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掲載日:2008年7月30日 パルシステム生活協同組合連合会

日韓の消費者、生産者100人が生物多様性農業の未来を探る
「第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会」
8月2日(土)、3日(日)の両日、パルシステムが支援するNPO生物多様性農業支援センター他3者で構成する実行委員会が主催し、「第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会」が開催されます。JAささかみ(新潟県阿賀野市)において、日韓両国の生産者、消費者、専門家が共同し、田んぼの生きもの調査、専門家による講演や意見交換会などを行い、水田と生物多様性農法への理解と共感を深めます。

■日韓の生産者、消費者が生物多様性農法と田んぼの生きもの調査を通して交流

昨年の日韓合同生きもの調査
(2007年8月栃木県にて)

 日本、韓国ほか東アジアの数千年にわたる水田稲作の歴史は、私たちの主食の米とともに、鳥や魚、虫など生きものの豊かな生態系をつくり、生物多様性や環境を守ってきました。

 8月2、3日の「第3回 日韓田んぼの生きもの調査交流会」では、日韓両国の稲作関係者、消費者、研究者など約100名が共同し、田んぼの生きもの調査(※1)を行うほか、呉地正行氏(日本ラムネット共同代表、日本雁を保護する会)による第10回ラムサール条約に関する記念講演、生産技術意見交換会、生物多様性農法についてのシンポジウムなども行います。

   日韓の稲作生産者、消費者、研究者を始め、2008年ラムサールCOP10「水田決議」(※2)に向け、同会議の主要メンバーも含め約100名が出席する予定です。


■地球規模の食糧、環境問題の解決のカギ、生物多様性農法

 現在、世界的な食糧の高騰が、私たちのくらしを脅かしています。この背景には穀物先物市場への投機マネーの流入、バイオエタノールの需要増大、新興国の経済成長、地球温暖化による不作などがあるといわれています。こうした危機を乗り越えるためにも、アジアの稲作文化、生物多様性農法が注目され始めています。

 NPO生物多様性農業支援センター(※1)は、この交流会でアジアの豊かな稲作文化、水田と生物多様性農法の意義と可能性について生産者、消費者、地域住民、一般市民、行政など広く理解と共感を深め、日本、韓国から発信し、ラムサール総会開催に繋げていくと共に、地球規模の食糧、環境問題解決への端緒を提示していきたいと考えます。


●第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会

開催日:2008年8月2日(土)、3日(日)

開催場所:JAささかみ本所(新潟県阿賀野市山崎58番地 JR新潟駅よりタクシー45分)およびその周辺
電話0250-62-2410


【スケジュール】(予定)

8月2日(土) 8:00~ 田んぼの生きもの調査(ラインセンサス、ランダム調査、畦の草花調査)/13:30~ 講演「生きもの調査の意義と進め方」:岩渕成紀/講演「民間型環境直接支払い~生産者・消費者の市民としての協同」:原耕造
<調査結果まとめ>
15:30~ 日韓生産技術意見交換会 日韓生きもの調査意見交換会
19:00~ 日韓夕食交流会(ぽっぽ五頭にて)
8月3日(日) 会場:笹神ふれあい会館(新潟県阿賀野市山崎77 JR新潟駅よりタクシー45分)
9:00~ 「ゆうきの里農業者大会&生きもの調査シンポジウム」
9:45~ 記念講演「東アジアの水田農業と第10回ラムサール条約「水田決議」に向けて 呉地正行(日本ラムネット共同代表)
11:00~ シンポジウム「日韓田んぼの生きもの調査と生物多様性農法の現状とこれから」コーディネーター:岩渕成紀
<報告>
日本「ささかみにおける生きもの調査と生物多様性農法の展開」
韓国「韓国における生きもの調査と生物多様性農法の展開」

 主催:第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会実行委員会



【資料】

(※1)田んぼの生きもの調査とNPO生物多様性センター

パルシステムは、“食は自然の循環、生きものとの共生のなかにあり、多様な生態系のある水田づくりこそが、安心な米づくりに繋がる”との考えから2004年に「田んぼの生きもの調査」をスタートさせ、2005年には「田んぼの生きもの調査プロジェクト」を立ち上げました。そして今年5月には、プロジェクトを発展的に解消し、これまで参加していたJA全農やNPO法人田んぼなどの団体と協力して「NPO法人生物多様性農業支援センター(BASC)」を設立しました。生産者や消費者、行政、地域といった幅広い連携により、生物多様性農法における情報集約と普及へ向けた支援活動を進めています。


(※2)「2008年ラムサール総会CPO10会議」

ラムサール条約は、1971年にイランのラムサールで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において採択されました。水鳥をはじめ多様な生物の生息地として国際的に重要な湿地を保全するための条約で、1975年12月21日に発効しました。

現在、「2008年ラムサール総会CPO10会議」(韓国昌原市開催)に向け、生物多様性を育む水田農業を土地・資源の「賢明な利用」として確認する「水田決議」採択の準備が進められています。


*JAささかみ

JAささかみでの田んぼの生きもの調
査(2008年5月、産地ツアーにて)

JAささかみは、循環型農業、生物多様性農業の先進地のひとつ。有機農法での米作りに積極的に取り組んでおり、今年度からは農作業のひとつとして、生きもの調査を組み込んでいく方針としました。また、地域の田んぼ学童農園へは、稲作農業体験の一部として田植えから稲刈りまでの農業体験とともに生きもの調査を行い、5年後には地域の「ささかみ生きものマップ」をつくるなど、生物多様性農法を積極的に取り入れている産地です。パルシステムとの産直交流は、今年で30年になります。



第3回日韓田んぼの生きもの調査交流会についてのお問い合わせは
<NPO生物多様性農業支援センター>
本部 : 〒194-0293 東京都町田市相原町4771 JA全国教育センター内
TEL042-711-7015 FAX042-711-7016(石川 あき子)
新大塚連絡事務所 : 〒112-8586 東京都文京区大塚5-9-2 新大塚プラザ 2F
TEL03-6273-9571 FAX03-6273-9572(原 覚俊)
NPO生物多様性農業支援センター(新しいウィンドウで開きます)

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