産直米への取り組み

全産地が一丸となり、環境保全型農業を推進

パルシステムの産直方針

産直の目的

パルシステムの産直は、生活者(消費者・生産者を包含する)の健康で安心なくらしに貢献するため、農業の持つ多様な価値を見直し、環境保全・資源循環を基本におき、農と食をつないで、豊かな地域社会をつくることを目的とします。

産直4原則

  1. 1.生産者・産地が明らかであること
  2. 2.生産方法や出荷基準が明らかで生産の履歴がわかること
  3. 3.環境保全型・資源循環型農業を目指していること
  4. 4.生産者と組合員相互の交流ができること

栽培別取り扱い量(精米ベース)と販売割合

栽培別基準取り扱い量(精米ベース)

コア・フード 1.3%/617t エコ・チャレンジ 57.5%/15,314t 慣行栽培 40.1%/10,682t

お米の販売割合(誌面と予約)

予約 40.9%/11,152t 誌面 58.1%/15,460t

予約登録米制度

予約登録米制度

1993年の凶作による米不足を教訓に、お米を安定して届けるシステムとして始まりました。「栽培内容や作り手が明確なお米を安定的に入手できる」という組合員の安心。「いま育てているお米を待っている人が確実にいる」という生産者の安心。この両者の安心感に支えられ、予約登録米の田んぼでは、環境や生態系に配慮したお米作りが広がっています。稲の収穫が始まる前に、「食べる」ことを約束するという農産物として異例のしくみですが、2011年度では、お米の販売量の41.9%をしめており、今もなお、予約登録者は年々増え続けています。

田んぼの生き物調査

田んぼの生き物調査の様子1

直接産地へ足を運び、農作業をしたり、生産者と直接語り合うことができる『交流』は、パルシステムの魅力の一つです。 毎年、全国の産直産地で様々な交流会が開かれていますが、その中でも特徴的な取り組みが「田んぼの生き物調査」です。

田んぼの生き物調査

田んぼ交流会の中で、一番大変な作業が除草作業(草取り)です。生産者と参加組合員が一緒になって、田んぼの草取りをします。腰を曲げての作業に加え、抜いても抜いてもなかなかなくならない草と数時間も格闘。生産者は子どもたちが入る田んぼだからと、農薬を使うのにはよりいっそう気を遣います。たいへんな作業ですが、農薬に頼らない栽培にはこの手間を欠かすことができません。また、組合員は普段、何気なく食べているお米に、生産者の苦労や思いがたくさん詰まっていることを知ります。

田んぼの生き物調査の様子2

田んぼに顔を近づけて除草作業をしていると、ふと、たくさんの生き物がいることに気がつきます。農薬に頼らない米づくりによって、パルシステムの田んぼにはだんだんメダカやホタルなどの生き物たちが戻ってきました。どんな生き物がどれだけいるのかを、観察するのが「生き物調査」。

田んぼの生き物調査の様子3

その年その年で、見られる生き物が違ったり、生き物の数が増えたりと、参加した組合員以上に生産者が驚き、喜び、日々取り組んでいる環境保全型農業の成果を実感しています。生き物たちが、私たちの食べ物の安全をしっかりと見てくれている、そんな田んぼに、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか?