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掲載日:2008年7月16日 パルシステム生活協同組合連合会

“田んぼの生きもの調査”の視点を取り入れ
「日本の稲作を守る会 公開確認会」を開催します
パルシステムは7月24日(木)、ふーどのお米の産地「日本の稲作を守る会」(栃木県河内郡)で、公開確認会を行います。今回は、今年5月に発足したNPO法人「生物多様性農業支援センター」の協力により、田んぼの生きもの調査の視点を取り入れ、産地の環境保全や自然再生力を高めるための取り組みを確認します。


■栽培方法や生産履歴を生協組合員が産地で確認

杉山農場(栃木県)での田んぼの
生きもの調査の様子(2007.8.5)

 パルシステムでは、食の安全の確保と、環境保全型農業の推進に向け、産地での栽培や生産履歴を生協組合員と生産者がともに公開の場で確認しあう「公開確認会」を1999年より行っています。

 これまでの8年間で、海外を含め77カ所の産地をのべ約6,100名の生協組合員が訪れました。

 公開確認会では、商品が基準どおりに作られているか透明性を持って組合員に公表することにより、産直関係の絆をより強固なものにしてきました。また産地にとっては、内部の栽培管理体制を整え、農法のレベルアップを促す契機となるものです。

 2008年度は、米やりんご、牛肉などの産地で合計7回の「公開確認会」を予定しています。

 その3回目となる公開確認会を7月24日、パルシステムのふーど米(*1)の産地「日本の稲作を守る会」(栃木県川内郡)にて行います。


■環境創造型の高度な有機稲作技術で知られる「日本の稲作を守る会」

 「日本の稲作を守る会」は、“安全でおいしい有機栽培米や無農薬栽培の生産を援助し、自給を維持すること。永続的な農業経営と農村の自然環境を守ること”を目的に、1994年に結成されました。会員農家はNPO法人民間稲作研究所(代表はNPO生物多様性農法支援センター(*2)副理事長 稲葉光國氏)の開発した環境創造型の有機稲作を導入し、米づくりの技術を高めてきました。パルシステムとは2007年度から、有機米の取引が始まりました。

 田植え前から、新米の予約をすることで環境保全型農業を支援する仕組み「予約登録米」の産地です。


■田んぼの生きもの調査の視点を取り入れた公開確認会

 今回は、昨年7月の「大潟村産地会議」での公開確認会に引き続き、田んぼの生きもの調査の視点を取り入れ、産地の環境保全や、自然再生力を高めるための取り組みを確認いたします。

 また、生物多様性農法について稲葉氏にお話いただき、さらに生物多様性農法支援センターの副理事長を務める岩渕成紀氏にもご指導いただきます。

 有機農法の田んぼで、あらためて生きものを観察することにより、生きものと農法、さらに周辺の環境との関わりまで理解し、体感することができる貴重な機会と考えます。


●日本の稲作を守る会 公開確認会

対象産地 日本の稲作を守る会 栃木県河内郡上三川町鞘堂72 最寄り駅:石橋
日本の稲作を守る会(新しいページで開きます)
日時 2008年7月24日(木)
場所 塩谷町公民館 塩谷町大字玉生681

■スケジュール(予定)

10:00~ 蒲須坂駅集合 杉山農場視察
12:40~ 公開確認会 開会
1.挨拶
13:00~ 2.公開確認会の主旨説明・監査人紹介、監査方法について
13:10~ 3.産地プレゼンテーション
13:50~ 4.事前監査報告としての、生きもの調査のまとめ
  (生物多様性農業支援センター 副理事長 岩渕 成紀)
14:30~ 5.事前監査報告としての、生きもの調査のまとめ (監査人)
14:40~ 6.生物多様性農法について(民間稲作研究所 代表 稲葉 光國)
15:20~ 7.生きもの調査以外の事前監査報告・質疑応答
16:00~ 8.公開確認会のまとめ
(1)監査所見報告・監査のまとめ
(2)公開確認会を受けて 日本の稲作を守る会
16:30~ 9.閉会

【資料】

(※1)ふーどのお米

パルシステムでは、全国30の産地から年間約2万4千トンのお米をお届けしています。そのうちの約半数が、化学合成農薬や化学肥料の使用を、産地の一般的な使用量の半分以下に削減した「エコ・チャレンジ栽培米」(特別栽培米)です。 なかでも、パルシステムのトップブランド「the ふーど」のお米は、種子の段階から化学合成農薬および化学肥料を使用しないなどの基準をクリアしています。JAS法の定める「有機栽培」か、それに準ずると判断されたこだわりのお米です。


(※2)生物多様性農業支援センター

パルシステム連合会は、2004年に「田んぼの生きもの調査」を4産地で実施しました。2005年にはNPOふゆみずたんぼ(岩渕成紀代表)、NPO法人民間稲作研究所(稲葉光圀代表)、全農、(社)農村環境整備センターを中心に「田んぼの生きもの調査プロジェクト」を結成しました。同プロジェクトは、2008年5月、農に根ざした地域の伝統文化を守り、地球環境問題に取り組む人々をさらに支援するため、NPO法人「生物多様性農業支援センター」として発足しました。

*生物多様性農法…生産効率を上げるための化学肥料や農薬に依存せず、微生物や昆虫、魚、カエルなど、田んぼや田んぼ周辺に生息する多様な生きものの生態系を活かすことにより作物を育てる農法


<参考>

NPO法人「生物多様性農業支援センター」が設立されました(2008年5月28日ニュース)



公開確認会について

昨今ますます関心が高まっている農畜産物の安全性につきまして、パルシステム連合会ではこれまで大きな成果をあげてきた「農薬削減プログラム」を発展させて「環境保全型農業推進会議」として、食の安全性の確保、環境保全に貢献した農業つくり、情報公開・トレーサビリティの確保などを進めております。
その取り組みのひとつとして、公開確認会を開催しております。生産者、消費者参加による確認作業を2007年度までで76カ所開催、実施いたしました。今年度も産直産地での公開確認会を専門家の方のご協力をいただき開催しますので、多くのご参加をお願いします。


【確認の主な内容】

  1. 書類審査―データの公開と参加者全員による確認
    (飼養管理書類を公開し、参加者のヒアリングによる審査)
  2. 組識の有機栽培・減農薬栽培等の生産管理体制審査(システムの審査)
    (各生産者への栽培内容が統一されているか等運営審査)
  3. 出荷、流通の審査
    (有機農産物、特別栽培農産物と他の農産物が混入する可能性がないか販売、流通管理体制の審査)
  4. ほ場確認作業(現地調査)
    (全ほ場の検証はできないので、代表的なほ場のいくつかをピックアップして巡回する。)

【参加対象者】

  1. 各生産者、他団体の生産者
  2. 有識者、研究者
  3. パルシステム連合会 生協組合員 職員
  4. (株)ジーピーエス
  5. 地域行政関係者 市町村
  6. その他

【公開される書類】

  1. ほ場台帳 生産者名簿
  2. ほ場単位の栽培管理記録表
  3. ほ場看板
  4. 農産物の出荷、販売実績(面積と整合性がとれるか)
  5. 組識図、定款、規約、栽培基準
  6. 事前監査結果
事前監査  ジーピーエス・監査人がほ場巡回なども含めて実施します


2008年度の公開確認会開催予定

実施日程 名称 対象品目 開催地
7月17日18日(木・金) 雄勝りんご同志会公開確認会 農産(果実) 秋田県
7月24日(木) 日本の稲作を守る会公開確認会 農産(米) 栃木県
8月18~23日(月~土) エコシュリンプ公開確認会 水産(エコシュリンプ) インドネシア
9月18日19日(木・金) ふーどの牛肉公開確認会 畜産(牛肉) 北海道
10月23日24日(木・金) 田浦マルタ公開確認会 農産(果実) 熊本県
11月19日20日(水・木) あいづグリーンネットワーク公開確認会 農産(野菜) 福島県



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