パルシステム 第14回農法研究会 開会挨拶

開会挨拶

 JAささかみ 清水 生消協代表幹事 

 昨年は今ごろ、私たちの地域では1mの雪、中越地方では4mの豪雪となっていました。しかし今年の冬はいったいどこにいったのだろうと感じるほどまったく雪が降っていません。これは非常に異常な状態であります。
 農業は気候に左右される部分が非常に大きい産業です。そんななかで、昨年5月にポジティブリスト制度が発令され、
12月には有機農業推進法が制定されました。世の環境が変わる中で、パルシステムの産直産地においては、それぞれの気候風土にあわせたそれぞれの農法で研究を重ねながら取り組んでいます。なんといっても農業者の最大の喜びは種をまいてきちんと収穫ができてそれが間違いなく消費者の手元に届くことです。農法研究会においても各地域ごとに農家自身がそれぞれの環境にしたがって色々な勉強をしながらここまでやってきました。特にパルシステムグループは、環境、産直この二つを最大のテーマとして取りくんでいる生協です。産地自らが色々な努力を重ね消費者のニーズに答えていくこれが私達に与えられた最大の課題であると思っています。1歩1歩その達成点にむけて私たち全員が努力を重ね、色々な問題を共有し今後とも横の連携をとりながら取りくみを進め、より安定的に産直を継続できればと考えています。限られた時間のなかでじっくりと研修を重ねて頂ければありがたいと思います。

 パルシステム 若森資朗理事長

 今年、パルシステムは7日まで休みをとりました。毎年生産者の皆さんには1日から働かせるのかと言われていました。今年は少しゆっくりとした休みがとれたのではないでしょうか。いやそうでもなかったという声もあり、来年はどうするのかと思っています。
 パルシステムグリープは現在非常に伸びています。前年比
10%以上、年間140150億円の売上をあげています。事業実績を残さないとなかなか先進的な取り組みは出来ません。職員の皆さんになぜそんなに大きくするのかと聞かれたときに私達は売るためにやっているのではないと、農業の問題なり環境の問題を考える消費者を作り、その消費者を組織していくのだと言っています。産直を通じて食の問題、農の問題、環境の問題をしっかり訴えて都市に展開していきたい。今までぶれずに組織で訴えてきた事が、皆さんから共感を生んで組合員が増えています。今後もしっかりとその事を訴えながら事業を行っていきたいと改めて思っています。たしかに異常気象ではあります。そうはいっても雨は降ります。日本はいいですよ。この土地でこの自然に恵まれた自然をちゃんと活かすことが日本人として世界の人達や地球に対する恩返しであると思っています。生きものがいて私達がいるのだと実感できる、システムをみなさんとともにしっかりとつくっていき表現するパルシステムであり続けたいと思います。


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