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社会貢献活動レポート

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第22回 ハイコープ センターエリア別産地交流の取り組み 農業生産県のメリットを生かし、センターごとに地域産地と交流する 社会的責任と生協事業
「食と緑の交流事業」の田んぼの学校 バケツ稲コンテスト入賞者のみなさん
「食と緑の交流事業」の畑の学校 ミニ収穫祭 JAつくば市谷田部との交流 田植え

茨城県は北海道、千葉に次いで全国第3位の農業生産県です。一大消費地の東京へも近く、温暖な気候は年間を通じて耕作が可能という恵まれた地域。茨城県にはパルシステムの産地も多くあり、ハイコープでは生産地にある生協として地域の産地との交流が盛んです。産地交流は県内に7つあるセンターと地域の産地が交流する「センターエリア別産地交流」を行っています。センターエリア別産地交流について、ハイコープ組合員活動支援部の吉田明夫部長代理と込山傑運動推進課長のお二人にお話しをうかがいました。

地域エリア内の産地と交流

組合員活動支援部
吉田明夫部長代理
ハイコープでは2003年ごろから「産地との交流は、センターが中心になって取り組んでいこう」ということになりました。ハイコープのセンターの運営には、各地域委員会・各チームの代表2名、エリア理事、センター長、副センター長で構成された、各エリアのエリア委員会がかかわっています。そして、そのエリア委員会を中心にさまざまな行事を企画しています。
エリア委員会の企画はたくさんありますが、その中で産地交流は無理のない交流ができればと、年頭に生産者と相談して交流企画を決めます。地域エリアでの交流なので参加者は年々増加、05年は3千人が参加しています。パルシステム全体の交流参加者が1万5千人くらいですから、3千人というのは参加者としては多い方と言えるでしょう。エリア内に産地があるメリットと言えます。
ハイコープの7つあるセンターは、それぞれ地域の産地と交流しています。
  1. ひたちセンター(JAひたち)
  2. なかセンター(茨城BM)
  3. みとセンター(茨城産直茨城支部)
  4. かしまセンター(エコーたまつくり)
  5. つちうらセンター(JAつくば市谷田部)
  6. やたべセンター(JAつくば市谷田部)
  7. しもつまセンター(茨城産直八千代支部)

パルシステムの産地であるJAつくば市谷田部とは02年に、パルシステム連合会、ハイコープ、ジーピーエスとの四者で「食と緑の交流事業推進協議会」を立ち上げ、田んぼの学校、畑の学校、きのこ栽培などを行っています。
これらの産地の中でJAひたち、茨城BMは、ハイコープが契約をして交流を始めた産地です。

▼「食と緑の交流事業」のきのこ栽培 しいたけ植菌作業体験 ▼エコーたまつくり  収穫祭 ▼「食と緑の交流事業」の畑の学校 ミニ収穫祭
▼茨城BMとの交流 稲刈り ▼茨城産直八千代支部との交流 草もち作り体験風景

初めての田植えで農に“はまる”

運動推進課
込山傑課長

全国第3位の農業県に住んでいても農家の出身でなければ、田植えや畑は初体験。子どもだけでなくお父さん、お母さんも農業は初めての経験です。オムツをつけた子どもが田んぼの中で全身泥んこになっていたり、田植えに来て、子どもたちに「ねえ、どうすればいいの?」と聞かれたお父さん、お母さんも「どう教えたらいいんだろう…」とわからずに困惑。しかし、田んぼの魅力に“はまって”開始以来ずっと参加している家族や、子どもたちに「田んぼの土のヌルヌル感を味わせたい」と参加している人もいます。生産者も「おっ、あの人は初めてだな」「こっちの人は俺より上手だ」などと思いながら指導していらっしゃるそうです。生産者も今では機械植えで、手植えはほとんどしないので、参加者の方が慣れている場合もあります。
 「食と緑の交流事業」の田んぼの学校、畑の学校、きのこ栽培は登録制。現在、登録者は、田んぼの学校150名、畑の学校106名、きのこ栽培は71名だそうです。
 田んぼの学校では田植えに参加した人にバケツ稲を持って帰っていただき、家で育ててもらっています。それを、収穫祭の時に持ってきてもらいコンテストを開催します。よく育った人もいれば、「バケツだけ」の人や、穂が出なかった人、鳥に食べられちゃった人などさまざま。天候や環境などいろいろな条件で農産物の収穫は変わることをちょっぴり学びます。

思い通りにいかない収穫…自然を実感

産地交流で大変なのが「収穫」です。植えつけたものはできれば自分で収穫したいのが人情ですが、そこは自然の産物、気候や温度によって予定通りではありません。収穫予定日前にとうもろこしが実ってしまった場合などはやむなく生産者が収穫して保存しておくそうです。地元の産地であっても急に「収穫します」と、登録組合員に呼びかけて収穫するのはむずかしいようです。しかし、参加することで“収穫も思い通りに行かないもの”“農産物は工業製品のように規格どおりのものができない”ことを実感することができます。野菜嫌いの子どもが自分の作った野菜は残さず食べるようになったという話もあります。

ハイコープのエリア別産地交流は、地域の人が地域の農業を理解する、まさに「地産地消」の大きな一歩なのでしょう。

*本ページの内容は2006年7月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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