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産直読み物


産地かあちゃん通信
第39回
坂田 裕美さん
ぜひ、生で食べてみてください
群馬南部モグラ会(有限会社 プレマ)
庭野 和枝さん
【プロフィール】
実家は農家ながら、農業には縁のなかった和枝さんがプレマとの出会いで有機農業にどっぷりかかわるようになって12年。当初「化学肥料や農薬使えばきれいくできるのに」と思っていた和枝さん。仕事の苦労や喜びのなかで有機でつくることの意味をしっかり実感されています。
【所在地】
群馬県前橋市粕川町
【主な生産物】
小松菜(有機栽培〔転換期間中を含む〕)

和枝かあちゃん 産地だより

農作業に本格的にかかわるようになったのは、実はプレマに入ってから。実家は農家だったけど、私は看護師になり、そのあと結婚し、長く専業主婦をやっていました。子どもの独立などをきっかけに仕事を探していて出会ったのがプレマでした。実家では農作業の手伝いをしていたこともあるけど、なにより土いじりは好きで、土に触れていると安心するの。プレマはたまたま紹介されたんだけど、自分にあってる仕事だと思って迷わず始めたのが48歳のときだから、もう12年になります。

プレマは有限会社で、一年を通してハウス中心に小松菜を有機栽培しています(冬場のみ一部露地栽培)。私は現在、選別所の責任者として、選別業務を担当していますが、仕事を始めたとき、有機とかまったく知識もなく全然わからなかったの。なんでこんなにこだわるんだろう…。有機がなんなのよ!と思ってた(笑)。でもプレマで、安心して食べてもらうための様々な努力や苦労を目の当たりにするうちに、有機でつくることの大切さを実感するようになり、安心なものを食べたいと思うようになりましたね。

有機農業は天候に大きく左右され、また、夏の雑草や害虫対策は非常に苦労します。夏のハウスはまさにサウナ…。45℃近く(もしくはそれ以上??)になるので、入った瞬間に汗びっしょり。夏場は草も大変旺盛に生育するので、本当に草との闘いです。小松菜を傷めないよう、ある程度大きくなると圃場への出入りを控えるので、草をとるタイミングも重要な技術です。今年は虫が例年になく大量発生し、全滅したハウスもいくつか出て、組合員さんにご迷惑をおかけしました。虫の対策も草取りもまさに人海戦術で手間ですが、有機栽培の小松菜は生でも本当においしく食べられます。私たちはそれをいちばん知っているからこそ、日々の仕事に励むことができます。

現在、収穫、選別に携わる女性従業員が33名ほどおり、30代から70代と幅広い年代で仕事をしています。つい最近退職されましたが、86歳まで約15年以上も元気に働かれていた方もいました。ベテランの方がいて下さったから今のプレマがあり、また一方で、若手の方の俊敏な反応が機動力のある組織を作っていると思います。私自身も入社当初は、先輩方から仕事の厳しさ、大変さを仕込まれましたが、それがあったから有機栽培に向き合う私をつくり、今まで続いていると思います。

現在夢中(笑)なのが孫の世話で、かわいいやら世話が大変やらで、仕事以外の時間をたっぷり注ぎ込む毎日。一緒に暮らしている5歳の孫にはお説教されてしまうこともありますが(笑)。

〈産地紹介〉
有限会社 プレマ
赤城山南麓にて1年間を通し小松菜を有機栽培しています。科学的な土壌分析でミネラルバランスを考慮した土づくり、栽培管理の徹底などを行い、安全でおいしい、食べる人が健康になれるような小松菜づくりを目指しています。

庭野家の自慢の一品!

生で試してみてほしい!
小松菜のサラダ

材料

プレマの小松菜(ハウス栽培のものが、やわらかくて食べやすいのでおススメ!)、ハム、ちりめんじゃこ、パルシステムの野菜たっぷりドレッシング

作り方

食材を食べやすい大きさにカットし、ドレッシングをたっぷりかけて混ぜるだけ。

*ドレッシングはいろいろ試しましたが、このドレッシングがいちばん相性抜群で本当においしいです。

*農薬や化学肥料を使わずに栽培しているプレマの小松菜だから、生でどんどん食べてほしいです。一般的には煮びたしや炒め物にされる方が多いと思いますが、生で食べられる小松菜をぜひお試しください!12月は露地ものが多く若干硬めですが、それはそれで野性的な魅力のある味です。年が明けるとハウスが多くなりますので、そちらだとより食べやすいと思います。

* 本ページの内容は2009年12月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。 あらかじめご了承ください。
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