代表挨拶

代表理事 理事長 石田 敦史
代表理事 理事長石田 敦史
代表理事 専務理事 原 秀一
代表理事 専務理事原 秀一

4月に発生した熊本地震で被害にあわれたみなさまへ、心よりお見舞い申し上げます。生協は助け合いから生まれた組織です。被災地に1日も早く元のくらしを取り戻せるよう、支援活動を継続していきます。

発生から5年の節目を迎えた東日本大震災では、被害にあった地域の一部で復興の足音が聞こえるようになりました。しかし一方で、原発事故の発生した福島県ではいまなお10万人近くの方々が避難生活を続けています。ほかの地域でも、急速な過疎化などから以前の生活を取り戻せていない方が数多くいます。被災者一人ひとりが、安心してくらせる日まで、継続的な支援はいまも必要とされています。

震災に限らず、近年はこうした格差の拡大がさまざまな場面で顕在化しています。「子どもの貧困」や「下流老人」などの言葉が、しばしば目にとまるようになりました。相談できる人もおらず、孤独と不安のなかで精神的にも追い詰められている人が、あらゆる世代、環境で増えています。

一方で、「助け合いの輪」は、着実に広がっています。熊本地震では、およそ2億4千万円もの募金が集まり、現地でのNPOなどによる支援活動などに役立てられました。ほかにも昨年のネパール大地震や茨城県などでの大規模水害、福島の子どもたちの保養活動やアジアでの草の根支援、会員生協独自活動にも多くの気持ちが寄せられています。

パルシステムでは、商品の利用や産地・メーカーとの交流などによって「作る」と「食べる」をつなぐ活動「ほんもの実感!くらしづくりアクション」に取り組んでいます。私たちひとりひとりが、小さな行動を積み重ねることで、それぞれが助け合い、持続可能で資源循環型の社会づくりを実現しようという呼びかけです。

TPPをはじめグローバル化がこれまで以上に進めば、少数の企業によって市場が寡占され、中長期的に地域にくらす人々の経済や文化、社会が崩壊する懸念があります。協同組合においては、そのあり方や存在価値が転換期を迎えているといえ、力強いローカルネットワークを支える地域における中核的な役割が期待されています。

今後も「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」の理念に基づき、みなさまと広く協同し、そして食と農を基本とした協同の社会づくりに取り組んでまいりたいと考えております。

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