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アップルマンゴーを受粉させる大切な働きをするのは、意外な虫です。

アップルマンゴーを受粉させる大切な働きをするのは、意外な虫です。

2014.07

暑い沖縄のハウスで栽培される「アップルマンゴー」、南国を代表する大変美味しい高級フルーツです。
この栽培に欠かせない受粉作業で大活躍してくれるのが、ミツバチではなくてハエ「銀蠅」なんです。
アップルマンゴーは、1つの樹に沢山の花房があり、1花房に1,000位の花を咲かせます。その中で受粉した良質の実を2個ほど最終的に選抜されたものが、美味しいアップルマンゴーとして出荷されます。
では、何故「ハエ」なのか?
(1)南国の暑いハウスの中では、ミツバチはバテてしまい巣から出てきません。ハエは元気に飛び回ります。
(2)ハエはその辺にいるのでコストがかからない。ハエを集める方法は、ハウス内に魚の粗を放り込むだけ。
(3)良質の実を選べるようにする為に、できるだけ無駄なく多くの花を受粉させる必要があります。多く受粉した中から良いものを選んだ方がよりよい物を栽培し出荷できるからです。
(4)受粉が終了すると、ハウスの一部を開放しハエを外に放出します。(ちょっと近所迷惑かも・・・。)

こうして銀蠅さん達が頑張ってくれたおかげで、美味しいアップルマンゴーが出来上がります。

葡萄の花のように、花房に細かな花が密集しています。葉っぱの裏に黒く見える粒々が「銀蠅」さん達です。
彼らが飛び回り、受粉の大切な役割を果たしてくれます。

受粉が終了して、少し膨らんだアップルマンゴーの「幼果」です。この中から、形状や品質などの良さそうな物を選抜していき、最終的に1つの花房から2個ほどの大きなアップルマンゴーに育てていきます。

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