代表挨拶

代表理事 理事長 石田 敦史
代表理事 理事長石田 敦史
代表理事 専務理事 原 秀一
代表理事 専務理事原 秀一

2015年は戦後70年を迎えます。私たちは、戦争により多くの犠牲を生んだ歴史に対する深い反省を踏まえ、先人たちが築き上げてきた平和を次世代につないでいかなければなりません。

一方、東日本大震災から5年目を迎えた現在もなお、福島ではいまだに12万人もの原発事故避難者が故郷に帰れないままでいます。社会全体としても、生活保護受給世帯が過去最多となりながら、1億円以上の金融資産を持つ富裕層が100万世帯を突破しました。地域、世代を超えて経済格差の拡大はあらゆる層に広がっています。戦争や震災の痛恨を経た私たちは、未来に何を残すのかが問われています。

国連は、2014年の「国際家族農業年」続き、2015年を「国際土壌年」と定めました。肥沃な土壌は「農業開発、生態系の基本的機能および食料安全保障の基盤であり、地球上の生命を維持する要」と位置付けられています。パルシステムは産地と連携した産直活動のなかで、土づくりによる環境負荷の低減と地域の資源の活用に取り組んできました。これは、経済的価値だけにとどまらず、地域文化の発展や環境保全に寄与することを目的としています。

パルシステムは2014年から、「『ほんもの実感!』くらしづくりアクション」として、作り手とのつながりや持続可能性を重視した商品づくりを進め、そしてそれを「消費する力」を 呼びかけています。このことに、多くのみなさんから共感、賛同の声をいただくことができました。

TPPに代表される世界的な経済優先の流れが強まり、原発再稼働の動きが加速するなか、私たちは多くの団体と連携しながら活動し、よりよい社会と自然環境を次世代に引き継ぐための活動を進めなければなりません。

くらしの根幹を支える基盤の価値をあらためてとらえ直し、協同組合の意欲的な活動が求められています。パルシステムは、今後も「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」の理念に基づき、そして食と農を基本とした協同の社会づくりに取り組んでまいりたいと考えております。

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