パルシステムの農産物を紹介いたします。
日本で登録されている農薬はおよそ 350種類、世界レベルでは約700種以上の農薬が存在します。その中には非常に毒性が強い農薬から、比較的問題がないものなどさまざまです。
パルシステムでは毒性や、環境に対して影響の大きい農薬を科学的に評価し「優先排除農薬」や「問題農薬」と定め、生産者と話し合いながら、削減を進めてきました。
パルシステムの産直産地(千葉県)と一般栽培の比較:人参の場合
栽培ランク |
農薬成分回数 |
千葉県慣行栽培基準 |
16回 |
千葉県特別栽培基準 |
8回 |
パルシステム 通常栽培 |
4回以内 |
パルシステム |
0〜2回 |
パルシステムでは農薬や化学肥料を削減するための 栽培実験を繰り返し行い、農薬や化学肥料に頼らない技術を開発し実践してきました。また、産地間の技術交流を進め、地域で環境保全型農業を拡大してきました。その成果により、農薬使用量は一般栽培と比べて大幅に減らすことが可能となりました。
▲茨城産直センター井川さん、太陽熱土壌殺菌の人参圃場です。収穫確認。
環境保全型農業や有機農業は、地域全体で行わなければ成功しません。多数の安定的な消費により、生産者は仲間を増やし、地域で環境保全型農業の運動を拡大することができます。また、パルシステムの生産者が中心となり、地域や行政にはたらきかけることで、水稲の農薬空中散布廃止の運動も地域に広がっています。
パルシステムの農薬削減プログラムの取り組みから、農薬に頼らない栽培技術が開発されてきました。
農薬削減の成果によって有機農法も前進し、パルシステム生産者のなかでJAS有機認証の取得者は現在約 600名。全国の10%を占めています。
▲産地の栽培内容を確認するパルシステム組合員
ホタルやメダカ、トンボなど、いま多くの貴重な生き物が農薬の使用や環境破壊によって絶滅の危機にさらされています。
パルシステムの産地の田んぼや畑では、これらの生き物が復活し、いきいきと活動できる環境をはぐくんでいます。ホタルが飛び交い、メダカが復活している田んぼも多くでてきました。パルシステムでは全国の有機農家と協同して 「田んぼの生きもの調査」を実施しています。 この調査は、多様な生態系が米作りにもたらす利点を探るだけでなく、組合員やその子どもたちが土や、水、生き物、自然と親しむ機会も創出しています。

▲子どもたちも参加した「田んぼの生きもの調査」の様子
「食べることで、環境保全に貢献できる!」これが、パルシステムの産直の特徴です。
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