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社会貢献活動レポート

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第24回 4生協パルシステム事業推進本部の「安全運転推進」 安全運転統一行動で事故をなくす 社会的責任と生協事業
「さん、さん、産直〜、パルシステム〜♪」と、こんせんくんが踊るテレビコマーシャルが子どもの間でもちょっと人気だとか…。街を走るこんせんくんを見て「パルシステムの車が走っている」と認識してくれる人も増えているのではないでしょうか。そうであれば、パルシステムの車両はある意味「動く広告塔」でもあります。徹底的に安全運転が求められるでしょう。そうはいっても「これで絶対交通事故は防げる」というものはなく、毎日毎日きちんとルールを守ることしかありません。4生協パルシステム推進本部は昨年から「安全運転統一行動」を定め、安全運転の推進に取り組んでいます。取り組みについて安全運転推進チーフの薩本史郎さんと同スタッフ澤田雅吉さんに話を伺いました。

車や人、地球にもやさしい運転を

薩本史郎さん(左)と澤田雅吉さん
05年に東京マイコープ・パルシステム神奈川ゆめコープ・エルコープ・ドゥコープで4生協パルシステム推進本部を立ち上げ、安全運転に関しても「統一行動」を定めて4生協の全担当者がこれを守っていこうということを決めました。統一行動の重点目標は、「左回り乗車」「一時停止での完全停止」の2点です。「左回り乗車」とは、乗車前に車の周りを左回りに回って目視による安全確認を行い、後方を確認してから乗車することです。「これまでに他生協で、小さいお子さんがいるのに気づかずに重大な事故が起きています。車にもやさしく、人にも地域にもやさしい『左回り乗車』を推進しています」と薩本さん。
2つめの目標は、一時停止での完全停止。車に慣れてくると停止ラインより前で止まったり、停止せずにスピードを落とした状態で信号が変わるのを待ったりしますが、きちんと止まって確認しなかったばかりに事故が起きたりします。「まず、この2点をしっかりやりましょうと、昨年4月から統一行動として掲げています」(薩本さん)。

今年6月からは道路交通法が改正され、駐車違反の取り締りが厳しくなりました。5分以上車を離れていると放置車両とみなされるため、最重点取り締まり地域ではパルシステムでも2人乗車を実施しています。この改正によって事故が増えたということはありませんが、配送担当者の精神的負担は増えていると思われます。

昨年より実施 安全運転指導員の育成

上江橋モータースクールでの研修の様子。トラックでの狭路走行で、タイヤの軌道を確認中。
今年度、第1四半期の事故発生を見てみると、重大な事故は起きていませんが、バックの事故が全体の4割を占めます。また、運転者を(1)入社3カ月未満、(2)3カ月〜1年未満、(3)1年〜3年未満、(4)3年以上に4分類すると、(1)の3カ月未満に事故が集中しています。担当者の入れ替わりが多いという状況の中、入協時に安全運転をどのように意識づけ、交通法規を守りながら運転するかが、継続的な課題であるといえます。

対応策として教育体制のあり方を考えてきましたが、昨年から安全運転指導員の育成を始めているそうです。安全運転センターで3日間の研修を受け、モータースクールで1日実技研修を終了した者を指導員と認定します。現在、指導員は40人ですが、最終的には各事業所に1人配置したいと考えています。委託協力会社のみなさんに対しても、同じように指導員を置くよう要請しています。

安全運転ハンドブック
安全運転推進チームでは昨年、『安全運転ハンドブック』を作成し、全担当者に配付しました。ハンドブックでは、「運行前の点検」「運転業務での留意点」「帰着後の作業」に分けて、各シーンでの留意点についてイラストを交えて説明しています。

「安全運転」といっても特別なことではなく、当たり前のことを繰り返し行っていくことでしかありません。例えば重点目標の「左回り乗車」も、急いでいる時はつい省略してしまいたくなり、その当たり前のことがなかなかできない。「そこで事故が起きる」と澤田さんは指摘します。できて当たり前のことをやり続ける…。簡単なようですが難しさがそこにあります。事故の特効薬はない。日々の積み重ねがあるのみです。

4生協パルシステム推進本部といっても、それぞれの生協やセンターごとにさまざまな違いがあるので、伝え方に工夫しながら、統一行動を進めているとのことです。これまでの安全運転推進の取り組みにより、重大課題についてはかなり浸透してきており、薩本さんと澤田さんは、「配送担当者たちの意識が上がってきている」と感じています。しかし、新人も含めて全員に徹底できている、というところまでは、まだ至っていないとも感じています。今後の取り組みとしては「重大課題の徹底」「新人教育の徹底」に力を入れていきたいとしています。

上江橋モータースクールでの研修の様子。スキッド走行という、ぬれた路面での制動体験。
「人身事故でも物損事故でも被害者の怒りは同じです。運転に絶対の安全はありません。いかに危険を減らしていくかを毎日意識して運転してほしい」と澤田さんは最後にこう語りました。

*本ページの内容は2006年11月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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