代表挨拶

代表理事 理事長 石田 敦史
代表理事 理事長石田 敦史
代表理事 専務理事 渋澤 温之
代表理事 専務理事渋澤 温之

「SDGs」という言葉が、市民権を得つつあります。「持続可能な開発目標」の略称で、2015年の国連サミットにて採択されました。2030年の達成を目指した17のゴールと169のターゲットから構成され「誰ひとり取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。その根底にある考えは、生協はじめとする協同組合の理念と重なるものです。

近年、過度な自由経済の進行による貧困・格差の拡大が、深刻な社会問題として顕在化してきました。孤独と不安のなかで追い詰められている人が、あらゆる世代で増えています。これによる地域の経済や文化、社会を崩壊させる懸念が世界中で生じており、人と人とが助け合い、信頼関係を構築していく持続可能な社会のあり方が求められています。

こうしたなか、ローカルネットワークを支える地域の中核的な役割として、協同組合が世界から期待されています。日本政府が定めた「SDGs実施指針」にも「役割を果たすべき多様な民間セクター」のひとつに挙げられました。今年4月には協同組合間連携の促進を目的に「日本協同組合連携機構(JCA)」が発足しました。協同組合間連携を軸とした多様な協同が、地域における役割・機能の可能性を広げ、貢献していかなければなりません。

パルシステムグループはこのたび、政府が新設した「ジャパンSDGsアワード」で「SDGs推進副本部長(内閣官房長官)賞」を受賞しました。対象となった「『ほんもの実感!』くらしづくりアクション」は、生産者や消費者1人ひとりによる小さな行動の積み重ねから、お互いが助け合い、資源循環型で持続可能な社会を実現しようという呼びかけです。協同組合の原点といえる活動であり、協同組合にかかわる全ての人々による努力の結果と認識しています。

SDGsで掲げられた17番目の目標は「パートナーシップで目標を達成しよう」です。社会や地域の抱える課題が高度化、複雑化するなか、組織の垣根を乗り越え、異なる視点や立場を包摂しながら、解決に向けて協同することがさらに重要となっています。

私たちは「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」の理念に基づき、食と農を基本とした協同の社会づくりに引き続き取り組んでまいりたいと考えております。これからも多様な連携を深めながら、誰もが安心してくらせる社会づくりを進めてまいります。

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