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産直産地より2024年新春のごあいさつ掲載日:2024年1月4日


◆コア・フード牛肉産地
宮北牧場 宮北 輝


新年あけましておめでとうございます。生産者の宮北です。
日頃から「コア・フード牛肉」をご愛顧いただきましてありがとうございます。
昨年を振り返りましても、非常に厳しい年であったように感じております。
猛暑日が続き、畜産農家にとっては毎日必死に牛の管理をいたしました。牛舎内の温度は限界値を超えて、牛さんもギリギリの状態を維持しながらの飼育で、ファンは24時間フル稼働を約3カ月の長期間続け、なんとか牛を死なせることなく、夏を終えることができました。
その反面、放牧している牛さんたちは、この猛暑は非常に過酷でトラブルが多くなり、死んでしまう深刻な状態になってしまいました。普通なら放牧している牛の方が、のびのびしていいよね!と思うのが一般的ですが、放牧場では牛任せなので、例えば調子が悪い牛がいても、すぐに治療をすることがなかなかできず、その間に容態が悪くなり死亡してしまうケースが多いのが現状なんです。今後防げる命をどうやって守っていくか!考えることは沢山あるようです。
産地もいろいろと問題を抱えながらも、次年度にはクリアして、一つ一つ前向きにチャレンジしていきたいと考えております。
「ひと口食べて、やっぱりおいしいね!」そのひとことのために、また一からがんばる所存でございますので、引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
みなさま方にとって、この一年幸せを感じられる良き一年でありますように願いまして新年のあいさつとさせていただきます。



◆コア・フード牛肉産地
内藤牧場 内藤 順介・圭子


「コア・フード牛肉」を登録されている組合員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。日頃ご愛顧いただきありがとうございます。
私の住んでいる安平町の冬は、一昨年の2022年はかつてないほどの大雪でしたが、昨年の2023年は逆に少雪と極端に差がありました。今冬の長期予報では暖冬で雪は平年並みとされていますが、一昨年の大雪を経験すると少し寒くても雪が少ない方が私にとっては生活しやすいですし、牛を飼養するにも楽です。このような冬になるように願っています。
昨年我が家では後継者の二男夫婦に第二子となる長女の誕生、長男の結婚とめでたいこともありましたが、秋に私が足にけがをしてしまい暫く仕事ができなかったなど、一昨年の坐骨神経痛の発症と自分の体の機能の衰えを実感した年でもありました。そういうことで今年は年々老化していく自分にあった「働き方改革」を実践していく年にしていかなければならないと思っています。
昨今の肉牛農家の経営環境は、新型コロナの影響で落ち込んだ牛肉消費がインバウンドの増加で回復傾向です。しかし、コロナ禍で溜まった膨大な在庫牛肉が市場に出回っているため、新しい牛肉の市場価格が上昇せず、黒毛和牛の素牛価格がここ数十年なかった低価格で推移し、輸入飼料価格等の生産費の上昇も相まって大変厳しい経営環境にあります。
私たちの経営もやはり生産費の上昇はあるものの、自給飼料、国産飼料のみであり、また、組合員のみなさまに買い支えていただいているため一般的な肉牛農家より影響は少なく、本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。今後とも継続的にご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
今年もみなさまにとって良い年になることを祈念し、新年のあいさつとさせていただきます。



◆コア・フード牛肉産地
榛澤牧場 榛澤 保彦・恵美子


新年あけましておめでとうございます。
昨年中は「コア・フード牛肉」をご愛顧いただきありがとうございました。
昨年の思い出といえば…「双子ちゃん」でしょうか。最終的に4組産まれ、そのうち3組は母牛が2頭同時子育てに成功しました!
2組目が産まれた時は今でも鮮明に覚えています。小さい時から人間に慣れていた母牛、彼女は自分が牛だと思ってないかもしれません(笑)
そんな彼女の初めての出産。ハラハラドキドキしながら観察していました。陣痛がきて、特に人間の力を借りることなく出産しました。赤ちゃんも元気だったので安心して仕事再開。時々ようすを見ながら、20分くらい経った頃、チビちゃん大丈夫かなぁなんて見に行くと…ん?ん?えーー?2頭に増えてる〜。びっくり双子ちゃんでした!リアルに2度見しました(笑)
そんな双子ちゃんももうすぐ7カ月、とても元気に育っています。まもなく離乳の時期となります。今年も双子ちゃんが産まれるかはわかりませんが、みんな元気に産まれてくれることを願っています。
さて、2024年のスタート!みなさまにとって良き一年でありますようお祈り申し上げます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。



◆コア・フード牛肉産地
鉢呂牧場 鉢呂 健人


新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2024年の干支は「辰年」です。ここ数年の暗い話題から、昇り龍の如く、打って変わって明るい一年になることを願っております。
回想すると2020年から暗い話題ばかりしていたように思います。日常が戻って来ている面もありますが、コロナ禍とは別な問題で、円安に物価高などまだまだ平穏な日常には至っていません。平成の時には想像つかなかったようなことが続々と立ちはだかります。我々生産者も、多方面からの影響により思い通りにいかないことばかりです。
新年のあいさつでネガティブなことばかりですが、乗り越えた先に明るい未来が待っていると信じて、今日も牛さんの世話をしてきます。
組合員のみなさま、今年もよろしくお願いいたします。



◆コア・フード牛肉産地
雄武肉用牛振興協議会 小松原 隆一


新年あけましておめでとうございます。
パルシステム組合員のみなさまには、2024年の新春を迎え心からお慶び申し上げます。
組合員のみなさまには雄武町のアンガス牛(コア・フード牛肉)をご愛顧いただきありがとうございます。昨年の天候は、今までにあまり経験のない雪解けの早い春、そして、夏の暑さ残暑が続いた秋、いつも通りの雪と牛たちにとって大変な年だったでしょう。
また、新型コロナウイルスが落ち着いてきましたが、ウクライナ情勢に加えてイスラエル、パレスチナ問題による不安定な世界情勢、円安ドル高などで、資材や燃料代の高騰で先が見えない現在、組合員のみなさまの生活も生産者共々大変な2024年ですけれども、お互い協力し合って乗り切りましょう。
みなさまのご多幸をお祈り申し上げます。



◆すすき産直牛産地
神内ファーム二十一 すすき牧場 薄 一郎


新年あけましておめでとうございます。
昨年も、世界では地域紛争が続き不安定な世界情勢であり、異常気象や自然災害も引き続き発生しておりますが、今年こそは、良い年になりますようにと願っております。
一方、世界の人口は80億を超え、30数年後には100億を突破する見通しです。また、日本の人口は減少しており、少子高齢化の傾向は継続しております。
混沌とした状態ではありますが、いま私たちにできることは、地域にある資源を有効に活用して、食料を生産していくことだと思っております。
幸いなことに牛は、繊維質を有効に利用できる反芻動物です。
今年も、地域にある食品副産物や耕作放棄地、空港など公共施設の草類を最大限に利用した牛肉生産に取り組んでいくつもりです。
そのためにも、より多くの方に牛肉を食べていただきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。



◆牛肉産地
ホクチクファーム 標茶分場 端谷 恒介


謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
本年も安全でおいしい牛肉をお届けするため、社員一同誠心誠意努めてまいりますので、なにとぞ本年もより一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。



◆牛肉産地
士幌町肉牛産直会 奥秋 和博


新年あけましておめでとうございます。
組合員のみなさまには日頃より「北海道産直牛」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
さて、今年は辰年です。辰年は「陽の気が動いて万物が振動するので、活力旺盛になって大きく成長し、形がととのう年」といわれるそうです。
昨今の畜産情勢につきましては、厳しい状況が続いており、明るい話題がなかなか見つからず憂いに満ちた状況ではありますが、辰年の云われであります活力旺盛になって大きく成長に期待しつつ、日々努力を重ね、より足元を固めていきたいと考えております。
諸物価高騰による生活防衛意識の高まりで牛肉離れという言葉も聞かれますが、組合員のみなさまに選ばれる牛肉として、今後もより一層安心・安全な牛肉産地として努力をしてまいりますので、今後とも「北海道産直牛」をよろしくお願いするとともに、組合員のみなさまのご健康とご多幸をご祈念申し上げ、年頭のごあいさつとさせていただきます。



◆牛肉産地
榎本農場 榎本 裕太


組合員のみなさま、新年あけましておめでとうございます。
みなさまには、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
昨年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます。当地北海道士別市はすっかり冬景色で、辺りは白銀の世界となり、厳しい極寒の季節となっております。当牧場においても、防寒具を身に纏い除雪作業に、牛の飼養管理と、忙しく毎日を過ごしております。
さて昨年はみなさまにとってどのような一年だったでしょうか、榎本農場は夏の暑さが長く、それに加え、降ったらなかなか止まない雨にも苦戦を強いられながら、農場管理をしていました。暑さで牛も夏バテ気味になり、なかなか大変でした。
世間では、ウクライナ侵攻1年。新型コロナ 「5類」に移行。大谷翔平、大リーグでホームラン王を獲得、日本選手初。WBC日本が1次ラウンドから全勝で優勝など、明るいニュース、暗いニュースとさまざまな出来事がありました。我が家では、男の子が二人、共にすくすく成長し、長男も二男も野球少年団で活動をがんばっていますし、親も休みとなれば、子供の野球の応援に張り切っていて、家族みんなで野球三昧の日々です。我が子の成長が一番の元気の源になっております。農場においても、忙しい中、大きな怪我、病気もなく従業員みな健康に過ごせました。昨年から高卒の従業員も二人入り、フレッシュな環境になりました。
牛を取り巻く環境は、現在も厳しい状況が続いております。牛の飼料の高騰は少しずつ収まりつつありますが、依然と高い状況は変わりなく、物価の上昇、燃料費の高騰などは、依然と変わりはありません。経営をしていて未来の展望が読めない不安があります。ですが、できることを、こつこつ、まじめに、楽しく、愛情をこめて、牛にやさしく、人にやさしく、自分らしく、やっていけたら、良いのかなと思っております。みなさまの食卓に「安心」「安全」な牛肉と共に「幸せ」も、お届けできるように全力でがんばっていきますので、今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、組合員のみなさまのご利用に感謝するとともに、みなさまにとって良き年となりますことを心よりお祈り申し上げまして、年始のごあいさつとさせていただきます。



◆豚肉産地
山形コープ豚産直協議会 矢口 喜幸


謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本年も無事新年を迎えることができました。これもひとえにパルシステム組合員並びに職員の方々のご支援ご協力があったからだと思っております。
昨年は新型コロナ対策のためオンラインでの定期総会を実施することとなりました。しかし新型コロナウイルスも5類感染症へと移行され、さまざまな活動が活発化しておりますので、本年は生協理事長や組合員の方々をご招待して現地での定期総会を開催できれば幸いです。
今後もみなさまのご期待にお応えするべく邁進してまいりますので、変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。



◆豚肉産地
首都圏とんトン協議会 川岸 保貴


新年あけましておめでとうございます。
昨年中におかれましても、組合員のみなさまをはじめ多くの方々のご支援を賜りましたことを、首都圏とんトン協議会一同心より感謝申し上げます。
これまでコロナ禍での活動および移動の自粛から、6月の総会などもリモートでの開催が続き、熱の入った意見交換といったものができず、北見会長をはじめ一同残念に思っておりました。しかし昨年は、対面での総会がようやく再開する運びとなり、足を運んでくださった組合員のみなさま、パルシステム生活協同組合連合会、パル・ミート職員の方々と直接交流ができたこと、会長をはじめ会員の松ケ谷、川嶋、小川と大変嬉しく思っております。また、9月には関東・中部ブロックの消費者幹事の方々に小川ファーム大栄農場への視察も実現する運びとなり、生産者と消費者が交流する大切さといったものを再認識するとても良い機会となりました。
私どもは本年も、安心安全な「産直豚」、「パルシステム千葉のこめ豚」をみなさまの食卓へお届けすることをモットーに日々精進してまいります。また、地域の生産者の方々と連携し、持続可能な資源循環型農業を目指したいと思います。
最後になりますが、本年が組合員のみなさまをはじめ職員の方々、日本の生産者にとって実り多き良い一年となりますよう心よりお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



◆豚肉産地
ポークランドグループ 豊下 勝彦


新年あけましておめでとうございます。
私たちは、「食べる人の健康に責任があるから、顔の見える関係を築いていきたい」と考え、これからも「消費者と生産者の絆」を大切に、食の安全と安心を未来へ繋ぎます。
本年も「日本のこめ豚」のポークランドグループをよろしくお願いいたします。



◆豚肉産地
林牧場 林 丈志


新年あけましておめでとうございます。
昨年も私たちの生産した「産直豚」をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました!
さて、長かったコロナ禍も落ち着き、ようやく元通りの生活ができるようになったことをうれしく思っています。
人の動きが活発になることでみなさまお腹が空くでしょうから、そんなお腹を満腹にすべく、今年も全力で豚肉を生産してまいります!
今年もみなさまにとって良き年となりますことを心よりお祈り申し上げまして、年始のごあいさつとさせていただきます。



◆豚肉産地
ナカショク 荒川肥育農場 相馬 隆生


新年あけましておめでとうございます。
昨年中は、「産直豚」をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございました。
弊社では昨年5月より、荒川肥育農場が新設され稼働いたしました。生産規模は7,500頭収容できる肥育専用農場です。フル稼働はできませんでしたが、今年1月より本稼働になりますので、社員一同新たな気持ちで生産に取り組んでいきたいと思います。
今年も、ご利用いただいています組合員のみなさまに対しての感謝の気持ちを忘れず、みなさまが安心してご利用いただける豚肉を生産してまいりますので、今後も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。



◆豚肉産地
山口養豚場 山口 昌興


あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年も私たちがおいしい豚肉を生産してまいりますので、引き続き「パルシステム神奈川のすくすくパン豚」のご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
みなさまにおかれましても、たくさんの笑顔あふれる日々が送れますようにお祈りしています。



◆豚肉産地
ピックファーム室岡 室岡 修一


謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中はひとかたならぬご愛顧にあずかり、誠にありがとうございました。
本年も安全でおいしい豚肉をお届けするため、社員一同誠心誠意努めてまいりますので、なにとぞ本年もより一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
組合員はじめ関係者のみなさまの健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。



◆豚肉産地
新潟ときめき産直豚生産者の会 外川 正人


あけましておめでとうございます。
日頃より「産直豚」をご利用いただき誠にありがとうございます。
昨年はイノシシ、シカ、クマなどの野生鳥獣による農作物被害に加え、人にも危害がおよびました。当農場でも一定の対策を行ってきましたが、病原体を伝播する有害動物の侵入防止対策をさらに強化するため防護柵を設置しました。
養豚においては、飼料高騰など厳しい経営状況ではありますが、本年もみなさまから安心してご利用いただけるよう安全で、良質な豚肉作りに努めてまいります。
2024年初春、組合員のみなさまのご多幸をお祈り申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。



◆豚肉産地
アーク(Ark館ヶ森) 橋本 友厚


新年あけましておめでとうございます。
日頃より「産直豚」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
昨年一年もお客さまはじめ、お取組先のみなさま方には大変お世話になり、周囲の方々に支えられて一年を過ごすことができました。本当に感謝です。
特に昨年夏場の酷暑は、私たちの住む岩手県では過去に例も見ない記録的猛暑を経験し、働いている私たちも豚さんたちにとっても本当に厳しい夏でした(これほど夏が長く感じたのはいつぶりでしょうか‥)。今後将来は同じような厳しい暑さがないとは言えません。動物を飼育する以上、今後を見据えさらなる暑さ対策をきちんと講じていかねばならないとこの冬に準備を進めているところです。
飼料高騰が続く畜産も依然厳しい環境下ではありますが、私たちは次世代に健全な産業として農業を引き継ぐためにも、創業からの理念である「食はいのち」の精神の下に創意工夫をこらしながら今年一年もこの難局を乗り切ってまいる決意です。
本年も、社員一同、お客さまと共に、より組合員のみなさまに愛され、喜んでいただける生産品をお届けすべく精進してまいります。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。



◆コア・フード地鶏しゃも産地
北浦しゃも農場 下河辺 貴博


新年あけましておめでとうございます。
日頃より「コア・フード地鶏しゃも」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
近年世界を騒がせていた新型コロナウイルスですが、大分落ち着きを見せてきました。しかし、我々養鶏業界では、毎年猛威を振るっている鳥インフルエンザが日々脅威です。こちらも早く収まってほしいと願うばかりです。
現地での見学会はいまだに厳しいですが、施設を借りての料理教室やリモートによる学習会などを通しての組合員のみなさまとのふれあいは、今後も精力的に行っていく所存です。他の産地とも協力してSDGsを見据えながら界隈全体を盛り上げていけたらなと思っております。
我々生産者にとってみなさまの応援はとても大きな活力となり、支えとなっております。それに報いられるよう、より一層精進してまいりたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
今年もより良い一年になりますよう、みなさまのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。



◆米沢郷鶏産地
米沢郷牧場 伊藤 充孝


新年あけましておめでとうございます。日頃より「米沢郷鶏」をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
昨秋より各地で高病原性鳥インフルエンザの発生・被害があり、野鳥でも感染が確認・報告され、私たちも防疫のみならず飼養管理の再強化・徹底を図っております。人も家畜も感染症の脅威にさらされており、養鶏を続けていくにはより細心の注意がますます必要となっています。
また、飼料価格がまだまだ高止まりしており、生産費、保管・物流費等の値上げが続き、養鶏のみならず日本の畜産全体が存亡の危機を迎えた感があります。特に私たちのような規模の小さな畜産の産直産地の持続可能性が問われています。
一方、異常気象が当たり前・身近なものとなっており、昨夏の猛暑は、果樹・野菜・稲作生産では少なからぬ影響と被害がありました。
そのような中、「コロナ」が5類に変わっても産直の基本である交流(学習会)が、まだまだ制限された形でしか開催されなくて非常に残念に思っております。しかし、産直を通し、組合員のみなさまとは常に繋がっている・繋がっていたいとの思いを大切にしております。
1978年の設立以来、私たちは農民の自立を掲げ、家族農業を基本にグループで地域(資源)循環型の有畜複合経営を実践し、環境負荷を軽減し、「食の安全・安心と食料自給力向上」と「農業を営み続けること」を生産者自身の課題とし、自ら創意工夫を重ね、挑戦し続けてきました。
アニマルウェルフェアの基本である無投薬で健康に「鶏を鶏らしく」飼育すること、ますます商業的に進む遺伝子組み換え(ゲノム編集も含む)作物の動向に対する分別流通管理された飼料への取り組み、地域内での飼料用米の生産と給餌ならびに鶏ふんの堆肥化による田畑への還元(「日本型畜産」)等々、あたりまえのことを継続しています。
現在は、環境問題、パンデミック、戦争、インフレといった複合危機の時代です。徐々に行き過ぎた資本主義・新自由主義の見直し等の動きが見られますが、あくまでも「対処療法」に留まり、根本的な解決方法にはほど遠く、楽観主義は通用しない状況です。
そのような中、これまでの取り組みを継続・推進することこそが、自らの生きる社会や暮らしを守るものと確信し、持続可能な循環社会=「共生社会」創りへ繋げたいと考えております。
今年も、自給飼料(飼料用米)の域内生産の拡充を図り、「米沢郷鶏」の飼料の米配合割合を高める試みに挑戦いたし続けます。
あらためて、深く、私たちは何を目指し、何をいかに生産するのかを選択し、「食べる」「作る」のかを共に考えなければなりません。
今年も米沢郷牧場グループは、地域環境を守り、仲間と組合員のみなさまとの交流を通し「安心」を共有することにより「安全」な食べ物を作り続けます。健康な鶏、安全でおいしい鶏肉(ならびに青果物)をお届けし、喜んでいただけますよう、若い生産者の仲間と共に家族農業を守り育て、会員農家・職員が一つとなり、より一層励みますので、御支援を賜りますようお願い申し上げます。
また、みなさまとの交流をはじめ、平和で平穏な日常が過ごせることを願っています。



◆までっこ鶏産地
までっこチキン生産者連絡協議会 小林 正宗


組合員のみなさま、あけましておめでとうございます。
いつも「までっこ鶏」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
昨年は新型コロナウイルスによる感染も落ち着き、対面での学習会も開催することができ、コロナ禍前のような活動ができる兆しが見え始めた嬉しい年でした。
ウェブを利用した学習会も行い、直接お会いできなかった方々とも新たな交流もできたのではないかと思っております。
さて、世界的に異常気象が多発している近年ですが、こちら岩手県でも自然は容赦なく、冬は厳しい寒さ、夏の最高気温は年々高くなるなど対策に追われる日々を過ごしました。2023年は幸いにも台風が少なく大雨や風害などの大きな自然災害はなく、生産者一同安堵しておりました。
一方、2023年の初めから高病原性鳥インフルエンザが全国で猛威を振るいました。今冬も野鳥の感染の発生が早く、昨年の10月上旬から確認されております。飼育管理について一番気を抜けない時期となりますので、防疫対策をより一層強化して臨んでまいります。
今後も生産者として安心・安全・元気な「までっこ鶏」を育てていくと同時に、みなさまと直にお会いしての学習会や昨年同様ウェブを利用した新しい方法も用いて、農場の生産から鶏肉の加工、鶏ふんを使った発電による循環型農業まで、手間ひまかけて大切に育てた「までっこ鶏」の味わい・魅力をみなさまにお伝えできるよう努めてまいります。
本年も「までっこ鶏」を何卒よろしくお願い申し上げます。今年こそは、多くの組合員のみなさまと交流できることを楽しみにしております。



◆鹿児島若鶏産地
薩南ブロイラー団地生産者協議会 小田代 正志


新年あけましておめでとうございます。
日頃より私共の丹精込めてお届けする「鹿児島若鶏」をご愛用いただき、薩南ブロイラー団地生産者一同、心より厚く御礼申し上げます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行され、3年に余る自粛生活が緩和されました。徐々にではあるものの、日本社会に活気が戻ってきたことを嬉しく思います。
組合員のみなさまと学習会などで「顔を見て・直接話せる・直接伝える・繋がる」交流が、またできることを楽しみにしております。
さて、ここ鹿児島でもすっかり冬の季節となり、自然の光と風の入る鶏舎にて「鹿児島若鶏」はすくすくと成長しており、生産者はわが子のように一羽一羽丁寧に一生懸命育てております。
しかし、近年では日本各地で鳥インフルエンザが頻発しており、防疫衛生対策の徹底に生産者は気の休まらない緊張感のある日々を過ごしております。
最後に、我々生産者は鳥インフルエンザにも負けない、組合員のみなさまに「おいしい」と笑顔になっていただける、そんな思いを浮かべながら、本年も「鹿児島若鶏」(ほんもの)を組合員のみなさまにお届けします。
組合員のみなさまをはじめ、関係者のみなさまのご健康とご多幸をお祈り申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。



◆鶏肉産地
日本ホワイトファーム 知床生産部 CS-第5農場 清水 一樹・えりこ


謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は組合員のみなさまにおかれましては格別のご愛顧を賜り厚くお礼申し上げます。
私たちの農場は、知床の山々を望む自然豊かな北海道網走市にあります。
昨年は例年にない猛暑の影響で飼養管理に苦労しましたが、無事に健康な鶏肉を組合員のみなさまにお届けでき一安心しております。これから本格的な冬を迎え、一面白銀世界となり寒さが厳しい季節を迎えます。
凛と張り詰める空気の中、日々天候や鶏の状況を確認しながら快適な環境をつくり、私たちが丹精こめて育てた自慢の鶏肉を、組合員のみなさまに召し上がっていただきたいという思いで、今年も健康な鶏肉の飼育に邁進してまいります。
「鶏肉」を通してみなさまの食卓を笑顔にできますよう、一羽一羽を大切に育ててまいりますので、変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。