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行動規範

パルシステム連合会には理念があります。ここで働くすべての職員が、この理念を達成するために様々な活動を行っています。消費者(組合員)の皆様からの「安全・安心」の信頼に応え続けるため、組織人として行動するときの拠り所となる「パルシステム連合会行動規範」を策定して、全職員が遵守しています。以下は、その全文となります。

誠実な組織を築き、信頼される正直な事業を実践します

2003年12月1日
パルシステム
生活協同組合連合会

「パルシステム生活協同組合連合会」が生協法人として認可されてから、13年を経過し14年目に入ろうとしています。未法人時代を含め発足以来、当会は組合員の思いや願いを実現すべく活動を積み重ねてきました。また、先人達が築いたたくさんの成果や想いを大切にしつつ、新しい事業や運動にも積極的にチャレンジしてきました。結果として、この厳しい時代環境の中にあって、着実に地域社会の発展や全国の生協運動の発展に寄与できる段階にまで到達できたと自負している所です。
しかしながら、昨年12月に明らかになった「指定産地外原料使用問題」は、当会の組織の有り様や存在価値に、根本からの問い直しを突きつけました。当会はこの1年自ら考え、さまざまな意見を聞き、耳を傾け、また、組織として、組織を構成する組織人として、真摯に受け止めてきました。そして問題点や弱点の克服を優先課題として取り組んできました。その中でさまざまな見直しや点検に多くの時間を割き、自らの改革を実践してきました。
私たちはその過程でさまざまな事を感じ取り、また、考えました。その一つに、私たちが組織人として行動する時には、拠り所にすべきものがあるべきだということです。そしてそれは組織全体で共有し、また、その意思をパートナーや組合員、ひいては、社会的に明らかにし、初めて意義があるということです。
その事を具体的な言葉として表現したのが、今回まとめた「パルシステム連合会行動規範」です。これには私たちがこの一年の経験から感じ取った事や、さまざまな思いが込められています。また、当会が発信する対外的なメッセージでもあります。
私たちはあらためて、自助、自己責任、民主主義、平等、公正、そして連帯の価値を基礎とする協同組合の価値を大事にします。更には、「誠実」・「正直」・「信頼」のこの言葉の重みをしっかりと受け止め、「パルシステム連合会行動規範」に込められた意味を、自らの行動に結実させ、 組合員の期待や思いを、多くのパートナーと共に実現し、社会の発展に寄与する行動を実践し、社会にとってなくてはならない価値ある組織となる事をここに宣言いたします。
私たちは、この事を全役員・職員で確認し、高いモラルに裏打ちされ、行動する組織風土を築き、当会が定めた基本理念「心豊かなくらしと共生の社会を創ります」の実現に向け、全力を挙げて取り組んでいきます。

行動規範 制定の考え方
1. 目的

組織としての理性と良心が働く仕組み(コンプライアンス体制)を確立するための一環として、行動規範を制定します。パルシステム連合会の役・職員の一人ひとりがパルシステムグループの理念・ビジョンや事業計画に適う適切な行動をとるための拠り所となるのが行動規範です。


2. 理念・パルシステムブランドとの連動
(1) まず、パルシステムグループの基本理念・事業理念・組織理念を再確認し、役・職員は共通の価値観を再認識するとともに、そのうえで役・職員が果たさなければならない役割を行動規範で確認します。
【基本理念 】
心豊かなくらしと共生の社会を創ります。
【事業理念】
環境と調和した事業を進め、協同の力で組合員のくらしに貢献します。
【組織理念】
多様性の共存を大切にし、協同連帯の輪を広げます。より多くの組合員の参加と、社会に開かれた運営を実現します。
(2) パルシステム連合会の行動規範作成に先立ち、パルシステムグループのパルシステムブランド政策がまとまりました。パルシステムブランド政策を再確認し、ブランド政策の方針に則った行動規範とします。パルシステム連合会の役・職員はパルシステムブランドの目指す、3つの「らしさ」、3つの「めざすもの」、3つの「約束」と、これらを裏付ける「ここにしかないもの」の精神や原則を常に意識しながら行動規範を守ります。

3. 他の諸規定との連動

法令・社会規範を守るのはもちろんのことですが、行動規範は就業規則をはじめとする連合会の諸規則につながる規範となります。今後、就業規則での懲戒規定の内容を改定するなど、行動規範と整合性をもった諸規則の改定を行います。


4. 要件を満たした行動規範に

行動規範には、明快性、具体性、透明性、信頼性が求められますが、特に組織を取り巻く利害関係者、いわゆるステークホルダーに対してどのように判断し対応するかを基本に作成しました。



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パルシステム連合会 行動規範
1. 組合員に対する行動規範

組合員の立場を最優先に考え、行動するパルシステムブランドの約束を守ります。法令とその精神を守り、組合員のくらし課題を解決・サポートし、くらしに貢献する事業を進めます。
私たちの行動・判断が組合員の信頼を得られるものかどうかを常に自ら問い直し、責任ある対応をとります。

【品質安全基準の遵守】
私たちは、環境にやさしい誠実な商品づくりを行い、安全基準に合致した最適な質の高い商品・サービスをより高度な品質管理体制をもって、迅速に提供し続けられる力をつけます。

【適切な個人情報管理と守秘義務の徹底】
私たちは、組合員の個人情報について守秘する義務があることを強く意識し、知り得た情報を決して他人に漏らしません。業務上得られた組合員の個人情報が漏洩しないように法令に沿って扱い、責任を持って管理します。

【適切・正確な情報開示と説明】
私たちは、事業活動において、健康と食の安全・安心の願いに応え、法令遵守の視点に立って適正な表示・表現を行い、原材料の安全性の検証を常に行います。そして、十分な説明をともなった正確な情報開示を行います。

【組合員の声に対する適切な対応】
私たちは、商品事故、問い合わせ、意見などのさまざまな組合員の声に対しては謙虚に耳を傾け、誠実かつ迅速に対応するとともに、これらを今後の商品開発や業務改善に活かしていきます。特に、商品事故については、組合員の安全を最優先で確保するとともに、迅速に原因や事実関係を調べ、正確な情報をできる限り速やかに提供します。


2. 取引先やその他の機関に対する行動規範

私たちの事業は、取引先や協力会社など大切なパートナーの協力のもとに成り立っています。すべての取引先や協力会社、他団体に対して対等・公正かつ透明な取引関係を構築し、お互いの立場をよく理解し、誠実に事業を行います。また、すべての取引先に対して適切で公平な情報開示に努めます。

【利害関係のある取引先の公正な選定】
私たちは、取引先の選定にあたり、品質・サービス・価格・実績・信頼性・業界情報などを総合的に判断します。特に法令の遵守、安全性や品質管理の徹底を重視します。従って、公正な選定を歪めるような行為を行いません。

【不公正な要求等の禁止】
私たちは、自己の立場を利用して、間接的な表現であっても金品や接待を求める言動は行いません。また、取引先に対し通常取引契約外の協賛金の依頼や、サンプルなどの商品やサービスの購入を依頼する場合、優越的地位の濫用とならないよう常に心掛けます。

【取引先や他団体からの過剰な贈答・接待等の禁止】
私たちは、たとえ直接の利害関係がなくても、常に取引先や協力会社と健全かつ公正な関係を保てるように心がけなければならず、取引き先や他団体からの贈答や接待を受けることはしません。意図せずあるいはやむを得ず受けることになった場合は、上司に相談・報告し指示を受け、適切な措置を取ります。(役・職員の渉外活動等に関する申し合わせ等)

【その他便宜供与への対応】
私たちは、金品や接待に限らず、取引先からのさまざまな便宜供与の申し出があった場合には、上司に報告し、適切な指示を受けます。例えば、転職や退職後の就職の話、親族や友人の就職先の世話、不動産の有利な売買などです。


3. 事業経営に対する行動規範

事業活動や経営状況についてつねに正しい理解と評価をもって行動するとともに、役・職員一人ひとりがパルシステムの顔であることの自覚を持って、ブランド価値の向上に努めます。

【適切なリスク管理】
私たちは、事業の目的を達成するうえで、リスク管理が極めて重要であることを認識し、常にリスクを適切に管理できる有効な内部管理体制を構築し、運用します。

【正確な記録、適切な文書の作成と保管】
私たちは、事業活動に関する情報を正確に記録に残します。文書作成にあたっては、内容の正確を期すとともに、平易でわかりやすく誤解を招かない表現を心がけます。また、作成または外部より受領した文書は文書管理規則等に従い、適切に保管・廃棄します。

【内部監査の重視】
私たちは、組合員の利益を守るために、公平な視点から会計監査・業務監査・環境監査を計画的・組織的に実施していきます。経営の健全さを保つうえで、内部監査が必要不可欠であるとの認識に立ち、監査がより効果的に実施されるよう、組織をあげて協力します。なお、是正を求められればこれを真摯に受け止め、対応します。

【パルシステムグループ間連帯・協力】
私たちは、会員生協・子会社・関連会社のパルシステムグループ間連帯・協力において事業を行い、常にパルシステムグループ全体の発展と健全性を図ることを心がけます。そのために、会員生協の意志に基づいて決定された総会決議・理事会その他諸機関での決定に沿ってその職務を忠実に執行します。


4. 社会に対する行動規範

法的責任を確実に果たし、法令やルールの遵守に努めます。また、事業活動に対する社会からの理解を得るように努めます。

【法規の遵守】
私たちは、自らの業務に関連した法令を把握し理解に努め、事業活動に関する国や地方自治体が定める法令・規則を遵守します。

【公正な取引の遵守】
私たちは、自由・公正・透明な市場競争に基づく適正な取引を行い、社会から疑惑や不信を招くことがないように、透明度の高い健全かつ正常な関係を確立、維持し、事業経営を行います。また、重要な情報の取り扱いについては、厳格に運用、管理します。

【社会とのコミュニケーション】
私たちは、取引先、地域社会などパルシステム連合会をとりまくさまざまな関係者とのコミュニケーションを行い、情報を積極的かつ公正に開示します。

【社会貢献・社会との調和】
私たちは、人権を尊重し、社会貢献活動に自らまた役・職員の活動への支援を通じて積極的に取り組みます。他人の権利・財産を不当に利用・侵害せず、これを最大限尊重し、常に社会との調和に心がけます。

【地球環境への配慮】
私たちは、地球環境への配慮を事業の重点課題として認識し、汚染物質の低減、省エネルギー、廃棄物の削減、リサイクルの推進等、生協活動の全領域で役・職員一人ひとりが地球環境との共生をテーマに行動し、環境問題に配慮した事業活動に努めます。

【反社会勢力との関係遮断】
私たちは、反社会的な者や団体からの関与を断固として拒絶します。これらの勢力と何らかの関係をもってしまった場合は、速やかに報告し、事後の行動に関しては関連部署の適切な指示を受けます。


5. ともに働く役・職員に対し、より良い組織風土をつくるための行動規範

私たちは、互いの人権と人格を尊重し、協力しあい、風通しの良い組織風土を作っていきます。一人ひとりが個性と創造力と専門性をもって前向きな努力をすることにより、組合員に信頼される事業を継続していきます。

【基本的人権の尊重と差別の禁止】
私たちは、雇用や処遇にあたっては、基本的人権を尊重し、公平に評価します。
性別・年齢・出身地・国籍・人種・民族・信条・宗教・疾病・障害などによるあらゆる差別を行いません。例えば固定的な性別役割分担意識により、配置にかかわる性的差別なども行いません。
また、相手に不快感を与えるような言動や嫌がらせ等の人権侵害行為を排除し、部下の人権や尊厳を踏みにじるような行為を容認しません。お互いの人格・価値観を尊重した、相互信頼と良識のある働きやすい職場環境作りに努めます。

【セクシャル・ハラスメントの禁止】
私たちは、働きやすい、働きがいのある健全な職場環境を維持するために、いかなる形でもセクシャル・ハラスメント(性的嫌がらせ)を行いません。性により不当な扱いを受けることなく、能力と熱意が充分に発揮される職場を目指します。例えば、地位や立場を利用して性的関係を強要したり、不必要に異性の体に触れることなどはもとより、異性が嫌悪感や不快感をおぼえるような言動は、行いません。

【プライバシーの保護】
私たちは、一人ひとりのプライバシーを最大限に尊重し、不当に侵害しません。役・職員の個人情報は、本来の目的以外には使用せず、厳正に管理し、漏洩を防ぎます。職務上知り得た個人情報を本人の承諾なく開示するようなことはしません。また、職場環境を悪化させるような悪意のある私的な誹謗や中傷は容認しません。

【健全な職場環境の確保】
私たちは、労働基準法、労働安全衛生法をはじめとする関係法令を遵守し、常に安全で健全な職場環境の確保に努めます。健康的で働きやすい職場の実現のために、役・職員一人ひとりが職場の安全と健康を第一に考え、問題があれば解決・改善の具体策を提案していきます。


6. 組織の一員としての行動規範

私たちは、有形、無形の連合会の財産を守り、常に組織の運営革新を念頭に置いて誠実な行動に努めます。

【連合会の知的財産の活用と守秘】
私たちは、パルシステムグループの持続的成長をより確実なものとするため、知的財産保護とその戦略的活用を重視してゆきます。また、自らも創造的に知的財産を構築する努力をします。業務上のノウハウや商品仕様などの開発に関わるノウハウ、組合員データや内部機密を故意はもちろんのこと、不注意によっても外部に漏洩しません。また、退職後であっても在職中に知り得た機密情報は他人に語るようなことは行いません。

【組織財産の尊重】
私たちは、パルシステム連合会の機器・車両・設備・備品・ソフトウェアなどを、パルシステム連合会の事業活動やパルシステム連合会が承認した目的のために使用します。すべての組織財産は業務遂行の目的で貸与・提供されたものですので、常にコスト意識を持ち、公私を混同した使用や私物化は、行いません。小さな甘えが大きな問題への感覚を鈍らせることのないように努めます。

【利益相反行為の禁止】
私たちは、自己の利益と組織の利益が対立することのないよう、配慮して行動するとともに、利益相反が起こりそうな場合は、速やかに上司に報告のうえ適切な処置をとります。たとえば、取引先が自分の縁故者に当る場合などには取引から外れるなどの配慮をします。仕事を通じて得られたビジネスチャンス、人間関係、組合員リストや個人情報などを使って、自分の個人的利益を追求することは、行いません。

【公正な経費等の申告・処理】
私たちは、旅費などの経費、労働時間、休暇等に関する申告・報告を正確に行います。

【内部ルールの遵守】
私たちは、真に信頼される組織の一員としての自覚と法令の遵守の精神を持ち、行動規範はもちろんのこと、就業規則に定められた事項、職務権限規則などの内部規定に従って誠実に職務を遂行します。

【適切な広報活動と情報開示】
私たちは、マスコミ等外部からの質問やインタビューを求められた場合は、まず広報担当部署に連絡し、その指示のもとに対応します。



宣誓書への署名

私は、「パルシステム連合会行動規範」を
良く理解し、共感のうえで守ることを宣誓します。


年 月 日

所属

署名 印

 

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