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掲載日:2007年7月25日 パルシステム生活協同組合連合会

「日・韓・中 環境創造型稲作技術国際会議」「日韓生きもの調査交流会」開催
田んぼから生物多様性を考えます
8月3(金)~6日(月)、栃木県宇都宮市のホテルフェアシティにて「第8回日・韓・中 環境創造型稲作技術国際会議」及び「第2回日韓生きもの調査交流会」が開催されます。パルシステム連合会も参加する「田んぼの生きもの調査プロジェクト(※1)」や、NPO法人  民間稲作研究所など有機農業を推進する組織、環境団体などが実行委員会を作り、主催するものです。日本、韓国、中国の農業関係者が環境創造型農業の技術交流や各国の農業政策について情報交換し、東アジアの有機稲作のあり方と可能性を探ります。

第2次世界大戦以降、アジアでは農薬や化学肥料による稲作の効率化がすすみ、豊かな自然環境、稲作環境が失われ、食の安全がおびやかされています。パン食の普及など食のグローバリズム化もすすみ、稲作は経営面でも不安定となり、日本でも米作り農家の減少が問題となっています。

こうした状況を憂える日本、韓国、中国の農業関係者が連携し、2000年より、各国持ち回りで、環境創造型(有機稲作)を中心に、技術交流と農業政策についての情報交換を行ってきました。

■第8回日・韓・中 環境創造型稲作技術国際会議
パルシステム連合会は、この国際会議が始まった2000年に新農業政策(※2)を理事会で確認、翌年、新農業委員会が発足し、食料自給の向上に向けて有機農業を主流にした農業の取り組みと環境保全型農業の実現など、農薬削減に留まらない取り組みをすすめており、昨年度からこの会議に協賛し、参加しています。

昨年は韓国にて開催され、日本からは稲作農家や研究者、生協関係者ら約40名が参加しました。

今年は8月3~5日まで、昨年末に制定された有機農法推進法とあわせ、有機稲作の発信地のひとつ栃木県で開催されます。

日本の、田んぼの生きものの多様性を活かした有機農法による米づくり、環境創造型農業への転換をめざす韓国の農業政策など、転換期にある東アジアの稲作関係者が集い、有機農法を中心に未来の農業展望を共有する有意義なものになると考えます。

■第2回日韓生きもの調査交流会
パルシステムでは、“食は自然の循環、生きものとの共生のなかにあり、多様な生態系のある水田づくりこそが、安心な米づくりに繋がる”との考えから2004年「田んぼの生きもの調査」を4産地で実施、2005年には「田んぼの生きもの調査プロジェクト」を立ち上げ、応援してきました。この取組みは2007年には11産地に広がっています。

パルシステムの生きもの調査の様子

 同会議でも、昨年からプロジェクトの手法で「田んぼの生きもの調査」が行われ、生きものと水田・農法との密接な関係が認識され、広がっています。今年も会議に引き続き、8月5日「第2回  日韓生きもの調査交流会」が開催されます。

日光連山から流れる荒川に隣接する有機水田にて、水田内ビオトープ(この地域固有の水田内の生態系)の役割と田んぼの生きものの姿を観察、確認します。


■開催要項

日にち 2007年8月3日(金)~6日(月)
会場 ホテルフェアシティ 栃木県宇都宮市東宿郷2-4-1
TEL:028-632-7777
現地視察 栃木県の県北・県中・県南の有機水田を中心として視察
生きもの調査 栃木県・県中部地区 杉山農場
ホテルナチュラルガーデン 栃木県日光市花石町1825-3
TEL:0288-50-3070


【資料】

「第8回日・韓・中 環境創造型稲作技術国際会議」「第2回日韓生きもの調査交流会」について詳しくはこちらをご覧ください。

「第8回日・韓・中環境創造型稲作技術国際会議」及び 「第2回日韓田んぼの生きもの調査交流」のご案内 PDF268KB(新しいウィンドウが開きます。)

第8回日・韓・中  環境創造型稲作技術国際会議スケジュール

8月3日(金) 10:00~17:00 現地視察(県中コース)
宇都宮駅東口集合→民間稲作研究所→ドンカメ→会場
有機稲作の提唱者である研究所のほ場見学と江戸後期に同様の農法を提唱していた田村任佐衛門佐吉茂の生家周辺農家を見学
18:00~20:00 歓迎レセプション
8月4日(土) 8:00~ 9:00 ふーど米研究会
9:00~13:00 《技術会議》
《技術会議》第1部: 基調報告・東アジアにおける環境創造型有機稲作技術と環境再生
《技術会議》第2部: 基調報告・農業湿地としての水田の特性を活かした農業環境戦略
14:00~17:00 《分科会》 現地報告とシンポジウム
《分科会》1: 東アジアにおける環境創造型有機稲作と生物多様性回復の可能性
《分科会》2: 日・韓・中における水田農業と湿地環境としての意義
18:00~20:00 懇親会
20:30~テーマ別自由交流会
8月5日(日) 9:00~12:00
《技術会議》第3部: 対談/有機農法への思いを語る 金成勲(韓国 尚志大学総長・元農林部長官) 谷津義男(有機農業推進議員連盟会長・衆議院議員・元農水大臣)
報告とシンポジウム 東アジアにおける有機農業政策の現状と課題

「第2回日韓生きもの調査交流会」スケジュール

8月5日(日) 12:30 ホテルフェアシティ出発→13:00 杉山農場昼食→14:00「いのちを育む有機農作」と生きもの調査実施→17:30  (於ホテルナチュラルガーデン日光) 1生きもの調査結果報告 2韓国における生きもの調査の展開 3生きもの調査の意義をめぐってフリー討論 20:00夕食・懇親会
8月6日(月) 9:00 朝食後・JR日光駅解散


※1 田んぼの生きもの調査プロジェクトについて
パルシステム連合会では長い産直交流のなかで各産地で自然観察会などに取り組んできましたが、2004年に「田んぼの生きもの調査」に発展させ、4産地で実施しました。2005年にはNPO法人田んぼ(岩渕成紀代表)、NPO法人民間稲作研究所(稲葉光圀代表)、JA全農、(社)農村環境整備センターと共にこの五者を中心に全国センター「田んぼの生きもの調査プロジェクト」を結成し、現在に至っています。また、2007年には「田んぼの生きもの調査」の実施を11産地(パルシステム産地)に広げ、中期的な計画を立て“ふーど米”を増やすなど、人と生きものに優しい自然循環機能を生かした農法への転換をめざしています。

※2 新農業政策
食糧と農業の主体は、生産を担う生産者と消費する消費者(共に生活者)であると捉え、生産者と消費者の新たな21世紀型のパートナーシップを確立して、食料・農業問題解決に取り組む農業・産直政策。新農業委員会(委員長:齋藤文子神奈川ゆめコープ理事長)では、日本の新たな農業モデルの創出、農業変革や食のあり方、さらに「theふーど」(パルシステムのトップブランドでJAS法に定められた「有機農産物」の生産基準に沿って栽培されている農産物またはそれに準ずると判断された農産物)を中心とした産直事業の拡大をめざし日々議論と活動を重ねています。

■実行委員会(主催団体)
NPO法人民間稲作研究所、NPO法人田んぼ、日本雁を保護する会、(財)日本野鳥の会、日本湿地ネットワーク、田んぼの生きもの調査プロジェクトほか



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