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安全運転の実施
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交通事故“0”のために
交通事故から子供を守ろう!

大人には分かりにくい、子どもたち特有の行動特性が、事故の原因になってしまうことも少なくありません。子どもたちを事故から守る第一歩として、子どもたちの特性を理解して、具体的にどのように指導すればよいのかを考えましょう。

子供たちの行動特性

「視野が狭く、また他者から気付かれにくい」
子どもの視野は大人の半分くらいしかありません。また、身体が小さいので、「他者から見えにくく、同時に自分からも他者が見えにくい」ことになります。


「ひとつのことに注意が向くと、他のものが 目に入らなくなる」
子どもは一つのことに注意が向くと、他のことが目に入らなくなる傾向があります。例えば、車道の向こう側に母親や友達を見つけると、そのことで頭がいっぱいになってしまいます。


「気分によって行動が変わる」
子どもはその時々の気分や感情で行動が変わってしまいます。例えば、嬉しいときや叱られたときはそのことで頭がいっぱいになってしまいます。


「思い込みがち」
子どもは物事の理解が浅く、自己中心的傾向が強いもの。例えば、信号が青になると「車は必ず止まる」と考えてしまいます。


「あいまいな言葉はよく理解できない」
(年齢にもよりますが)子どもは物事の理解が浅く、なかなか言葉の真意を理解できません。


「大人のまねをしがち」
子どもは大人のまねをします。例えば、大人が信号を無視して横断を始めると、その大人について横断を始めてしまいます。大人自らが正しい交通ルールを実践しなければなりません。
子どもに多い交通事故は?
子ども達が遭う交通事故はどんな事故が多いのでしょうか?
2004年度一年間の交通事故件数からワースト4を見てみましょう。
歩行者の場合
1位 飛び出し 57.2%
2位 信号無視 9.3%
3位 駐車車両の直前直後を横断 9.2%
4位 走行車両の直前直後を横断 9.0%
自転車乗用中の場合
1位 安全不確認 31.2%
2位 一時不停止 24.1%
3位 交差点進行義務違反 7.9%
4位 ハンドル操作 6.6%
※全日本交通安全協会発行「人と車」2005.4月号より抜粋)
データに見る事例の特徴
歩いているときの事故の半数以上が道路への飛び出しによる。子ども一人で歩いているときに多発、登校時より下校時に多く発生。
低学年(3年以下)の子どもの事故発生率は、高学年(4年〜6年)の2.8倍。
男女別で見ると、7割前後が男の子(死亡事故でも男の子の方が数倍多く発生。)
歩道と車道の区別のない道路で事故が多く発生。
約80%の死傷事故が、自宅から500メートルの範囲内で発生。


ポイントをおさえた指導をしましょう

子どもの特性を踏まえてポイントをおさえた指導をしましょう。

歩くときに、守ること

●道路では遊ばない。●車のすぐ前や、すぐ後ろを通らない。(忘れ物をしたときや買い物のときには特に注意する)●道路を歩くときにはふざけない、走らない、斜めに道路を横断しない、駆け足で渡らない。●歩きながら駐車している車を手で触らない。

信号や道路標識の見方とそれらに従って正しく通行することを教えましょう。
  ポイント 車を運転する人がすべてルールを守ってくれるとは限らない場合があることも教えましょう。

「飛び出し」の防止をキッチリ教えてあげましょう。
  ポイント 「道路に飛び出すとどう危ないのか」を繰り返し教え、実際に外に出て止まるべき場所や安全確認の仕方を具体的な行動で示して指導しましょう。「車は急に止まれない」ことをしつこく教えましょう。

道路を横断するときは、信号機のある横断歩道を、信号が青に変わってから横断する癖を付けるようにしましょう。
  ポイント 歩行者用信号が青になってもすぐに渡らず、止まって左右の安全を確かめてから渡るように指導しましょう。

信号機のない道路でも必ず横断歩道を渡る習慣を付けるようにしましょう。
  ポイント 車が見えたら、急いで道路を渡らずに、通りすごすか一旦止まってくれることを待つようにしましょう。そして、車が止まったのを確認してから運転者の顔を見て「ありがとう」と言って渡るくせを付けましょう。


自転車に乗るときに、守ること

●子どもの体格にあった自転車に乗せる。(大人の自転車には乗せない)●前ブレーキ・後ブレーキの両方を使って自転車を止める。●止めるときは必ず左足で着地させる。●片手ハンドルはしない。●雨の日には乗らない。(やむをえない場合でも傘をさしての運転はしない)●二人乗りやジグザグ運転は絶対にしない。●自転車同士横に並んで走らない。●自転車のハンドル、ブレーキ等の整備点検の仕方を教え、不具合の場合には自転車に乗らないという約束をしましょう。

狭い路から広い道に出るときや、見通しの悪い交差点や曲がり角では、必ずいったん自転車からおりて右・左・右と安全確認をするようにしましょう。
  ポイント 「気をつけて」と言った抽象的な言葉ではなく、「広い道に出るときには必ず一旦自転車からおりて、右・左・右を見て車が来ないことを確かめてから通過するように」など、「何が危険でどういう行動をとればいいのか」と言うことを具体的な言葉で伝えることが大切です。

車の通る車道はできるだけ走らないようにしましょう。
  ポイント やむをえないときは道路の左側をまっすぐ走るようにしましょう。

できるだけ「自転車通行可」の歩道を走るようにしましょう。
  ポイント 歩道を走る場合は歩行者に十分注意し、歩行者に接触しないように走る習慣を付けさせるようにしましょう。


お父様、お母さまにお子さまといっしょに取り組んでみましょう

日頃からお子さまと一緒に交通事故を防止する取り組みをしましょう。


子どもと一緒に歩いてみて、「見える危険」と「見えない危険」があることを子どもの目線で確認しておきましょう。
子どもと道路を歩く時間を、「正しい行動を子供に教えるチャンス」と捉え、時間をかけて、きちんと教えましょう。
子どもと一緒に歩くときは、日頃から、安全確認の意味や行動を具体的に教えるようにしましょう(例:なぜ右・左・右を見るのか、どういう風にやるのかを教える、実際に一緒にやってみる、そのとき子どもの考え・意見を聞いてみるなど)。
子どもを車の運転席に座らせ、親が外に出てかがんでみるなどをして、車の死角を実感させることも大切ですね。
家庭内で身近な事故事例やヒヤッとした体験について話し合い、どうしたら危険な目に遭わなくてすむか一緒の考えてみることもよいでしょう。

※教えたことがうまくできたらまず褒めること。習慣化の動機付けになります。


お父さま、お母さまに特に気をつけていただきたいこと

お父さんやお母さんが交通ルールやマナーを守らないと子どもの教育はできません。日常のお父さん、お母さんの行動が子どもに悪い影響を与える場合があります。

子どもと一緒に歩いているときに、信号を無視したり、横断歩道の近くでも横断歩道を渡らなかったりする。」
子どもを車に同乗させて運転しているときにルールやマナーを守らない。」
というようなことがないよう、お父さん、お母さん自らが、正しい交通ルールを実践していきましょう。また以下の点にも十分に気をつけてください。

子どもの出がけに叱らないようにしましょう。
遠くのお店に自転車で買い物に行ってもらったり、夕方の薄暗くなった時間に急ぎの買い物を子どもに頼んだりしないようにしましょう。
幼児を一人歩きさせず、勝手な行動をしないように、買い物や立ち話中でも絶対に子供の手首を放さないようにするなど、お父さん、お母さんも良い習慣を身につけるようにしましょう。
歩車道の区別のない道路を子供と一緒に歩くときは右側通行をし、車と向かい合う形を取るようにしましょう。また、お父さん、お母さんが歩道の車道側を歩くようにしましょう。

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