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タイに行ってきました~バナナのお話その(1)~「バナナの生態」

タイに行ってきました~バナナのお話その(1)~「バナナの生態」

2014.08

タイの中部から南部の産地、主に現在出荷が厳しい状況にあるホムトンバナナの産地を訪問しました。
新規でバナナを始める生産者、また現状の問題をどうにかしたいと奮闘する若手の生産者と話す機会が多く、充実した訪問となりました。

ここでちょっとしたバナナのお話「生態講座」です。

バナナの幹は、断面がダンボールのようになった茎片がチコリ(葉物の野菜)の様に重なり合って樹の幹のように出来上がっています。
その茎片を1枚づつ剥がすと、写真のような茎片がめくり取れます。いかにも大きな草の集合体です。
写真はバナナの花です。見た事のない方がほとんどなのではないでしょうか?実は私も初めて目にしました。きれいな花です。1本1本のバナナの幼果の先端に茶色く枯れた様になっているところが花の咲いたあとです。赤い皮の内側にバナナの房になる幼果があります。自然に任せておくと、どんどん新たな房が出来ていきますが、その分栄養が分散し小さなバナナになってしまいます。その地域の気候や幹などの生育状態を見て、適度な房数のところで花芽を切り落とします。そして大きなバナナに管理して育てます。
太い木の脇から生えているひょろひょろの木。これがバナナの苗になります。1本だけ残して、残りは他の畑に定植します。
定植したばかりの圃場の様子です。ここから約9~10ヶ月で収穫できるまで育ちます。
バナナは樹の様に見えますが、2年生の草です。暖かい南国では、草もこんなに大きく育つんですね。

簡単な内容ですが、少しでもバナナに興味を持っていただければ幸いです。
次回は収穫後のバナナの流れを記載します。お楽しみに。

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