 1 0 104
供給品(供給初回確認) 66 57 0 41 70 47 5 65 22 19 0 392
供給品(既存品抜取確認) 475 413 101 281 459 77 29 55 6 13 0 1,909
供給品(改善確認) 8 5 6 1 16 9 0 1 0 0 0 46
工場点検・その他 1 160 4 2 51 3 0 1 0 0 52 274
供給品合計 549 475 107 323 545 133 34 121 28 32 0 2,347
供給品適合率(%) 98.4 97.9 100.0 98.7 97.8 99.5 100.0 96.0 100.0 100.0 - 98.8
  • 品質保持のため、パルシステム微生物基準に基づき調査改善要請を、37件実施しました。
  • 製造工場立ち入り点検を8工場に対して実施しました。内訳は漬物工場2社、惣菜工場3社、水産加工場3社で、拭き取り検査および衛生管理と製造環境の点検を行い、結果を基に品質改善に向けた指摘と協議を行いました。
  • 鶏卵のサルモネラ検査を、供給全産地(全商品)に対し抜取実施し、卵殻および内容物全ての陰性を確認しました。
理化学残留薬剤検査
商品分類\検査実績 検査品目数 検査項目数 検出成分数 法基準合格率 品質目標合格率
産直農産物 55 15,058 43 100.0% 83.6%
加工食品 60 16,440 9 100.0% 88.3%
クレーム回収品 22 6,158 37 - -
合計 137 37,656 89 100.0% 86.1%

【産直農産物】

  • 検出のほとんどはパルシステム品質目標に則したものとなっています。品質目標に抵触(法基準内)した品目に対しては、産地調査を実施し、改善対策の提出をいただいています。

【加工食品】

  • 味付け海苔の加工中に微量汚染が発生している事が確認されたため、健康影響を及ぼさないレベルでしたが供給を中止し、発生原因確認および改善対策の実施確認後、供給を再開しました。
  • 中国製造商品に関しては、製造ロット毎の供給前確認検査を継続実施しています。新たな取り組みとして、PB加工品の中国産原料検査、および海外製造品(中国以外)の計画的確認検査を、商品部門と連携して開始しました。

【クレーム回収品】

  • 回収品については、必要に応じて(申告内容等から総合的判断)残留薬剤検査を実施しています。
理化学重点確認検査
検査分類\検査実績 検査品目数 検査項目数 目標超過成分数 法基準合格率 品質目標合格率
鶏卵鮮度 90 270 0 - 100.0%
食品添加物 74 197 0 100.0% 100.0%
米品種確認DNA 5 5 0 100.0% 100.0%
肉品種確認DNA 2 8 0 100.0% 100.0%
環境汚染・天然毒 6 23 0 100.0% -
放射能 23 23 0 100.0% 100.0%
一般成分 12 24 1 100.0% 91.7%
反芻動物由来(肉牛餌) 1 6 0 100.0% -
合計 213 556 1 100.0% 99.5%
  • 鶏卵鮮度は、1ヶ月に一度の頻度で全産地を対象に、ハウユニット・サイズ等の確認をしました。
  • 食品添加物(調味料、保存料、発色剤、漂白剤、酸化防止剤など)の確認検査を実施しました。
  • 表示の適正確認を目的とした、米品種確認検査と肉品種確認検査を実施しました。
  • 牛用配合飼料の反芻動物由来物含有検査を実施し、不検出を確認しました。
  • 放射能(セシウム134・137)検査は、きのこ類などの食品と配合飼料について確認しました。
  • 成分検査として、油の酸化検査と魚のヒスタミン検査、洗剤の石けん分%の確認検査をしました。
  • あさり・しじみについて、貝毒と環境汚染物質(TBT、TPT、PCB)の検査を実施しました。
  • 国の基準等を逸脱するものはありませんでしたが、品質向上を目的とした調査改善を1品について実施しました。

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