
(有)サンドファーム旭
吉田 初恵さん |
【プロフィール】
香取市の農家の1男2女の長女として生まれ、二十歳前に馨さんに嫁ぐ。成人式は嫁ぎ先から行ったという農業歴40年の初恵さんは、おいしい野菜をつくりたいとまだまだ意欲満々。出荷時期は休みなしが続き、ストレスがたまるけれど、JA大正琴クラブの練習や、女性部のバスツアー、二人のお孫さんの成長などを楽しみにがんばっています。 |
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【所在地】
千葉県旭市
【主な生産物】
きゅうり、トマト |

初恵かあちゃん 産地だより

旭は九十九里の沿岸にあって、温暖な気候や水はけのよい砂地をいかし、施設園芸が盛ん。それに、干潟八万石の広大な田園地帯で、米づくりも盛んなところです。
ここにはお勤めすることもなく二十歳前に嫁いだから、農業歴は40年です。農業は前から好きだったし、あまり苦労と思わなかった。息子も最初は勤めてたんだけど、10年くらい前に継いでくれて、とうちゃんと息子夫婦4人でやってます。2年前から経営を息子に任せ、私たちはおこづかいをもらってる。だって若い人たちに夢を持ってもらわないとね。今は12月から6月までのハウスきゅうりが終わり、次のトマトの準備期間。少しだけど1年でいちばんゆっくりできる時期で、エネルギーを蓄えてるところなの(笑)。
振り返ってみたら、農家に来てよかったと思ってる。そりゃあ収穫が始まると、とくにきゅうりは休みなしで、自営業は宿命と思っていてもストレスがたまったりする。でも、農家はやっただけの成果が出るからね。手をかけてやればいい作物ができるんだよ。とことんやらないと気がすまないたちなので、一生懸命やっちゃうんだけど(笑)、とうちゃんも話をよく聞いてくれるし、ふたりとも、いい作物とれたらうれしいから、いっしょに一生懸命丹念に手入れしたよ。それこそふたりで年中考えながら育ててきたんだけど、農家で一生懸命やってきてよかったって思う。サンドファームの仲間になって10年くらいだけど、昔から土づくりにこだわってたから、基準が厳しいとか、あまり思わなかったよ。
技術があれば病気もそんなに恐くない。とくに地力、土の力ね、これは大事。人間も抵抗力が落ちると感染しやすいけど、土も同じなの。だから土を弱めないように工夫している。うちはきゅうりとトマトを同じところで40年連作してるんだけど、ふつうは何年かしたら連作障害が出るよね。でもそうならないように、毎年、鋤で深く掘り起こして耕したり、天地返しも以前やった。それに堆肥も、化学肥料を使わず、うちでつくった米の籾殻を混ぜたりして工夫してるの。こうしてだんだんいいものがたくさんとれるようになると、うれしくてまたチャレンジしちゃうんだよね。とことんやんないと気がすまないもんだからしょんないね(笑)。でも、二人とも農業が好きだからここまでやってこれたんだと思う。共同作業してきたって思うもの。とうちゃんは無口で静かな人だけど、働きものだよ。それはほんとすごいと思ってる。
楽しみなのは、始めて10数年になるJA大正琴クラブの月2回の練習。ちゃんとパートに分かれて合奏するの。発表会や大会とかもけっこう出てるよ。それから、農協女性部のバス旅行とか行くと、みんなで大はしゃぎしちゃうよ。「女子高生みたい?」ははは、そうかも。
〈産地紹介〉
(有)サンドファーム旭の設立は1999年ですが、産直の歴史は長く、地域循環型農業を基本にして農家の自立を目指すことが環境保全につながると考えています。施設野菜(ハウス栽培)が中心で、減農薬栽培に取り組んでいます。土壌は砂土で、サンドファームという産地名の由来になっています。

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人参の甘酢漬け

(4人分)
人参(1本)、きゅうり(2本)、キャベツ(4分の1コ)、塩(大さじ2)、砂糖(大さじ4)、赤とうがらし(1本)、油(小さじ2)、酢(大さじ4)

- キャベツは5cm大に切るか、ちぎる。きゅうりは縦6つ割りにして4cm長さに切る。人参は短冊切りにしておく。
- ボウルに1の野菜を入れ、塩をかけざっともみ、15分くらい置いてしんなりしたら、水けをしぼる。
- 鍋に油を熱し、種を抜き5cmに切った赤とうがらしを入れ、砂糖、酢を加えて煮立て、すぐ野菜にかけて混ぜて冷ます。
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* 本ページの内容は2009年7月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。
あらかじめご了承ください。