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掲載日:2004年11月25日
パルシステム生活協同組合連合会

青果のトレーサビリティ流通実験をおこないます

  生活協同組合連合会 首都圏コープ事業連合(8会員・会員総事業高1,443億円/会員生協の組合員総数76.5万人)は、11月28日(日)から12月1日(水)の4日間、独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 中央農業総合研究センター(松井重雄所長/茨城県つくば市)、埼玉県農林総合研究センター(北岡美明所長/埼玉県熊谷市)に協力し、次世代型トレーサビリティシステムの確立に向けたICタグ、QRコードによる野菜の流通実験を行います。

 これまで、ICタグやQRコードを用いたいくつかの実証試験は行われているものの、複雑な流通段階を経由した生産および流通履歴の把握や消費者が求める情報コンテンツに関する検証は十分とはいえません。今回の実証試験は、農林水産省の先端技術を活用した農林水産研究高度化事業「青果物の生産履歴情報の効率的な収集・伝達・提供システムの開発」の一環で行われるもので、中央農業総合研究センターが、埼玉県農林総合研究センターと共同で進めてきた生産・流通履歴記録システムの流通試験を、首都圏コープ事業連合の青果の流通システムを使っておこないます。
 首都圏コープ事業連合の野菜の産地である(有)沃土会(矢内克志代表/埼玉県大里郡)で採れた野菜が、首都圏コープ事業連合のセットセンターである岩槻センター(埼玉県岩槻市)を経て、会員生協である生活協同組合ハイコープ(砂押正男理事長/組合員7.9万人/本部:茨城県水戸市)の組合員の手に届くまでを検証します。
 また、より消費者の理解を深めるために、生産履歴情報にはテキストベースの情報だけでなく生産者からのビデオメッセージ配信を加えました。

 青果物の生産履歴情報に関する産地側での収集、消費者への伝達・提供方法は、情報コンテンツの種類や内容、流通現場での情報把握、コスト等の面で、研究要素は山積しております。今回の実験結果は、最新技術のICタグやQRコードを応用した、迅速かつ正確に追跡・遡及できる青果物トレーサビリティシステムの開発に生かされていく予定です。

■次世代型トレーサビリティシステムの確立に向けたICタグ、QRコードによる野菜の流通実験
実験日時 2004年11月28日(日)~12月1日(水)
実験場所 生産地:(有)沃土会(埼玉県大里郡)
流通地:首都圏コープ事業連合 岩槻センター(埼玉県岩槻市)
消費地:生活協同組合ハイコープ つくばセンター管内
実験内容 ICタグ及びQRコードを野菜に添付した流通実験
第3世代携帯電話の映像配信サービスを活用した生産者から消費者への情報の配信
生産履歴情報に関する消費者アンケート

資料
次世代型トレーサビリティシステムの確立に向けたICタグ、QRコードによる野菜の実証試験
中央農業総合研究センター・総合研究第4チーム 佐藤和憲

1.実験の目的

 次世代のトレーサビリティシステムを支える技術として、ICタグとQRコードが注目されている。しかし実用化に際しては未だ課題が多く、効果や問題点の洗い出しと解決が求められている。今回の試験は、個包装された野菜にICタグとQRコードを貼付した商品カードを添付し、これを識別子として流通過程で当該商品を識別しながら履歴の記録を行うシステムの実用性を検証する。情報コンテンツには生産履歴情報に加え、第3世代携帯電話を用いれば閲覧可能な生産者からのメッセージビデオ配信を含め、これらに対する消費者の評価を検証する。


2.実験の概要

1)実験の概要
 埼玉県岡部町の生産者グループ(有)沃土会の協力を得て、生産者ごとの生産履歴情報に加えて、生産者のメッセージビデオ(15秒程度)を作成する。同会から首都圏コープ事業連合(岩槻センター)を通じて生活協同組合ハイコープ(茨城)つくばセンターに出荷されるホウレンソウを対象に、上記の生産履歴情報と関連づけられたICタグ及びQRコードの商品カードを添付する。消費者にわたるまでの流通過程でICタグリーダーを用いて識別しつつ流通履歴を記録する。
 ハイコープ(つくばセンター管内)では、試験期間中にホウレンソウを共同購入で購入される組合員には、添付された商品カードに印刷してある2次元コードやURLを用いてインターネットから生産履歴やメッセージビデオを閲覧し、システムの操作性や情報コンテンツについて評価していただく。
なお、生産者のメッセージビデオ配信については、(独)農業工学研究所とでの共同で実施する。
2)実験期間
2004/11/28~12/2の4日間を想定する。モニターを依頼する消費者5名には携帯電話を貸し出す。
3)生産地・流通地・消費者の概要
生産地:(有)沃土会(埼玉県大里郡)
流通地:首都圏コープ事業連合 岩槻センター(埼玉県岩槻市)
消費地:生活協同組合ハイコープ つくばセンター管内の組合員
4)方法
(1) ICタグ及びQRコードを貼付した商品カードを個包装されたホウレンソウに添付し、消費者の手にわたるまでの過程での流通履歴の記録をICタグリーダーと日本農業IT化協会が運営するAFAMAを用いて行う。
(2) ホウレンソウを購入した生協組合員には、商品カードに印刷されたQRコードやURLを手かがりに、携帯電話やパソコンからインターネットに接続していただき、SEICAを用いた簡易な生産履歴情報及び生産者のメッセージビデオの閲覧にご協力頂く。
(3) なお、中央農研に設置してある専用機器とソフトを用いれば、ICタグをスキャンしてより詳細な生産・流通履歴情報も閲覧できる。
(4) ホウレンソウを購入した生協組合員に対しては、システムの操作性や情報コンテンツに関するアンケートを実施する。


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