【資料】
公開確認会について
昨今ますます関心が高まっている農畜産物の安全性につきまして、パルシステム連合会ではこれまで大きな成果をあげてきた「農薬削減プログラム」を発展させて「環境保全型農業推進会議」として、食の安全性の確保、環境保全に貢献した農業つくり、情報公開・トレーサビリティの確保などを進めております。その取り組みのひとつとして、公開確認会を開催しております。今年度も畜産産地での公開確認会を専門家の方のご協力をいただき開催しますので、多くのご参加をお願いします。
【確認の主な内容】
- 書類審査―データの公開と参加者全員による確認
(栽培管理書類をすべて公開し、参加者のヒアリングによる審査)
- 組識の有機栽培・減農薬栽培等の生産管理体制審査(システムの審査)
(各生産者への栽培内容が統一されているか等運営審査)
- 出荷、流通の審査
(有機農産物、特別栽培農産物と他の農産物が混入する可能性がないか販売、流通管理体制の審査)
- ほ場確認作業(現地調査)
(全ほ場の検証はできないので、代表的なほ場のいくつかをピックアップして巡回する。)
【参加対象者】
- 各生産者、他団体の生産者
- 有識者、研究者
- パルシステム連合会 生協組合員 職員
- (株)ジーピーエス
- 地域行政関係者 市町村
- その他
【公開される書類】
- ほ場台帳 生産者履歴
- ほ場単位の栽培管理記録表
- ほ場看板
- 農産物の出荷、販売実績(面積と整合性がとれるか)
- 組識図、定款、規約、栽培基準
- 事前監査結果
事前監査 ジーピーエス・検査官がほ場巡回なども含めて実施します
2008年度 今後の公開確認会
| 実施日程 |
企画名 |
対象品目 |
開催地 |
| 11月19日20日(水・木) |
あいづグリーンネットワーク公開確認会 |
農産(野菜・果実) |
福島県 |
*監査人は、前日から現地入りします。
(※)「theふーど」の基本的考え方 ~資源循環・環境保全型農業の実現~
「ふーど商品」は、環境保全や資源循環、持続型の生産などに配慮した取り組みを行っている農畜水産物および加工品を対象に、ひとつの理想形を求めたパルシステムのブランドです。例えば青果やお米では、有機認証およびそれに準ずる栽培内容を実現したものを対象とし、畜産と連携した複合経営や畜糞の堆肥化による有効活用、総エネルギーの低減など多様な取り組みを評価して選定されています。また、畜産では、放牧によるアニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮し、遺伝子組み換え飼料の排除、牧草や食品残さなどの国内資源の有効活用、成長ホルモン剤の禁止、全飼育期間飼料への抗生物質不使用など厳しい基準をクリアーしています。水産では、収奪型や薬剤を多投する養殖ではなく、魚付き林を守り、水産資源を守り育てる取り組みが評価されています。
こうした厳しい取り組みを全商品で実現することは困難ですが、先進的な取り組みを行う生産者の努力を適切に評価し、本来めざすべき農畜水産業のあり方を提示していきたいと考えています。
(※)「エコ・チャレンジ」商品
出荷予定産地・生産者のすべてがパルシステムが定めた優先排除・問題農薬を排除し、なおかつ除草剤や土壌くん蒸剤を排除した農産物(トマト、ごぼう、ねぎは土壌くん蒸剤使用可)、または天敵や生物資材の導入により、殺虫剤・殺菌剤の使用総量を削減した農産物。品目によっては、時期や産地により、農薬を使用せずに栽培できているものも含まれます。
*「優先排除農薬」とは、国が仕様を認めた農薬のなかでも、パルシステムが定めた「農薬毒性評価一覧表」で、とくに毒性が高いと評価された20成分。「問題農薬」とは、パルシステムが定めた「優先排除農薬」以外で、とくに大きな問題が指摘されている農薬14成分です。 |