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パルシステムの品質保証
品質保証だより
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『品質保証だより』品質保証に関するトピックスや、最新の検査結果をご紹介します。

2008年5月12日

トピックス

商品検査業務品質向上への取り組み(微生物検査編)

検査担当3名が検査業務に関連した資格試験に合格しました

パルシステム商品検査センターでは、検査業務の技術や知識向上のため、積極的に学習に取り組み、業務品質の向上に努めています。
期間中に以下の取組み成果が得られました。

食品微生物検査技士(※1)2級1名合格
食品微生物検査技士(※1)1級1名合格
一般劇毒物取扱者(※2)1名合格

※1
食品微生物検査技士認定制度は、平成17年から財団法人日本べんとう振興協会が、厚生労働省のアドバイスのもと確立した認定制度で、データの解析・活用までを対象とした資格認定制度としては唯一のものとされています。4カ月間の通信教育と課題の提出、実技実習を経た後、一定期間以上の実務経験や課題の提出状況、食品微生物に関する専門教育履修などの条件を満たしたものが受験資格を得られます。

※2
商品検査センターでは検査業務にあたり、試薬等の毒劇物を使用することがあります。販売等の営業活動はありませんが(毒物劇物の製造・輸入または販売業では一般毒物劇物取扱者を専任の責任者として置くことになっています)、薬品の管理や基礎知識の必要性を考え、一般毒物劇物取扱者資格を取得し試薬の管理などに役立てています。

商品検査業務品質向上への取り組み(残留農薬検査編)

外部精度管理試験に参加し、良好な成績を収めました

【調査試験実施機関/参加項目】

  • 実施機関:財団法人食品薬品安全センター秦野研究所
  • 参加試験:残留農薬検査(かぼちゃペースト中のクロルピリホスおよびフェニトロチオン)

【配布調査試料の概要】

  • 試料基材:かぼちゃペースト
  • 添加濃度:クロルピリホス0.03ppm(理論値)、フェニトロチオン0.15ppm(理論値)

【参加217検査機関の報告平均値】

  • クロルピリホス(平均値±標準偏差):0.0274±0.00394ppm(理論添加量の91.3%)
  • フェニトロチオン(平均値±標準偏差):0.1381±0.01629ppm(理論添加量の92.1%)

【パルシステム商品検査センター報告値と精度評価】

  • クロルピリホス(n=5平均値・Zスコア):0.02744ppm(R=0.0012)、Zスコア=0.010(
  • フェニトロチオン(n=5平均値・Zスコア):0.1394ppm(R=0.007)、Zスコア=0.080(

【評価・所見】

財団法人食品薬品安全センター秦野研究所は、厚生労働省より外部精度管理調査に関する要件適合を受けた機関であり、都道府県の衛生研究所、登録検査機関(法人旧指定検査機関,民間検査機関)などを中心に、食品衛生検査施設の検査業務管理(外部精度管理)として活用されています。 パルシステム商品検査センターの参加結果はクロルピリホスZスコア:0.01、フェニトロチオンZスコア:0.08で、個別分析と比較しても遜色ない良好な定量精度を有する事が確認されました。

) 統計処理で得られるZスコアは一般的に、|Z|<2で「満足」,2≦|Z|<3で「疑わしい」、|Z|≧3で「不満足」と評価されます。

2007年12月~2008年3月の検査結果
微生物検査
検査目的\商品分類 常温流通品 パン 水産 蓄産 冷蔵 農産 冷凍 総計
配達品(お届け品) 291 84 511 284 571 1 588 2,330
開発品 8 3 4 9 13 0 35 72
調査研究・工場点検 9 72 1 0 78 0 6 167
合計 308 159 516 293 662 1 629 2,569
  • 品質保持のためパルシステム微生物基準に基づいて調査改善要請をした件数は、40件ありました。
  • 牛乳の賞味期限日検査において大腸菌群が検出されたため、購入された組合員の皆様にお知らせしなければならない事例が発生しました。今後の供給は改善を確認した後再開されることになりました。
  • 製造工場立ち入りを2社5工場に対して行いました。内訳はせいきょうのパン屋さんの定期工場点検(3工場)、漬物2社で、拭き取り検査および衛生管理と製造環境の点検を行いました。結果をもとに品質の改善に向けた指摘と協議を行いました。
  • 化粧品の微生物検査方法や保存力効果試験の手法を学び、必要に応じて化粧品の微生物検査を実施できるようになりました。
理化学残留農薬検査
商品分類\検査実績 検査項目数 検査品目数 検出成分数 法基準合格率 品質目標合格率
産直農産物 13,300 48 58 100% 79.2%
加工食品 21,123 77 11 100% 96.1%
合計 34,423 125 69 100% 89.6%

【産直農産物】

  • 検出のほとんどはパルシステム品質目標に則したものとなっています。
  • 品質目標に抵触(法基準内)した10品目に対しては、産地調査を行い、改善対策の提出をいただいています。

【加工食品】

  • 中国産餃子事件により、中国製造品の全取扱商品検査を実施し、安全性の確認を行いました。供給継続を決定した中国製造商品に関しては、製造ロット毎の供給前確認検査を実施しています。
  • 味付け海苔の加工中に微量汚染が発生している事が確認されたため、健康影響を及ぼさないレベルでしたが供給を中止し、原因究明と改善に向けた検査を実施しました。
理化学重点確認検査
検査分類\検査実績 検査項目数 検査品目数
食品添加物 44 21
米品種確認DNA 7 7
肉品種確認DNA 12 3
遺伝子組換えDNA 3 3
餌(反芻動物DNA) 42 7
放射能 23 23
一般成分 2 1
動物用医薬品 1,702 45
合計 1,835 110
  • 食品添加物(調味料、保存料、発色剤、漂白剤、酸化防止剤など)の確認検査を実施しました。ハンバーグから亜硝酸根(発色剤)、無添加ワインから二酸化硫黄(酸化防止剤)が極微量検出されましたが、立ち入り調査の結果、製造工程に問題はなく、原因は天然由来成分である事が確認されました。
  • 表示の適正確認を目的とした、米品種確認検査と肉品種(挽肉)確認検査を実施しました。
  • 遺伝子組替えの有無について、PB商品の原料検査を実施しました。
  • 全産直産地を対象に、牛用配合飼料の反芻動物由来物含有確認検査を実施しました。
  • 放射能(セシウム)検査は原発施設周辺からサンプリングを行い、問題ないことを確認しました。
  • 全産直産地を対象に、鶏卵、鶏肉、豚肉、牛肉の抗生物質を含む動物薬検査を実施しました。

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