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次世代を担う 産直産地


【第30回】和郷園 冨田 耕作さん

農業経営という問題意識

和郷園での挑戦

この時期は、かぶの収穫で猫の手も借りたい状況。両親と私、最近人を雇い入れ4人で大忙しですが、心配事は野菜の利用の落ち込みです。前年に比べ8~9割くらいで、引き取りに苦心しています。はっきりはわかりませんが、原発事故の放射能の影響からでしょうか…。先行きが不安です。

いま34歳。地元の農業者大学校を卒業後、実家で農業を始めました。実家は代々農家なので、私も違和感なく就農しましたね。親父は慣行栽培で農協に出荷していたのですが、自分が農業を始めて間もなく知り合いから和郷園を紹介され、興味を持ったのが関わるきっかけです。当初は、農薬の使用を半分にするとか、化学肥料不使用とか、頭では理解できるものの、実際やってみたら思い通りにいかないことも多く、大変なことを実感しました。とくに農薬の回数を減らすことはかなり苦労しました。でも勉強会に参加したり、仲間の生産者の指導など受けたりしながらこの10年続けてこられました。

次のステップへ

興味があるのは、注文を安定させて、安定した収入に結び付けること。生産者側も利用してもらう方策や、栽培内容や量の調整、魅力ある野菜づくりなど、研究や努力が必要なのではないかと思っていて、私はパセリ栽培を通して、それを模索しているところです。経営も今までは家族経営でしたが、時代や経済の流れを考えると従業員を雇うなどの会社経営についても挑戦しようかと考えています。

パルシステムに関わるみなさんには、生産者や野菜のことをもっと知ってもらい、それを組合員さんにも伝えていただきたいです。組合員さんと私たちの架け橋として期待をしています。

先輩から
常に前向きに一生懸命取り組む姿は、素晴らしいと思います。これからも農業に真摯に取り組んでいってもらいたいです。
和郷園生産者 小島 正之さん

▲大根畑での冨田さん

▲夢をかけるパセリ畑

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和郷園

【所在地】
千葉県香取市新里

【産地紹介】
和郷園のモットーは「生産者の自律」。「生産管理基準」を制定し、内部監査を通じてその普及に努めている。また、生産者を支える組織として、独自にカットセンター、パックセンター、冷凍工場、リサイクルセンター、分析室なども持つ。20代、30代の若い後継者もおり、将来を見据え、永く継続できる農業経営をめざしている。

【主な農産物】
大根、かぶ、パセリ、とうもろこし、ブロッコリー

* 本ページの内容は2011年12月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。 あらかじめご了承ください。


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