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掲載日:2005年11月30日
パルシステム生活協同組合連合会

米国・カナダ産牛肉の安全性に関するパブリックコメントを提出しました

  内閣府食品安全委員会は、2005年11月2日~29日までの間、「米国・カナダの輸出プログラムにより管理された牛肉・内臓を摂取する場合と、我が国の牛に由来する牛肉・内臓を摂取する場合のリスクの同等性」に係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)について、パブリックコメントを募集しました。この案に対して、パルシステム連合会は下記のコメントを提出しました。

2005年11月29日


内閣府食品安全委員会御中

「米国・カナダの輸出プログラムにより管理された牛肉・内臓を摂取する場合と、我が国の牛に由来する牛肉・内臓を摂取する場合のリスクの同等性」に係る食品健康影響評価について(案)に対する意見

パルシステム生活協同組合連合会


今回、プリオン専門調査会で取りまとめられた標記審議結果(案)の意見募集に対し、以下の通り当会の意見・要望を提出いたします。



 本答申の「5 結論」において、最終的な結論を、米国・カナダの牛に由来する牛肉等と我が国の牛に由来する牛肉等のリスクレベルの差は非常に小さいと考えられる、としています。しかしこれは輸出プログラムが遵守されていると言う前提条件のもとに出された結論であり、この前提条件が確保されなければ評価結果自体が成立しないこととなります。この前提条件の確保、すなわちリスク管理機関からの具体策が同時に提示されなければ、米国・カナダからの輸入再開を検討することはできないと考えますし、貴委員会の審議もこれらを踏まえてなされるべきであると考えます。

 下記項目について、食品安全に委員会として、関係リスク管理機関に対して必要な勧告・要請をおこなうこと、また関連する事項の充分な調査をおこなった上で、再評価することを強く要望するものです。

  1. データ質・量の不足について
     本答申の「5 結論」の中では、「米国・カナダに関するデータの質・量ともに不明な点が多いこと、管理措置の遵守を前提に評価せざるを得なかったことから、米国・カナダのBSEリスクの科学的同等性を評価することは困難と言わざるを得ない。」としています。
     国民の健康を守る重要な課題です。リスク管理機関に必要な再調査を指示し、充分なデータを用意した上で、あらためて審議し直すべきであると考えます。

  2. 前提条件である「輸出プログラム」の確実性の確保について
     今回の評価にあたり、「輸出プログラムの遵守についても守られることを前提に評価しなければならなかった」、「前提の確認はリスク管理機関の責任であり、前提が守られなければ、評価結果は異なったものになる。」と記載されています。
     現状の米国・カナダの状況が、SRM除去の監視の実態が不明瞭、20ヶ月齢の証明の問題、動物由来たん白質・肉骨粉などの飼料規制の不充分さなど、多くの問題を含んでいることは、本答申においても指摘されていることです。
     早急に、輸出プログラムに関する再調査、輸出プログラムが確実に実施されているかの監視機能をどうするのかなどの具体策の提示を指示し、これらが提示された段階で、再度、評価をしなおすべきであると考えます。

  3. 消費者の不安とリスクコミュニケーションについて
     朝日新聞社が10月22、23日に実施した全国世論調査では、輸入再開に反対の人が67%であり、BSE問題に対する国民の不安がいかに大きいかを知ることができます。本答申でも「6 結論への付帯事項」の中で、「本答申を受けて、リスク管理機関が判断し、施策を実行する場合は、その結果を国民に説明すること、(中略)であることを確認しておきたい」と記載されていますが、今回の評価結果のみではともて国民の不安を解消することはできないと考えます。
     前項と重なりますが、早急に、リスク管理機関に対し、輸出プログラムの具体策の提示を指示する必要があります。


以上



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