エネルギーに関するQ&A

エネルギー・原発問題を考えましょう

  • 電気は足りているのでしょうか?原子力発電がなくても大丈夫なのでしょうか?
  • 自家発電を含む現在の発電設備容量と電力需要量から見て、原子力発電を動かさなくても電力不足にはならないとの試算が出されています。電力需給が厳しいと言われた2011年夏と2012年冬の経験からも、既存の発電設備をフル稼働することと、節電と省エネルギーを合理的に行なうことで、すべての原子力発電所が運転停止になったとしても、原発以外の火力・水力等の発電で電力需要をカバーすることは充分可能です。真夏や真冬の一時的な電力ピークの時間帯についても、需要のピークカットとピークシフト、及び広域での電力融通をすることで対応が可能です。安全性に極めて大きなリスクがある原子力発電所を無理して動かす必要はありません。
  • 原子力発電が止まると原子力発電以外の発電のために地球温暖化ガス(CO2)の排出が増えてしまいますが大丈夫でしょうか?
  • 再生可能エネルギー普及までのつなぎとして化石燃料(石炭・石油・天然ガス)を燃やして発電をすることになりますので、CO2の排出量は一時的には増えてしまいます。しかし、発電効率を上げたコンバインドサイクル発電や、CO2排出量の少ないLNG(液化天然ガス)発電の積極的な活用を進め、再生可能エネルギーを急速に普及させていくことと、省エネを一層進めることで、CO2の排出量は抑えていくことが可能と見ています。
    また、電力の必要総量は今後減ることが想定されていますので、火力発電所が排出するCO2も徐々に減ってゆくと予測しています。
  • 再生エネルギーへの切り替えにはどのように関わっていくのでしょうか?
  • 再生可能エネルギーの普及には多少の時間が掛かりますが、2012年7月からスタートする再生可能エネルギー固定価格買取制度のもとでの投資を促すことにより、急速な普及と弱点の克服は充分可能です。太陽光だけでなく、風力、小水力、地熱、バイオマスなど、地域にあるエネルギー資源を生かして、さまざまな主体による再生可能エネルギーの発電事業・エネルギー事業を、パルシステムとしても支援し推進します。そのために地域の中で、または地域と地域をつなぐ共同発電事業などを進め、電気とエネルギーの「地産地消」「地産都消」をめざします。これは産地との強い結びつきを作ってきたパルシステムの強みとも言えます。