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掲載日:2008年10月17日 パルシステム生活協同組合連合会

有機農業の全国ネットワーク、先駆的組織マルタ発祥の地
「田浦マルタ 公開確認会」を開催します
パルシステムは10月23(木)、24(金)の2日間、柑橘類の産直産地「田浦マルタ」(熊本県)で、公開確認会を行います。(株)マルタは、有機農業の普及と発展を目指す、全国約800人の生産者のネットワークです。マルタ発祥の地、田浦マルタの土づくりの実践とともに、マルタの組織についても知る機会とします。


■栽培方法や生産履歴を生協組合員が産地で確認

田浦マルタの沿岸はリアス式海岸の
ため、海からすぐ急斜面の山となる

 パルシステムでは、食の安全の確保と、環境保全型農業の推進に向け、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者がともに公開の場で確認しあう「公開確認会」を1999年より行っています。

 これまでの8年間で、海外を含め77カ所の産地をのべ約6,100名の生協組合員が訪れました。

 公開確認会では、商品が基準どおりにつくられているか透明性を持って組合員に公表することにより、産直関係の絆をより強固なものにしてきました。また産地にとっては、内部の生産・栽培管理体制を整え、農法のレベルアップを促す契機となるものです。

 2008年度は、米やりんご、牛肉などの産地で合計7回の「公開確認会」を予定しています。

 その6回目となる公開確認会を10月23、24日、パルシステムの柑橘類の産地、熊本県の田浦マルタにて開催します。


■「有機農業を農の主流に」がモットーの先駆的組織(株)マルタ

近隣の産地にも広がりブームと
なった甘夏栽培

 (株)マルタは、1975年、熊本・鹿児島の柑橘生産者が集まりマルタ柑橘生産組合として発足しました。2年後に法人化し「有機農業を農の主流に」をモットーとして、土作りと味にこだわり、環境に配慮した持続可能な農業の実践、普及に取組んでいます。

 設立からの30余年で、マルタの生産者ネットワークは北海道から沖縄まで全国約100地区、約800人のグループへと広がりました。

 今回、公開確認会を行う(株)マルタ発祥の地、田浦マルタは、熊本県八代海に面した風光明媚な産地です。甘夏の栽培がきっかけとなり発展しました。パルシステムの組合員には、みかん、レモン、しらぬい(デコポン)などの柑橘類をお届けしています。

 化学肥料や除草剤は使用せず、組合独自の堆肥工場を建設、丹念な土作りと手間をかけて、味と安全性の両方を追求しています。

 また商品管理は上部組織、田浦有機会が一元管理し、適正農業規範(GAP)の手法を取り入れるなど先進的な取り組みを行っています。


■パルシステムの成長とともに生産意欲も向上

(株)マルタとパルシステムとの取り引きは1989年から始まりました。パルシステムへの供給では、過去3年間、「Theふーど」「エコチャレンジ」(※)の柑橘類の割合が増えています。

 生産者からは、パルシステムとの取り引きによって、「安定的な価格と出荷量で経営が安定した。環境保全型農業で、地域に貢献できている。生協組合員の声が直接聞けることがやりがいに繋がり、パルシステムの成長とともに、生産意欲も向上している、これらのことから後継者も順調に育っている」との声が届いています。

 今回の公開確認会では、田浦マルタの有機農業の実践とともに、有機農業の推進を掲げて全国的な組織を維持してきた業界の先駆け(株)マルタの歴史や志しを知る機会にしたいと考えます。


●「田浦マルタ 公開確認会」

対象産地 田浦マルタ
田浦マルタ(生産者紹介)*「産地紹介」の南九州・沖縄地域をクリックしてください。
株式会社マルタ(新しいウィンドウで開きます)
日時 2008年10月23日(木)、24日(金)
場所 【公開確認会】芦北町役場田浦基幹支所
熊本県芦北郡芦北町大字田浦町  TEL 0966-87-1111

スケジュール(予定)*監査人は別スケジュール

現在の予定につき、変更になる可能性もあります。

日付 時間 スケジュール 備考
10月23日
(木)
9:40 羽田空港 集合  
10:40 羽田空港発  
12:20 熊本空港着 バス移動  
13:40~14:20 公開確認会 受付
  • あいさつ
  • 監査人紹介、監査方法について
  • 事前監査報告
  • 産地プレゼンテーション
  • 質疑応答
  • 1日目のまとめ
芦北町役場田浦基幹支所
17:00 終了 宿泊 田ノ浦岬公園マリンハウス
10月24日
(金)
8:30 出発
個人生産者のほ場視察
生産者の農薬管理なども確認します
  10:30 公開確認会・まとめ
  • 質疑応答
  • 監査所見報告
  • 産地受け止め
  13:00 終了  
  15:45 熊本空港発  
  17:20 羽田空港着  

【資料】

公開確認会について

昨今ますます関心が高まっている農畜産物の安全性につきまして、パルシステム連合会ではこれまで大きな成果をあげてきた「農薬削減プログラム」を発展させて「環境保全型農業推進会議」として、食の安全性の確保、環境保全に貢献した農業つくり、情報公開・トレーサビリティの確保などを進めております。その取り組みのひとつとして、公開確認会を開催しております。今年度も畜産産地での公開確認会を専門家の方のご協力をいただき開催しますので、多くのご参加をお願いします。


【確認の主な内容】

  1. 書類審査―データの公開と参加者全員による確認
    (栽培管理書類をすべて公開し、参加者のヒアリングによる審査)
  2. 組識の有機栽培・減農薬栽培等の生産管理体制審査(システムの審査)
    (各生産者への栽培内容が統一されているか等運営審査)
  3. 出荷、流通の審査
    (有機農産物、特別栽培農産物と他の農産物が混入する可能性がないか販売、流通管理体制の審査)
  4. ほ場確認作業(現地調査)
    (全ほ場の検証はできないので、代表的なほ場のいくつかをピックアップして巡回する。)

【参加対象者】

  1. 各生産者、他団体の生産者
  2. 有識者、研究者
  3. パルシステム連合会 生協組合員 職員
  4. (株)ジーピーエス
  5. 地域行政関係者 市町村
  6. その他

【公開される書類】

  1. ほ場台帳 生産者履歴
  2. ほ場単位の栽培管理記録表
  3. ほ場看板
  4. 農産物の出荷、販売実績(面積と整合性がとれるか)
  5. 組識図、定款、規約、栽培基準
  6. 事前監査結果

事前監査 ジーピーエス・検査官がほ場巡回なども含めて実施します


2008年度 今後の公開確認会

実施日程 企画名 対象品目 開催地
11月19日20日(水・木) あいづグリーンネットワーク公開確認会 農産(野菜・果実) 福島県

*監査人は、前日から現地入りします。



(※)「theふーど」の基本的考え方 ~資源循環・環境保全型農業の実現~

「ふーど商品」は、環境保全や資源循環、持続型の生産などに配慮した取り組みを行っている農畜水産物および加工品を対象に、ひとつの理想形を求めたパルシステムのブランドです。例えば青果やお米では、有機認証およびそれに準ずる栽培内容を実現したものを対象とし、畜産と連携した複合経営や畜糞の堆肥化による有効活用、総エネルギーの低減など多様な取り組みを評価して選定されています。また、畜産では、放牧によるアニマルウェルフェア(動物福祉)に配慮し、遺伝子組み換え飼料の排除、牧草や食品残さなどの国内資源の有効活用、成長ホルモン剤の禁止、全飼育期間飼料への抗生物質不使用など厳しい基準をクリアーしています。水産では、収奪型や薬剤を多投する養殖ではなく、魚付き林を守り、水産資源を守り育てる取り組みが評価されています。
こうした厳しい取り組みを全商品で実現することは困難ですが、先進的な取り組みを行う生産者の努力を適切に評価し、本来めざすべき農畜水産業のあり方を提示していきたいと考えています。


(※)「エコ・チャレンジ」商品

出荷予定産地・生産者のすべてがパルシステムが定めた優先排除・問題農薬を排除し、なおかつ除草剤や土壌くん蒸剤を排除した農産物(トマト、ごぼう、ねぎは土壌くん蒸剤使用可)、または天敵や生物資材の導入により、殺虫剤・殺菌剤の使用総量を削減した農産物。品目によっては、時期や産地により、農薬を使用せずに栽培できているものも含まれます。
*「優先排除農薬」とは、国が仕様を認めた農薬のなかでも、パルシステムが定めた「農薬毒性評価一覧表」で、とくに毒性が高いと評価された20成分。「問題農薬」とは、パルシステムが定めた「優先排除農薬」以外で、とくに大きな問題が指摘されている農薬14成分です。



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