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キューバ共和国外国投資・経済協力省と協力協定を結びました

2002年5月16日
生活協同組合連合会
首都圏コープ事業連合

 生活協同組合連合会 首都圏コープ事業連合(8会員・会員総事業高1,171億円/会員生協の組合員総数63万人)はこのほど、キューバ共和国外国投資・経済協力省(MINVEC)との間で協力協定書に調印しました。

 首都圏コープ事業連合のキューバ共和国との交流は、1998年に「第一次生協・協同組合視察団」としてはじめてキューバを訪問したのを契機にはじまり、翌1999年より貿易窓口であるキューバエキスポート(CUBAEXPORT)を通したキューバコーヒーの交易を開始しました。

 一昨年からはグレープフルーツ、はちみつ、ラム酒と交易品目も拡大し、首都圏コープグループの個人宅配とグループ購入『パルシステム』を通じて、生協組合員にご利用いただいています。

 本年3月には「第6次ビジネスミッション」を派遣するなど交流を積み重ねてまいりましたが、これまでの交流を通して、日本の農業生産者とキューバ農業省や農業者との持続農業推進のための人的交流、循環型農業技術の交流等も行ってまいりました。

 5月6日、ハバナ市の外国投資・経済協力省において行われた調印式には、キューバ政府関係者、キューバ訪問中の首都圏コープグループ関係者など多数が参列するなか、外国投資・経済協力省ダグマル・ゴンザレス副大臣と首都圏コープ事業連合濱口廣孝理事長が協定書に署名しました。

 協定書では、首都圏コープ事業連合と外国投資・経済協力省が相互信頼に基づき、双方にとって有益な貿易交流を促進すること、環境保全と循環型生産方式等の分野の開発のための協力、その他協力プログラムの発展、日本とキューバ両国の相互理解と友好関係発展のための相互交流の促進を互いに確認し、友好協力関係の促進を約しました。

 また、調印後の席上において、昨年11月にキューバを襲ったハリケーン「ミッチェル」で被災した農業産地救援に首都圏コープグループで取り組んだ募金に対し、外国投資・経済協力省マルタ ロマス大臣からの感謝状授与が合わせて行われました。

 本年は、日本とキューバが交流を開始して100周年という記念すべき年にあたるなかで、日本のNGOとしての生協組織とキューバ共和国政府機関との協定書調印に際し、当日は在キューバ日本大使の馬渕大使にもご臨席を賜りました。

首都圏コープとキューバ外国投資省との協力協定(2002.5.6調印)資料

■今回の協力協定について

 正式には、「日本の生活協同組合連合会首都圏コープ事業連合とキューバ共和国政府を代表する外国投資経済協力省(MINVEC)の協力協定」と呼称します。

 協定では、相互尊重と信頼に基づき、両国関係を緊密化するために、共に努力するという願いを表明した前文に続き、以下の四点について協定しています。

一.環境保全と循環型の生産方式、技術移転を重視しつつ、双方の合意によって優先的に選ばれた分野の開発のための協力を発展させることに双方が関心を持つ。
一.双方によって優先的なものと定義される分野での協力プログラムを発展させる。
一.双方にとって有益な貿易交流を促進し、実践する。
一.日本キューバ両国の相互理解と友好関係を発展させるために、相互交流活動を促進する。

■参考

*外国投資経済協力省(MINISTERIO PARA LA INVERSION EXtrANJERA Y LA ColABORACION ECONOMICA)
海外との投資案件の推進等を行っている省庁です。

*キューバエキスポート(CUBAEXPORT)
農業省の管轄下で、コーヒー、ココア、はちみつ等を含め、対外的輸出の窓口となっている公団です。



■キューバと首都圏コープ事業連合の産直提携

 首都圏コープ事業連合は、1999年7月より、新たな国際産直としてキューバから農薬不使用のコーヒー(クリスタルマウンテン)輸入を開始し、コーヒー豆のほかに現在では、グレープフルーツ、ラム酒、ハチミツ等を輸入、産直取り引きを拡大してきています。

 2000年度の実績では、コーヒー14.5トン、グレープフルーツ60トン、ハチミツ6.3トン、ラム酒3.3キロリットルを取り扱いました。また、キューバ国際友好協会(ICAP)の協力をいただき、「日本・キューバ文化交流センター」の設立をめざしています。草の根の民衆交流の基盤をつくることで、さらに友好を深めていきたいと考えています。

■首都圏コープグループで取り組んだキューバ・ハリケーン災害救援募金

 昨年11月、キューバを襲った記録的なハリケーン「ミシェル」で被災した現地への救援募金に取り組んだもので、生協の個人宅配とグループ購入向けの『パルシステム』で2月11日から15日の間、現地の復旧にお役立ていただくための募金を募りました。全体で3万8,369口、767万3,800円の義援金のご応募をいただき、在日本キューバ大使館を通じて現地にお届けしました。

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