株式会社ジーピーエス行動規範

●目的

組織としての理性と良心がはたらく仕組み(コンプライアンス体制)を確立し、パルシステムグループの一員として適切な行動をとるために、株式会社ジーピーエスの行動規範を定めます。 行動規範とは、ジーピーエスの理念・長期ビジョン・ミッション(※1)や事業計画に基づいて各人が適切な行動をとるための拠り所となるものです。また、行動規範は法令・社会規範を守るのはもちろんのこと、就業規則をはじめとする会社の諸規則につながる規範となります。

【1】お客様に対する行動規範

私たちの会社のお客様とは、パルシステム生活協同組合連合会、さらには会員生協および消費者となります。とりわけ、購入者である消費者の立場を最優先に考え、お客様の満足、安心、信頼を得られるよう、行動するパルシステムブランド(※2)の約束を私たちは実践します。

  1. 品質・安全基準の遵守

    私たちは、品質・安全基準に合致した健康と環境に配慮した誠実な商品づくりを行います。また、常に各基準との整合を点検し、質の高い商品・サービスを安定して提供し続けます。

  2. 個人情報管理と守秘義務の徹底

    私たちは、お客様の個人情報について守秘する義務があることを強く意識します。業務上得られたお客様の個人情報や取引上の情報が漏洩しないように法令および取引契約書に沿って扱い、責任を持って管理します。

  3. 適切・正確な情報開示と説明

    私たちの事業活動では、お客様の願いに応え、また、法令遵守の視点に立ち、分かりやすくタイムリーで十分かつ正確に説明することを心がけます。

  4. お客様への適切な対応

    私たちは、商品クレーム、問い合わせ、意見などの様々なお客様の声に対しては謙虚に耳を傾け、丁寧かつ迅速、正確に対応し、これらを今後の商品開発や業務改善に活かしていきます。また、商品事故が発生した場合には、お客様の健康上の安全を最優先で確保し、迅速に原因や事実関係を調べ、正確な情報を速やかに提供します。

【2】取引先等に対する行動規範

私たちは、不合理な商習慣を排除します。すべての取引先や生産者団体と対等・公正かつ透明な取引関係を築き、お客様の満足がいく商品やサービスを調達します。

  1. 取引先の公正な選定

    私たちは、取引先の選定にあたり、品質・サービス・価格・実績・信頼性・組織力量・業界情報などを総合的に判断します。特に、法令の遵守や品質管理の徹底と、同時に環境保全型農業生産への意欲と、生産者の誠実さを重視し、公正な選定を歪めるような行為を行いません。

  2. 不公正な要求等の禁止

    私たちは、公私の峻別をきちんとし、自己の立場を利用して、金品や接待を求める言動は行いません。また、協賛金やサンプル商品、サービスの購入を依頼する場合、優越的地位の濫用とならないよう常に心掛けます。

  3. 取引先からの過剰な贈答・接待等受取りの禁止

    私たちは、常に取引先や生産者団体と健全かつ公正な関係を保てるように心がけます。取引先や生産者団体からの贈答や接待を受けることはしません。やむを得ず受けることになった場合は、上司に相談・報告し、適切な措置を取ります。また、取引先からの様々な便宜供与の申し出があった場合にも、上司に報告し適切な指示を受けます。

【3】事業経営に対する行動規範

私たちは、事業活動や経営状況について常に正しい理解と評価をもって行動するとともに、一人ひとりが私たちの会社の顔であることの自覚を持って、会社のビジョン達成に努めます。

  1. 適切な利益の確保 

    私たちは、効率的な業務遂行をし、事業活動を通して適切な利益を上げ蓄積する努力を続けます。 

  2. 事業の革新

    私たちは、時代の変化に対応できるよう、新しい考え方を組織に取り入れ、事業を革新し、組織を常にリフレッシュさせます。

  3. 生産者と消費者とをコラボレート 

    私たちは、消費者の購買代理人・生産者の販売代理人という私たちの事業の特質を理解し、生産と消費の間に横たわる距離を短縮させるための活動を仕事の基本に置きます。

  4. 適切なリスク管理 

    私たちは、事業の目的を達成するうえで、常にリスクを広範囲に予測し、適切に対処・管理できる体制を構築し実践します。

  5. 正確な記録、適切な文書の作成と保管

    私たちは、事業経営活動に関する情報を正確に記録に残します。文書表現では、正確で分かりやすく、簡潔な文書作成を心がけます。また、社内の規則等に従い適切に保管・廃棄します。

  6. 内部監査の重視

    私たちは、お客様の利益を守るために、公平な視点から会計監査・業務監査・環境監査・公開確認会を計画的に実施していきます。監査がより効果的に実施されるよう、組織をあげて協力します。また、内部牽制が有効に機能するように、各人の仕事を開放します。

  7. パルシステムグループ内の連帯・協力   

    私たちは、パルシステムグループの一員として、常にグループ全体の発展と健全性を図ることを心がけます。

【4】社会に対する行動規範

私たちは良き市民として、社会から求められる責任を確実に果たし、社会の発展に貢献します。

  1. 法規の遵守

    私たちは、自らの業務に関連した法令を把握し理解に努め、事業活動に関する国や地方自治体が定める法令・規則を遵守します。特に、道路交通法およびその関連法規を遵守して交通安全に努めます。

  2. 社会とのコミュニケーション 

    私たちは、グループ内はもちろん、取引先、地域社会など私たちの会社をとりまくさまざまな関係者とのコミュニケーションを行い、情報を積極的かつ公正に開示します。

  3. 社会貢献・社会との調和 

    私たちは、人権を尊重し、社会貢献活動に自ら、また役員ヤクイン・社員シャインの活動への支援を通じて積極的に取り組みます。地域社会との調和を心がけます。

  4. 地球環境への配慮

    私たちは、地球環境への配慮を事業の重点課題として認識し、環境保全型農産物の販売、汚染物質の低減、省エネルギー、廃棄物の削減、リサイクルの推進等、事業活動の全領域で役員・社員一人ひとりが環境に配慮した事業活動に努めます。

  5. 反社会勢力との関係遮断

    私達は、反社会的な者や団体からの関与を断固として拒絶します。これらの勢力と何らかの関係をもってしまった場合は、速やかに報告し、事後の行動に関しては関連部署の適切な指示を受けます。

【5】共に働く仲間に対し、より良い組織風土をつくるための行動規範

私たちは、社内のみならず委託・協力会社に働く人たちの人権と人格を尊重し協力しあい、風通しの良い組織風土を作っていきます。

  1. 基本的人権の尊重と差別の禁止

    私たちは、基本的人権が尊重され、公平に評価される職場を作っていきます。性別・年齢・出身地・国籍・人種・民族・信条・宗教・疾病・障害などによるあらゆる差別を行いません。お互いの人格・価値観を尊重した、相互信頼と良識のある働きやすい職場環境作りに努めます。

  2. セクシャル・ハラスメントの禁止

    私たちは、いかなる形でもセクシャル・ハラスメント(性的嫌がらせ)を行いません。性により不当な扱いを受けることなく、各人の能力と熱意が充分に発揮される職場を目指します。

  3. プライバシーの保護

    私たちは、一人ひとりのプライバシーを最大限に尊重し、不当に侵害しません。個人情報の漏洩を防ぎ、職場環境を悪化させるような悪意のある私的な誹謗や中傷は容認しません。

  4. 健全な職場環境の確保

    私たちは、自己の健康管理に努め、労働基準法、労働安全衛生法をはじめとする関係法令を遵守し、常に健康的で働きやすい職場環境の確保に努めます。

【6】組織の一員としての行動規範

私たちは、有形、無形の会社の財産を守り、顧客満足が向上をするように、この財産を有効に活用します。

  1. 会社の知的財産の活用と守秘

    私たちは、会社の知的財産が外部に漏れることのないように努めます。また、会社の知的財産の戦略的活用を重視し、自らも積極的に知的財産を創造する努力をします。

  2. 組織財産の尊重

    私たちは、会社の機器・車両・設備・備品・ソフトウェアなどの財産を、会社の目的遂行のためにのみ使用します。その時に、常にコスト意識を持ち、公私を混同した使用や私物化は行いません。

  3. 利益相反行為の禁止

    私たちは、自己の利益と組織の利益が対立することのないよう、配慮して行動するとともに、利益相反が起こりそうな場合は、速やかに上司に報告の上適切な処理をとります。たとえば、取引先が自分の縁故者に当る場合などには取引から外れるなどの配慮をします。仕事を通じて得られたビジネスチャンス、人間関係、組合員リストや個人情報などを使って、自分の個人的利益を追求することは行いません。

  4. 内部ルールの遵守

    私たちは、法令遵守の精神を持ち、行動規範はもちろんのこと、内部規定等、社内のルールに従って誠実に職務を遂行します。また、経費や休暇、残業時間の申告等にあたっては、社内ルールに則り正しく行います。

  5. 適切な広報活動と情報開示

    私たちは、会社活動全般に関して正しく理解いただくために、広く社会に対して情報開示を積極的に進めます。マスコミ等外部からの質問やインタビューを求められた場合は、役員の指示のもとに対応します。

【7】 株主への約束

私たちは、株主の利益と立場を念頭におき、高い倫理観と責任感を持って誠実に職務をまっとうし、株主の期待に応えられる魅力ある企業をめざします。

●付則

この行動規範の改訂は取締役会の承認によります。

<注記>
(※1) ジーピーエスの組織理念【21世紀も「食」を育て続けます】   長期ビジョン

株式会社ジーピーエスは「21世紀型産直事業システム」を構築し、パルシステムグループの目指す「21世紀型生協」づくりに貢献します』

5つのミッション
  1. パルシステムグループのシステム産直を推進します。
  2. 生協組合員のニーズに応え、食の安全・安心のフードシステムを構築し、情報開示を行ないます。
  3. パルシステム生活協同組合連合会の食料・農業政策を推進します。
  4. 生産者と消費者、都市と農村の「連帯と交流」をサポートします。
  5. 消費者の購買代理人、生産者の販売代理人としての責務を果たします。生産者も消費者も満足できる産直を目指します。
(※2) 「パルシステム」ブランド 【3つの「らしさ」】
  1. 「産直」と「環境」

    食と農を支える「産直」と循環型社会をめざす「環境」は、パルシステムの原点です。

  2. 「くらし課題解決」事業

    くらしを見つめ、くらし課題と向き合い、くらしが求める新しい価値を提供し、組合員の「くらし課題解決」がパルシステムのコンセプトです。

  3. 「チャレンジ精神」

    組合員や生産者・メーカーなどとともに、新しいくらし価値の実現に向けて自己変革にチャレンジする革新性は、パルシステムの精神です。

【3つの「めざすもの」】
  1. パルシステムは、生命を育む「食べる」を大切に、組合員の「納得できる安心」と「本物のおいしさ」を追求し、「くらしに新しい価値あるもの」を提案することをめざします。
  2. パルシステムは、「生産」と「消費」の枠を越え、ともに育て合い「ともに創る」ことをめざします。
  3. パルシステムは、次の世代に伝え残せる「くらしのあり方」を考え・行動することをめざします。
【3つの「約束」】
  1. 組合員の立場を最優先に、考え・行動する。
  2. くらしから学ぶ、くらしを大切にする。
  3. 「なぜ」を問い、変革に向けて挑戦する。
2004年3月1日
  株式会社ジーピーエス
パルシステムグループ行動規範